産後の骨盤矯正で効果的なダイエットを! ママに人気の骨盤ベルト3選
女性は妊娠すると体重が増加しますよね。
これは、お腹の中の赤ちゃんを守るためですので、自然なことです。
むしろ、体重が増加しない方が、まずいです。
妊娠で15キロ体重が増加したとすると、出産で胎児や羊水の分を差し引いても10キロくらい体重が増えた状態になります。
出産したから体重が戻るわけではないのです。
この10キロはほとんど皮下脂肪ですね。
さらに困ったことに、出産後は太りやすい体になってしまう傾向にあります。
多くの女性が出産後に体型が変わってしまうのはこのためです。
なんで女性が出産後に太りやすい体質になってしまうのかと言うと、妊娠、出産という経緯を経て骨盤がズレてしまうことが原因として大きいと言われています。
骨盤のずれを矯正するアイテムに骨盤ベルトがあります。
骨盤ベルトで骨盤のずれや歪みを矯正することで太りやすい体になることを防止することで、産後ダイエットを効率的にすることが、妊娠前の体型に戻るためのコツになります。
ただ、この骨盤ベルト。
良いものもあれば、良くないものもありますので、今回は、骨盤ベルトの仕組みと個人的におすすめの骨盤ベルトを紹介します。
目次
出産することで骨盤はどうなる?
骨盤は、赤ちゃんが生まれてくる時の通り道になります。
よく安産型の人は、骨盤が広いなどと言われますよね。
骨盤が狭いと赤ちゃんが上手く通れませんよね。
ですから、人間の体は良くできていて、妊娠するとリラキシンと言う女性ホルモンが分泌されます。
このリラキシンと言う女性ホルモンは、骨盤周りの関節や、靭帯を緩める働きがあります。
要は、骨盤周りの関節や靭帯を緩めて赤ちゃんが通りやすいようにするということですね。
そして、本来なら赤ちゃんを出産するために開いた骨盤周りの関節や、靭帯は出産が終われば、自然と元に戻ります。
ところが、出産に伴って、筋力が低下していたり、姿勢が悪かったりすると、この開いたり緩んだ骨盤周りの関節や筋肉が緩んだままになってしまうことがあります。
骨盤が歪むことで太りやすい体になる理由
骨盤が開いたままだと下半身太りになる
骨盤が開いている状態は、違う言葉で言うと骨盤が広くなっている状態ですよね。
また、骨盤が開くと肩甲骨などにも影響を与えます。
まあ、簡単に言うと、骨が広がっている状態になります。
そして、骨が広がればそれだけで大きく見えますし、広がった隙間に脂肪がつくことで更に大きく見えてしまいます。
また、骨盤が開くことで、内臓が下に下がってしまうことも下半身太りの原因となります。
骨盤は内臓を支えている部分ですので、骨盤が開くことで内臓も下に下がってしまうと言うわけですね。
内臓が下に下がるとそれだけで、所謂、ポッコリお腹になってしまいます。
骨盤が開いたままだと、基礎代謝が悪くなる=太りやすい体質に
上記のように、骨盤が開くことで内臓が下がってしまうと、内臓の働きが悪くなります。
もちろん、消化の働きも阻害されるため、食べたものが中々消化されず、そのために内臓で使うエネルギー量が低下します。
これが、基礎代謝の低下につながるわけですね。
また、骨盤の開きに伴う筋力の低下も基礎代謝の低下につながります。
基礎代謝とは、何もしていない状態で消費されるエネルギーのことです。
1日に使うエネルギーの半分以上が基礎代謝であると言われていますから、極端な話、基礎代謝が高い人は何もしなくてもエネルギー消費量が高いため、太らないと言えます。
同じ体型の人が同じ量の運動をすれば、基礎代謝の高い人の方が痩せるということになります。
ですから、スリムな体を目指している人は、まず基礎代謝を高める努力をします。
基礎代謝が悪い人は、痩せにくく、太りやすい体質ということになります。
まとめると、妊娠によって、骨盤が開くことによって、内臓が下がり、それに伴って基礎代謝が低下してしまうため、痩せにくく、太りやすい体になってしまうということですね。
骨盤が開いたままだと、血行不良、冷え性、むくみ、便秘を引き起こす
内臓が下がることで、基礎代謝の低下を起こし、血行不良、冷え性、むくみ、便秘などを引き起こすこともあります。
全て、痩せにくい体を作る原因となりますね。
骨盤ベルトってどんな構造になっているの?
