骨盤ベルトはいつ装着する?つけっぱなしでも大丈夫?

腰痛用骨盤ベルト

仕事中

これから骨盤ベルトを購入するという人は、骨盤ベルトの装着方法はもちろんのこと、いつ、どの段階で装着すればいいのかということに悩まれると思います。

商品を買ってみたけれど、つけ方の簡単な説明しか同封されていないことがほとんどだからです。

骨盤ベルトの使用に関する知っておきたいことをまとめてご紹介していきます。



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骨盤ベルトはどこにつけるもの?

骨盤ベルトの種類によって、装着方法は様々です。

W構造のものは仮留めをしてから、マジックテープタイプの物やホックタイプの物かどうかでも装着手順は変わります。

しかし、基本的には取り付ける場所は同じです。

それは、「大転子」という部分をしっかりサポートするように巻くこと。

大転子は、足の付け根の大きな骨のこと。

ポコッと出っ張っているところに手を当てて、軽く足を動かしてみてください。

脚を動かすときにその部分が動いていれば、そこが大転子です。

混同されやすいのですが、しめつけるのはウエストではありません。

ウエストを締めるのはニッパーです。

骨盤ベルトは、その名の通り「骨盤」につけなければいいがありませんから、ご注意ください。



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骨盤ベルトは基本的には1日中装着する

骨盤ベルトをいつつけるかどうか悩んでいる人もいると思いますが、基本的には起きている間は一日中装着するのが基本です。

普段は全く腰痛がなくて、ゴルフの時や引越しの時など、万が一のことを考えて予防のためにつけるというのであれば、そのタイミングに合わせればいいでしょう。

しかし、慢性腰痛を抱えていたり、産後の骨盤ひきしめ、ダイエットのための骨盤矯正を目的としているのであれば、1日中つけていてください。

外してしまうと、骨盤が歪みやすくなりますから、正しい位置を覚えるまでは装着しておくのがベストです。

骨盤ベルトをつけっぱなしにするのはよくない?

とはいえ、骨盤ベルトを何カ月もつけっぱなしにするのはよくないという説もあります。

骨盤ベルトは物理的に骨盤をサポートしているため、自分の力で骨盤を支えられなくなるという考えに基づいています。

つまり、装着していることで筋肉が衰えていくということですね。

医療用のガッチリしたサポートタイプなら、たしかにこのようなリスクも懸念されます。

骨盤ベルトを巻いている間だけ腰痛が治まっているというようであれば、適度に運動をしながら筋肉も強化していく必要があるでしょう。

骨盤を矯正するためのソフトタイプの物であれば、基本的にはそこまで心配いりません。

いずれの場合も、骨盤ベルトをつける=痛みの根本解決にはなりませんから、歩くことや適度な運動はいずれにせよ必要になります。

骨盤ベルトは汗をかいたら洗濯!

骨盤ベルトの内側は、体から出る汗でムレます。

骨盤ベルトにが腰痛に良いと言われているのは、腰に直接まきつけることで保温効果が得られることも関係しています。

冷えると血流が悪くなって痛みが強くなるからです。

そのため、骨盤ベルトは目に見えない汗をたっぷり吸収しています。

毎日1日中装着しているなら、数日に一回は洗濯するのがおすすめです。

骨盤ベルトは通気性に優れたものが多いので、入浴後に外して洗えば朝までに乾いていることがほとんど。

必要に応じて洗い替えを用意しておけば、乾くタイミングを気にする心配もありません。

まとめ

骨盤ベルトは、医療用の頑丈なタイプを除いてはつけっぱなしにしていても大きな問題はないでしょう。

ただし、痛みの根本的解決にはなりません。

健康や美容を維持するためには、ある程度の運動も必要です。

骨盤ベルトで快適に動けるようになったら、軽い運動も取り入れたいですね。

また、汗をこまめに洗濯して清潔に保つのもお忘れなく。






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