知っているようで知らない腰痛についての事。入浴剤で腰痛改善効果をアップさせよう!

入浴・入浴剤

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腰痛というと歳を取ったらなるものと思いがちですが、実は年齢に関係なく誰にも起きるものってご存知でしたか?

確かに加齢による腰痛が多いのは事実ですが私たちの身の回りには腰痛を引き起こしてしまう事柄がたくさんあるのです。

そんな起きてしまった腰痛を直すには毎日のお風呂タイムに入浴剤をプラスするだけで効果がグンとアップするのです。



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腰痛について知ろう

意外と知らない腰のしくみ

私たち人間は他の動物とは異なり2足歩行をしていますよね。

その2足歩行を支えるのが背骨と言われています。

脊椎は背中から肋骨などの全身の骨を支えており、正面から見るとまっすぐに見えますが、横から見ると軽いSカーブを描きながら体を支えています。

脊椎は1本の骨ではなく、24個のブロックから構成され上部から頚椎、胸椎、腰椎、仙骨、尾骨までを結んでいます。

この24個のブロックがS字カーブを描くことにより私たちは立ったり、座ったりなどの滑らかな動作ができるのです。

そしてこの24個の脊椎のブロックはただ積まれてしまっては重たい体重を支えているうちにすり減ってしまうので、ブロックの間にはクッションの役目となる椎間板というものがあります。

この椎間板は髄核を繊維輪が囲むように形成されています。

どうして腰痛が起きるのか

一般的に腰痛というのは脊椎の中でも腰椎に当たる部分の異常が原因とされています。

なかでも腰椎の第4,5腰椎は上半身を支えて全身の運動をするうえでどうしても大きく負担がかかってしまい各種負荷によって椎間板のクッション機能がうまくいかず腰痛が起きるという事になってくるのです。



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腰痛の種類

ぎっくり腰

急に重たいものを持つ時やかがんだ時にいきなり腰に激痛が走るのが、このぎっくり腰です。

よく荷物がたっぷり詰まった段ボールや子供を抱っこしてなる方もいますよね。

理由は他にもさまざまですが、急な負荷に腰椎のずれが生じることによって起こるとされています。

明確に原因が特定できないとされる非特異的腰痛の一つに、ぎっくり腰も含まれており、生活習慣や体制が原因の場合もあるとされています。

また、一度ぎっくり腰になった人は2度、3度の再発しやすいのが特徴的です。

腰椎間板ヘルニア

腰椎の間を支える椎間板の異常から発生するとされている病気です。

椎間板は髄核を繊維輪が囲むように形成されていますが、この髄核が脊柱管から飛び出てきて、椎間板が膨隆することによって周囲の神経を圧迫して起きるとされています。

原因としては老化、長期間同じ姿勢、スポーツでの障害、肥満、腰椎を支える筋力の低下、打撲などがあげられます。

痛みとともにしびれなども起きてくるのが特徴です。

改善としては膨隆している椎間板を引っ込めるような手術や、しびれなどを軽減する保存的な治療があります。

腰部脊柱管狭窄症

脊椎の中には空洞の部分があり、それを脊柱管と呼びます。

何らかの原因が引き金となってこの脊柱管が狭まってしまうと中に入っている血管や神経などが圧迫されて、神経根が圧迫されてしまいます。

そうなると足のしびれや冷感とともに、痛みが発生すると言われています。

内臓の病気でも腰痛は起こる場合も

腰椎の異常以外でも内臓の病気によって腰痛を感じるケースもあります。

胃潰瘍や十二指腸潰瘍では内臓の機能が弱まることによって支える筋肉が衰え腰痛を起こす場合もあります。

また便秘が慢性的になってお腹に老廃物が溜まっている状態や、腎臓疾患、尿路結石、子宮筋腫など多岐に渡るのが内臓の病気による腰痛の特徴と言えます。

ただの腰痛だと思っていてもとっても怖い病気が潜んでいるケースも見受けられるので、心配な方は一度専門医への受診が望ましいでしょう。

腰痛を引き起こす生活スタイルとは?

