腰痛でお悩みの方におすすめ!すっきり目覚める敷き布団はどれ?
腰痛があると、朝起きた瞬間から痛みを感じることがあります。
これは寝ている間も体が十分に休息をとる事ができず、負担を感じていたことが原因です。
起床時の腰痛には使用している敷き布団を見直すのがおすすめです。
腰痛でお悩みの方は、腰部に負担の少ない敷き布団を探す必要があります。
腰痛とおすすめ敷き布団をご紹介します。
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寝ているだけで腰が痛くなるのはなぜ?
就寝時は、特に体を動かすわけでもなく、ただ横たわっているだけです。
腰への負担はなさそうなのに、朝起きると腰が痛くなっている…。
このような現象はなぜおきるのでしょうか。
背骨の「S字」が重要!
人間は本来4足歩行で暮らしていました。
4本足で歩くことは体の負荷を分散させ、一点に負担がかかりにくいメリットがあります。
ところが人間は二足歩行に進化したので、重たい頭部の負荷は下半身と上半身をつなぐ腰部部分に集中しがちになってしまいました。
本来なら頭部の重さをそのまま受ける腰部ですが、人間は理想的な進化を果たします。
背骨の骨をゆるやかに湾曲させることで、上半身の負荷を分散するようになったのです。
人間の背骨は一見まっすぐに見えますが、実はそうではありません。
前後に緩やかに曲がり、S字を描いています。
この「S字」こそが重要であり、このカーブを保つ姿勢が一番負荷が少なくなるのです。
現代人は背骨が変形している?
二足歩行を行う人間にとって重要な背骨の「S字」カーブ。
このカーブがきちんと維持されていれば、腰部への負荷は軽減され、腰痛リスクは低下します。
しかし、現代の生活の中で、このカーブを適切にキープするのは難しくなっています。
まず、人間にとってもっとも負荷を感じず、リラックスできる姿勢は「立ち」姿勢。
たっていると背骨のS字をキープしやすく、負荷を感じないからです。
しかしデスクワークの方や学生さんなど、ほとんどの時間「座りっぱなし」という方が増えています。
「座る」という姿勢は一番腰部に負担をかける姿勢です。
さらに、きちんと座っていればいいのですが体を前のめりにしたり、足を組んだり、後ろに反ってみたりすることで背骨は理想的なS字カーブを失い、アンバランスになってしまいます。
猫背、ストレートネックなどの自覚がある方は、背骨が歪んでいます。
腰部への負荷が大きくなるため、腰痛リスクがアップするのです。
寝ている間も、「S字」をキープ!
姿勢が重要なのは起きている時だけではありません。
寝ている時も、「寝姿勢」が腰部への負担を左右するのです。
理想的な寝姿勢は背骨の「S字」がきちんとキープされた状態です。
こうすることで体の負荷を分散することができます。
仰向けに寝ると、腰部には体重のうち4割の負荷が集中します。
この負荷を軽減するためにも、きちんとした寝姿勢をキープすることが重要なのです。
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腰痛は特に35歳から注意!
若い方も腰痛で苦しんでいますが、増え始めるのは35歳を過ぎたあたりから。
このころになりますと、脊椎の間にある「椎間板」が摩耗し、機能を果たさなくなってくるのです。
椎間板の機能は「クッション」。
骨の間にあることで、骨同志の摩擦を抑え、衝撃が脳に伝わるのを防いでくれています。
しかし35歳を過ぎるとこの椎間板が摩耗するため、クッション効果が激減。
腰部への負担が増大し、周りの筋肉や筋が疲弊して腰痛を発症させるのです。
35歳を過ぎたら、とにかく腰部に負担のない暮らしを心がけましょう。
起きている時も、寝ている時も適切な姿勢を取る事が腰痛の軽減につながります。
腰痛持ちの敷き布団はどう選ぶ?
