私の産後の体メンテナンンス。噂の骨盤ベルトって何?
先日第一子を出産したばかりの私が、悩まされた産後の腰痛対策についてご紹介させて頂きます。
私は、妊娠前は夏に登山やマラソン、冬はスキーを楽しむほど体力には自信があったのですが…産後の自分の体の変化に驚きました。
産後1ヶ月以上経過しても、腰や足の付け根が痛むのです。
赤ちゃんのお世話で整体に行く時間もありません。
どうしようか悩んだ末に、私は産院でも推奨していた骨盤ベルトを試してみることにしました。
目次
産前産後はなぜ腰痛に悩まされるの?
産前産後は多くの女性が腰痛に悩まされます。
妊娠してお腹が大きくなって、姿勢が悪くなってしまい腰に負担が掛かることや、妊娠中に分泌されるリラキシンという赤ちゃんが産道をスムーズに通れる様骨盤や筋肉を緩めるホルモンの影響などが原因で腰痛がおこります。
お腹の中に赤ちゃんと胎盤羊水、合わせて約5kgの負荷が長期にわたって掛かっているので、腰痛に悩まされるのも当然ですね。
骨盤ベルトを決めるにあたって
一言で「骨盤ベルト」といっても、現在は様々な商品が販売されています。
赤ちゃんのお世話で、なかなかゆっくり買い物に行って吟味する時間もありませんでしたので、インターネットで調べて決めることにしました。
有名下着メーカーから出ているものや、下着ショップオリジナルのリーズナブルなものまでたくさんの種類がありましたが、最終的に私は多くの産院で推奨されているという「トコちゃんベルト」という商品にたどり着きました。
トコちゃんベルトって何?
トコちゃんベルトとは?
トコちゃんベルトとは、妊娠中の骨盤のゆるみを防いで、産後の骨盤のゆるみの回復を促進させてくれる商品です。
妊娠初期からの着用が効果的とのことだったので、もっと早く購入していたら良かったなと思いました。
骨盤を前から後ろに支えてくれるベルトで、お尻の痛みや腰痛、産後のヒップの引き締めやO脚の軽減に効果があります。
下垂した内臓を持ち上げる、骨盤輪を支える、歪んでしまった骨盤や筋肉を整える働きをしてくれます。
ほかにも、トコちゃんベルトを使っていた妊婦さんは分娩がスムーズに進むという統計も出ています。
骨盤を正しい位置や形に整えてあげることで、子宮の形を丸く保ってくれるので、お腹の中の赤ちゃんも居心地が良いそうですよ。
私の出産体験記
私は、陣痛は我慢できない痛みになってから3時間で子宮口が全開になり、スムーズに分娩室に移動しました。
わたしは過去にひどい食中毒になったことがあるのですが、それを同じくらいの腹痛でした。
頭痛や吐き気が無く、陣痛には波があって痛くない時間もあるので食中毒より平気でした。
「楽勝じゃん!よし、あと一息がんばってサクッと産むぞ!」と、張り切って分娩台に乗りましたが、いきんでもいきんでも赤ちゃんが出てきませんでした。
私は、フルマラソンも完走するくらいなので、体力には自信がありました。
陣痛マックスの状態、全力で3時間いきんだ末一向に進まず、促進剤を打って更に1時間いきみました。
それでも、赤ちゃんの頭が骨盤を通ることができず、結局吸引分娩となりました。
お腹をものすごい力で押されながら、5回目の吸引でようやく赤ちゃんと対面することが出来ました。
陣痛より、お腹を押されながらの5回の吸引が一番つらかったです。
後で助産師さんに聞くと、吸引5回目で出てこなかった場合は赤ちゃんが危ないので緊急帝王切開になるということでした。
ぎりぎりで帝王切開を免れたわけです。
何時間もいきんだせいか、産後は尿漏れに悩まされました。
私のように、分娩時骨盤が十分に開かないのも、骨盤の歪みの影響もあるそうです。
ですので、次は妊娠中からトコちゃんベルトをしっかり使って分娩に備えたいです。
こんなに万能な、トコちゃんベルトですが、お値段は有名ブランドの骨盤ベルとよりリーズナブルなのですよ。
ちなみに、妊娠前後以外でも、腰痛や恥骨の痛がある方にもおすすめです。
医学的に、骨盤を安定させる効果が検証されている骨盤ベルトはトコちゃんベルトだけです。
気になる産後の体型戻しにも効果がありますよ。
骨盤を締めて正しい位置にすることで産後の体型を早く戻し、余分な脂肪がつきにくくなります。
実際に私も、産後3か月足らずで、妊娠前の体重、スタイルに戻すことが出来ました。
妊娠前に着用していたピッタリした洋服やタイトスカートも難なく着こなせます。
どうやって着用するの?
