腰痛でお悩みの方に最適!骨盤ベルト体操

腰痛用骨盤ベルト

〔P〕バラコンバンド ゴムバンド(チューブ) 太39mm×2m

「骨盤のゆがみ」を解消する方法が、健康雑誌や健康番組などで頻繁に紹介されます。

特に腰痛の患者さんにとっては、とても興味のあるテーマではないでしょうか。

様々な手技・治療法が提案されていますが、その中でも骨盤ベルトを使った体操は、ご自分でできる優れた運動療法です。

五味整体(現自然良能会)の五味雅吉氏により、骨盤調整法として創り出されました。

その後、山田クリニックの山田仁医師によりゴムバンド健康法として、書籍マスコミ等で取り上げられて、一般に広まりました。

現在も多くの方が利用している骨盤ベルトについて、詳しくご紹介します。



腰痛・骨盤矯正用おすすめ骨盤ベルトランキングはこちら




どんな効果があるの?

上半身の体重を支える、骨盤の中にある関節を仙腸関節と呼びます。

関節を動かす時、接する軟骨同士も擦れ合いながら動きます。

体重等の負荷と筋肉・靭帯とのバランスが崩れた時、この関節包内の動きに支障が生じます。

これによっておこる様々な部位の痛み等の症状を、関節の動きを正常化する事で改善する方法が、骨盤ベルト体操です。

痛みやシビレが軽くなったとおっしゃる患者さんが多いですよ。



腰痛・骨盤矯正用おすすめ骨盤ベルトランキングはこちら




なぜ効くのでしょう

ゴムバンドを巻いただけで、なぜ腰痛が楽になるのでしょう。

諸説ありますが、山田医師によりますと、骨盤を広げる力と対抗する力のアンバランスが腰痛を生じさせます。

このアンバランスをゴムバンドの張力が補い、靭帯や筋肉のバランスを整えながら運動する事で、骨盤のゆがみを元にもどすそうです。

またバンドを巻いて回転運動をする事で、大殿筋と大腰筋が仙腸関節を正しく動かして、ゆがみを是正すると最近では言われています。

これにより、骨盤にある関節の位置関係の異常で起こっている痛みが改善します。

骨盤ベルトの種類と価格

元祖といえる自然良能会では、生ゴムのチューブ状バンド「バラコンバンド」を発売しています。

〔P〕バラコンバンド ゴムバンド(チューブ) 太39mm×2m

バラコンバンド ゴムバンド(チューブ)
Amazon.co.jpで詳細を見る
レビュー4件のカスタマーレビュー

応用範囲は広いですが、簡便性には少々欠けます。

最近では、様々なタイプのバンドが発売されており、治療院やネットでも入手可能です。

天然ゴム製でマジックテープにより固定する、幅10㎝位のベルトが一般的です。

価格は、2,000~4,000円です。

定価は高めですが、仕入価格は比較的安いので、治療院で販売されていたら、値切ってみて下さいね。

他に握力の弱い方におすすめの補助ベルト付きのものや、適度な柔らかさで伸縮性・通気性の良いゴムバンドもあります。

価格は同様です。

生ゴムの難点は夏の暑さによるムレですが、これを改善した織物タイプのベルトも発売されていますので、ご検討ください。

正しい巻き方

骨盤の仙腸関節にきちんと巻くことが一番重要です。

腰骨の出っ張りから握りこぶし一つ分下にバンドの上端がくる様に巻きましょう。

ウエストに巻いても効果はありませんので、ご注意下さい。

肌に直接巻かず、必ず下着・衣服の上からつけて下さい。

巻く強さはバンドと下着等の間に指を入れてみて、ようやく動く程度がちょうど良いです。

なお長時間巻く時は、少し緩めにして下さいね。

体操の方法は?

ゴムバンドが正しく巻けましたら、体操を始めましょう。

足は肩幅くらいに開いて立ち、フラフープの要領で腰を水平に、大きく円を描くようにゆっくり回してみましょう。

この時、足を浮かせたり膝を曲げたりしないように気を付けて下さい。

この運動が仙腸関節の包内運動を円滑にします。

1回転2~3秒で、右回し・左回しをそれぞれ30~50回すつを、1日2回です。

最初は無理せずに出来る範囲から始め、疲れたり痛かったら中止して下さいね。

ふらつく方は、どこかに摑まっても良いでしょう。

とにかく継続する事が重要ですので、決して無理はしないで下さい。

こんな腰痛に良いです

腰椎椎間板ヘルニア・急性、慢性腰痛・椎間板症・脊柱管狭窄症・分離すべり症などなど、多くの腰の疾患で治療例が報告されています。

勿論、内臓性の腰痛や整形外科的治療が必要な腰痛は、専門医の治療が最優先されます。

骨盤ベルトご使用に際しては、ご担当医に必ずご相談ください。

注意することは?

寝る時・食事中・安静時は、バンドを外すようにしましょう。

腰に負担の掛かる作業や姿勢をとる時は、巻き続けた方が良いのですが、ムレてかぶれる事もありますので、2~3時間ごとに外すようにしましょう。

また、腰のウエストのあたりが痛い時でも、バンドは必ず骨盤に、気持ち良い強さで巻いて下さい。

まとめ

腰に負担のかかるお仕事の方、様々な治療法を試したがなかなか改善しない方に大変好評です。

一度使うと手放せないとおっしゃる患者さんも多いですよ。

私も骨盤ベルトを、30年以上使い続けています。

一日中前屈みの姿勢で腰に負担の掛かる仕事に従事していますが、就業以来ぎっくり腰になった事は一度もありません。

腰痛の治療は、整形外科さんでの検査・診断・治療が最優先されます。

その上で、補助的な運動療法として、ご活用頂ければ必ず良い結果が得られるでしょう。

治療と予防に大きな効果を発揮しますので、ぜひ一度お試し下さい。






腰痛用骨盤ベルト