腰痛がある方は、敷き布団を選ぶ際にも注意が必要です。
値段や寝心地ばかりを優先すると、腰痛を悪化させる原因となってしまいます。
朝起きても体が重い、腰が痛いと感じる方は、敷き布団があっていないかもしれません。
敷き布団を長く使っている、へたりを感じるという方は新しい敷き布団選びがおすすめです。
重要なのは、「体圧分散」
腰痛のある方にとって、重視したいのは「体圧分散」機能です。
普通に横たわるだけで、負荷が集中しがちなのが腰部。
そのまま寝てしまうと、血流やリンパの流れも停滞してしまうので、腰痛の症状が悪化してしまいます。
そのため、敷き布団は体が沈み込みすぎないものを選びましょう。
適度な反発力を持ち、腰部をしっかりと支えながら押し返してくれるものがおすすめです。
また、腰部と敷き布団の隙間が開きすぎないことも重要。
腰部に密着し、支える面が広いものをさがしましょう。
寝返りをうちやすいものがおすすめ
人間は寝ている間に20回以上寝返りをうちます。
寝返りが多いのは寝心地が悪いから?
と考えてしまいますがそうではありません。
寝返りは、人間の健康にとってとても重要な動作です。
寝返りをうつことによって、血液やリンパの流れが停滞するのを防ぐ効果があります。
ずっと同じ姿勢で横たわっていると、下になる部分が圧迫されてしまうため、血液の流れが悪くなってしまいますよね。
寝返りは、向きを変えることによって血管の圧迫を避けているのです。
また、日中に不適切な姿勢などを取って歪んでしまった筋肉や骨格も、寝返りによって自然と矯正されます。
きちんと寝返りをうてば、前日の歪みを取り除き、すっきりとした気分で目覚めることができるのです。
通気性の良い敷き布団がおすすめ
人間は寝ている間に汗をかきます。
通気性の悪い敷き布団ですと、そうした湿気を全てうちにこもらせてしまうため、寝心地が悪くなります。
特に暑い季節は敷き布団が暑いと、体も暑くなって寝苦しいですよね。
このような余計な負荷が筋肉を緊張させてしまうため、朝すっきりと目覚めることができなくなります。
また、湿気がこもりやすい敷き布団はカビやダニのもととなります。
ですから、通気性も考慮して敷き布団を選ぶのがおすすめです。
雲のやすらぎ
腰痛に悩む方に人気の敷き布団の一つとして、必ず名前が挙がるのが「雲のやすらぎ」です。
特徴は凸凹の「アルファマット」と呼ばれるマットと、繊維をクロスさせる独自の「クラスクラウド製法」。
横になった時も、寝返りをうつ時も、常に体重を均等に分散してくれる効果があります。
17㎝というボリューム感で、しっかりとした反発力を維持。
厚いのに通気性に優れているので、熱を内部にこもらせません。
「雲の上に寝ているような寝心地」を実感できる敷き布団です。
100日間の返品保証がついているのも心強いですね。
西川 ムアツ ベーシック
「面」ではなく「点」で体を支えてくれる敷き布団です。
適度な反発力を持つので、体が沈み込みすぎず、背骨のS字をキープしたまま眠ることができます。
中芯素材の保水量が少ないため、ダニやホコリの心配が不要なのも嬉しいポイントです。
天候や季節によって品質が変化することがなく、オールシーズン安定した寝心地をキープすることができます。
エアウィーヴ
「エアウィーヴ」は独自の技術「エアファイバー」でできています。
エアファイバーとはポリエチレン製の極細繊維をまるで空気を編むように絡み合わせて作られています。
かるくて通気性に優れているので、湿気を籠らせず、カビの心配もありません。
適度な反発力と優れた体圧分散機能を持ち、腰部への負担を軽減してくれます。
寝心地は、ふんわりやわらか。
柔らかな肌触りで、快適な睡眠を得ることができます。
まとめ
腰痛にお悩みの方は、寝る時の姿勢も重要です。
年をとるごとに腰痛リスクは高まってきます。
腰部に違和感を覚えたら、早急に対策を取るのがおすすめです。
敷き布団を買い替えるのは面倒に思えますが、寝ている時間は一日のおよそ1/3。
かなりの時間を敷布団の上で過ごしているのです。
へたった敷き布団は腰部への負担を増大させ、腰痛を悪化させます。
すっきりした朝を迎えるためにも、体圧分散機能に優れた敷き布団をおすすめします。