ここまでの説明の通り、骨盤の開き、歪みは、産後のダイエットの大きな弊害になります。
ただでさえ、皮下脂肪がついてしまっているのに、更に、痩せにくい体になってしまっていては、ダイエットもつらいだけで、効果も期待できません。
ですから、産後出来るだけ早い段階で骨盤を元に戻す必要があります。
骨盤矯正の一つの方法として骨盤ベルトがあります。
骨盤ベルトとは、簡単に言うと、骨盤を固定するベルトです。
骨盤ベルトをすることによって、開いてしまった骨盤周りの関節や、緩んでしまった靭帯をサポートすることができます。
産後に開いてしまった骨盤は自然にもとに戻ろうとします。
その元に戻る動きを、サポートをする役割をするものですね。
骨盤ベルトを装着することによって、しっかりと骨盤周りの関節や靭帯の緩みをサポートし、産後開いてしまった骨盤を元に戻すためのサポートをするのが骨盤ベルトなのです。
そして、結果的に開いた骨盤が妊娠前の状態に戻ることができれば、痩せにくい体になることはなく、ダイエットの負担もかなり軽減できるはずです。
ですから、特に産後の骨盤ベルトは、産後ダイエットにとって必要不可欠な商品であると言えるのではないでしょうか。
骨盤ベルトと言っても、いろいろと種類があります。
骨盤を支えるタイプのもの、ガードルのように履くタイプのもの、骨盤をしっかりと固定するタイプのものなど様々です。
また、骨盤ベルトには、産後しか使えないもの妊娠中でも使えるものなどがありますので注意が必要です。
タイプ別におすすめの骨盤ベルトを紹介しますね。
おすすめの骨盤ベルト支えるタイプの定番トコちゃんベルト
骨盤ベルトとしては、最も有名な商品ではないでしょうか。
産婦人科医も推奨している商品ですね。
一部の病院や助産院などでも購入できる骨盤ベルトです。
それだけでもかなり信頼できそうな感じはしますね。
トコちゃんベルトは、骨盤の軸を支持するタイプの骨盤ベルトです。
妊娠初期から産後まで長く使える骨盤ベルトであるのが、大きな特徴ですね。
妊娠中は骨盤関節の緩みを防ぎ、産後は骨盤関節の回復を促進します。
HPでトコちゃんベルトの正しいつけ方や骨盤ケアに関する情報を提供している点もかなり嬉しいですよね。
おすすめの骨盤ベルトガードルタイプの骨盤ベルトワコール産後ガードルシェイプマミーガードル
ガードルタイプの骨盤ベルトの特徴は、履けることですね。
まあ、装着が簡単であると言うことです。
ベルトタイプと比べると、若干締め付けは弱いようです。
ワコールと言えば、インナーウェアの老舗ブランド。
骨盤周りをしっかりと締め付けることで骨盤を安定させます。
ファスナーで締め付けの強さを調整できるので、慣れないうちは緩めの調整をして、慣れてきたらしっかりと締め付ける。
そんな調整が出来る骨盤ベルトです。
下着メーカーが作っているだけあって、しっかりと見た目にも気を使っている所が人気の秘密かもしれませんね。
見た目的には、骨盤ベルトとは思われないと思います。
おすすめの骨盤ベルト骨盤をしっかり固定犬印産後すぐ骨盤ベルト
骨盤をしっかりと固定するタイプの骨盤ベルトです。
固定タイプは、産後の骨盤を戻すことに対して効果があることが特徴です。
産後でグラグラしている骨盤を早めにしっかりと固定することで早期の骨盤の回復に期待が出来ます。
フロントクロス構造と言う特殊な構造で産後のベッドに寝たままの状態でも簡単にしっかりと締めることができます。
まさに、名前の通りですね。
まとめ
出産だけでも相当大変なのに、産後もダイエットをしなければならないなんて女性は辛いですよね。
そして、一番最悪な事態は、出産をきっかけに痩せにくい体になってしまうことです。
そうなってしまうと、中々ダイエットも難しくなります。
極端なことを言うと、産後の骨盤の開きを直すか直さないかで、おばさん体型になってしまうか、元の体型に戻れるかの分かれ道になるのではないかと思います。
骨盤ベルトを産後できるだけ早い段階で装着することで、骨盤の開きが元に戻ることをサポートしてくれます。
妊娠前のスリムな体型に戻るためにも骨盤ベルトをすることをおすすめします。