ベルトを腰に巻きつけ、そのまま仰向けに寝転がって自分の腰回りの丁度良いところでマジックテープをとめるだけです。
とっても簡単で、忙しい育児中でも気軽に着用できます。
特におすすめのポイント
骨盤ベルトを巻いた上からショーツを着用するので、お手洗いに行く時も骨盤ベルトを外さずに用が足せます。
自宅にいる時は良いのですが、外出先だとお手洗いに行くたびに骨盤ベルトを外していたら大変ですので、この機能はとても助かりました。
肌に直接骨盤ベルトを巻くのに抵抗のある方は、専用のトコちゃんベルト用腹巻も販売されているので、腹巻の上からベルトを巻いて使うこともできるので安心です。
冬場はお腹も冷えるので、腹巻は嬉しいですよね。
どんな場面で使ったか?
私がトコちゃんベルトを購入したのは、残念ながら産後に腰痛や恥骨痛の症状が出てからでした。
産後は、お風呂やシャワーの時以外はずっと着用していました。
症状が落ち着いた今でも、歪み予防のために気が付いた時にちょこちょこ活用していますよ。
新生児の頃の抱っこはまだ赤ちゃんも軽いので良いのですが、3か月を迎えたいま赤ちゃんの体重は7kg近くあるので、抱っこひもで近所のスーパーに行くだけでも重労働です。
腰で7kgの赤ちゃんを支えて、両手に買い物袋・・・かなり腰に負担が掛かります。
骨盤ベルトが手放せそうにありません。
私が腹帯より骨盤ベルトをおすすめする理由
安定期に入った丑の日に、神社に行って安産祈願をしてもらい、腹帯をいただいてくる慣習があります。
もちろん私も行きました。
腹帯とお守りをいただいてきましたが、腹帯は巻いてみたものの、腹巻のようにお腹を冷やさない効果は感じられたのですが、腰痛には効果が感じられませんでした。
もちろん、しっかりと巻くことで、保温以外にも大きくなってきたお腹を安定させる効果は感じられましたよ。
後で調べたところ、腹帯には骨盤を整える効果はありませんでした。
薄い布を巻くだけなので、当然ですね。
ですので、妊娠中も神社からいただいた腹帯はお守りとしって取っておくか、赤ちゃんのスタイにリメイクするなどして、骨盤ベルトを着用するのがおすすめです。
注意点
骨盤ベルトのメリットはたくさんありますが、1つ注意点があります。
それは、産後骨盤ベルトに頼りすぎず、筋力の回復にも努めることです。
産後ジムに行くのは無理ですので、私は自宅で赤ちゃんがお昼寝している時などに軽い筋トレやストレッチをするようにしています。
いまも、パソコンの前でこの記事を書きながらバランスボールに座っています。
○○しながら運動は良く耳にしますが、パソコンの椅子をバランスボールに変えるのは是非おすすめです。
まとめ
最後に、私が愛用している骨盤ベルトである「トコちゃんベルト」のメリットを簡単にまとめます。
・腰痛、恥骨痛の緩和
・産前産後の骨盤の歪みの緩和
・子宮を丸く保つことで、胎児にとって居心地の良い子宮環境になる
・骨盤の歪みを治すことで、骨盤がスムーズに開き安産が期待できる
・産後のスタイルを早く戻してくれる
こんなに良いことづくしの骨盤ベルトを是非試してみてはいかがでしょうか?