同じ姿勢を続ける

立ち仕事が多い方、デスクワークが多い方、長距離の運転をしている人にも腰痛は多く発生すると言われています。

これは同じ姿勢が続くことによって体の筋肉も使われている部分と使われない部分が出てきてしまい、体の柔軟性が失われ凝り固まった状態になって腰痛が発生してしまうケースが多いとされている為です。

体のゆがみ

腰椎は体の骨盤や上半身を支えていますが、体が歪んでいるとうまく体を支える事が出来なく負担がかかり腰痛を引き起こす原因にもなると言われています。

いつも足を片方に組んでしまう癖があり、鏡を見て方の位置が左右おかしいという方で腰痛を感じている人は体が歪んでいる可能性があります。

食事を片方の歯でばかり食べている人も要注意です。

結局はいつも同じ筋肉ばかり使ってしまい、使っている方の筋肉はその分疲労物質が溜まり、使っていない方の筋肉は衰え体のバランスが歪んでしまった結果腰痛に繋がるのです。

筋肉の疲労

激しいスポーツや力仕事、などで無意識に体の筋肉を酷使していてたり、筋力の低下によっても腰痛は起きるとされています。

これは筋肉が疲労でうまく働かずか、筋力の低下によって体の体重を腰椎が支えきれなくなり腰痛が発生するという事が言われています。

また筋肉を酷使する事によって乳酸などの筋肉疲労物質が溜まってしまい、一定量を超えると腰痛が発生しているケースもみられるようです。

若い人でも多いのが筋肉の疲労による腰痛と言えます。

血行不良

全身の巡りが悪くなると腰に必要な栄養が行き届かなくなり、老廃物を流せず溜まってくることで腰痛が起こる原因になると言われています。

きつい下着による締め付けや、肥満も影響するとされています。

肥満では脂質異常症や高血圧などで血の巡りが悪くなる事が要因となって起きる場合と、肥満による体重増加を体が支えきれず結局腰椎に負担がかかりすぎて起こる腰痛もあります。

腰痛解消の対策とは

体操

普段運動不足の人や、運動習慣がなく腰痛を感じている人は適度に運動をすることで体を支える筋肉を付ける事が出来ます。

また血流の改善にも効果的です。

方法としては床に寝転んで手は左右広げ、両足を揃えて30度の角度に上げて浮かせます。

10秒数える事を5回1セットとして1日に2回はしましょう。

もちろん途中で腰に激痛が走ったりする場合はすぐに中断したり、元々腰が痛くて体も動かせないという重症な方は避けましょう。

また腹筋の動きも効果的とされています。

床に寝そべり軽く膝を曲げて、ゆっくり状態を起こしたらそのまま5秒間キープします。

これを10回行います。

さらに床に寝そべり軽く膝を曲げて、今度は頭をは床に付けたまま、腰を浮かせる動きをします。

お尻をすぼめる事を意識しながらゆっくりと元に戻し、これも10回行いましょう。

床に寝そべる動きは硬い床だと腰に負担がかかる場合があるので、ヨガマットなどをひくと負担軽減が出来ますよ。

ストレッチ

長時間のデスクワークや長距離の運転など同じ姿勢などで体が凝り固まっている場合に効果的です。

椅子に座って顔は正面を向いたまま、体は上半身のみを左に向けて5秒キープします。

これを同様に右側もしましょう。

左右交互に5セット行うと完了です。

さらに背中を曲げて筋肉を伸ばしてあげるストレッチも良いでしょう。

椅子に座ったまま腰を丸め、片方の足を抱え込むよう姿勢を5秒間取って元に戻ります。

これを左右5セットずつ行うと完了です。

椅子に座ったままできるので仕事の合間はもちろん、自宅でテレビを見ながらでもラクラクできちゃいますね。

ストレッチも運動と同様に無理のない範囲で行い、炎症が強い時や痛みが強い場合は避けましょうね。

湿布

腰の痛みが気になる部位に直接張れるので比較的早い効果が実感できます。

ここで注意なのが湿布の選び方です。

湿布の中でも温湿布は幹部を温め血行を良くすることで症状の改善を期待できます。

筋肉のコリや同じ姿勢などからくる血行不良からくる腰痛には温湿布が良いでしょう。

またスポーツでの炎症やぎっくり腰などの場合は炎症を鎮めるために冷湿布が良いでしょう。

どの湿布も長時間張ると粘着剤でのかぶれや赤みの原因になりますので、湿布の塗布の目安時間は必ず守りましょう。

張る場合は張りたい部位をしっかりと清潔にしたうえで汗なども拭きとりましょうね。

入浴

腰痛の原因となる筋肉の疲労を取り除いてあげて、血行を良くしてあげることによって腰痛は軽減できるとされています。

お湯に入ると自然と水圧がかかり、それがマッサージになりますし、水の浮力によって腰の負担の軽減もできるとされています。

お風呂に入っていると血行が良くなりますので、同時に軽くストレッチをし、たり無理のない範囲で体を軽く動かしてあげると無理なく筋肉の疲労軽減をすることもできますね。

腰を左右に捻じ曲げるツイストの運動や腕を左右で組んで頭の上に上げ左右に揺らすというのも効果的です。

毎日忙しい日々でゆっくりお風呂になんて使っていられないという方もいらっしゃるかもしれませんが、週末や比較的時間がある時でもシャワーではなく湯船につかる習慣をつけましょう。

入浴は腰痛改善に効果的ではありますが、入浴が効果的な腰痛と逆に悪化させてしまう腰痛もあります。

入浴が効果的な腰痛としては、同じ姿勢が続いて筋肉が凝り固まっている状態や、クーラーなどの冷えを感じている場合、血行不良を感じている時、運動不足による腰痛の時によいとされています。

その一方でスポーツなど激しい運動での腰痛や炎症が起きている場合、強い痛みを感じている場合の入浴は症状を悪化させてしまう可能性があるので避けましょう。

腰痛での入浴には入浴剤がおすすめ

お湯+入浴剤で相乗効果!

腰痛の原因とされる血行不良の改善によい入浴ですが、入浴剤を入れる事でより効果のアップが期待できます。

冷え性などからくる腰痛や筋肉のコリからくる腰痛にも有効な成分が含まれているものもあります。

また入浴剤によりさらに体を温まり、血流改善も期待できちゃうのです。

効果的な入浴方法は?

入浴の方法としては、熱いお湯にサッと入るのではなく40度以下の比較的ぬるめのお湯にゆっくりつかるのがおすすめです。

短くても10分以上、30分を目安に半身浴で入浴するとのんびりとつかる事が出来ますしより筋肉のほぐれや血行の改善につながります。

のぼせない程度に軽く汗が出るくらいが目安ですよ。

入浴後はしっかりと水分を補給しましょうね。

注目の入浴剤とは

重炭酸湯

ぬるめのお湯でもじんわりと芯から体を温めてくれるので、より腰痛改善が見込めます。

入浴での疲労回復やポカポカの持続が良いと評判の入浴剤です。

きき湯マグネシウム炭酸湯

含まれている炭酸ガスがお湯の中で発泡し入浴すると心地よい刺激を与えてくれます。

また保温性が高くじっくりと体を温め血流改善効果が期待できます。

ドラックストアやスーパーでも購入しやすいのが魅力的です。

クナイプバスソルト

血行促進や発汗作用があるとされる天然の岩塩を使用しており、お風呂でのポカポカ効果をアップさせます。

ソルト一粒一粒に豊富なミネラルを含みすべすべな美肌効果も期待できます。

入浴するとコリがほぐれると評判で、心地の良い香りでリラックス効果もあるとされています。

温浴習慣

冷え性や肩のコリなどに効果的な生薬入りの入浴剤で、体を温め直接気になる部分にも働きかけてくれる安心の入浴剤です。

カンゾウエキス、カッコン、キョウニン、ウコンの天然消炎成分が優しく痛みを和らげると評判です。

入浴後もじんわりポカポカ感が続くという口コミで話題です。

薬治湯 生薬風呂

中国原産のセリ科の生薬を使用しており、入浴での血行促進が期待できます。

神経痛、打ち身、腰痛に効果があると評判でじっくりと気になる部分を温めてくれ入浴後はスッキリとするという口コミが見られます。

バスロマンゆず

寒い冬に備えて当時に柚子湯に入りますが、そんなゆずを成分に配合した入浴剤です。

冷え性、肩こり、腰痛時におすすめで、ゆずの心地よい香りが入浴中のリフレッシュにもなり心身ともに疲れを回復されてくれますね。

まとめ

腰痛が起きてしまうと日々の生活の動作に支障をきたすなどしてとてもつらいものです。

日本の国民病とも言われる腰痛は日々の生活でも改善することが着るとされており、腰痛の原因にもなる血行不良や筋肉の疲労を和らげるための入浴は身近で手軽と言えます。

そんな入浴の効果をさらにアップさせるには入浴剤がより効果的です。

いつもの入浴に自分に合わせた入浴剤を上手に利用して、腰痛知らずのいきいきとした毎日を過ごしましょう!






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