腰痛にベッドが良いのか?それとも敷き布団のほうが健康的?腰の改善には何が良いのか徹底検証!
就寝時に腰痛に良い方法はあるのかという疑問を持たれる方は多いのではないでしょうか?
確かに、就寝時こそ体が最も休まる時であるといわれています。
腰にかかる負荷について調べてみたところ立っている時が腰への負荷が100とするなら就寝時は25程度つまり最も腰が休まっている状態だということが分かります。
では、さらに腰を休ませるためにはベッドが良いのか?
あるいは敷き布団が良いのか?
まとめてみました。
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腰痛の原因
現代人が最も悩む腰痛ですが、日本だけでも1000万人以上がこの病気で苦しんでいます。
ただ、腰痛には非特異的腰痛と呼ばれるものが存在し、痛いから病院に行って検査を受けたけど、レントゲンなどでは明らかにされないものがあります。
このようなタイプの腰痛の多くの原因がストレスであって、鬱や過度の心配が重なってこのような問題を抱え込むケースがあります。
そして、ストレス以外の原因として考えられるのが内蔵からくる腰痛です。
ただ、原因の大半は先ほどお伝えしたストレスからくるもので、多くの方が仕事での精神的な苦痛を感じて腰痛を抱えています。
全国の調査でも年々上位には自覚症状のある体の症状として腰痛があげられるほどです。
腰痛は一生ものなの?
実は、腰痛のうち慢性的な腰痛と呼ばれるものは腰痛のうち10%ほどで、いわゆるヘルニアの問題は1か月以上たてば自然に症状が治まるものとして捉えられています。
それ以外の腰痛でも10日ほど安静にすることで治まるものです。
そこで、ポイントなのが就寝時にいかに腰を休ませることができるかです。
しかし、腰痛は一生の問題になりかねないものとして椅子に長時間座ることにより一生つきまとう問題としても考えられるようになっています。
それは、腰への負担が立っている時よりも座っている時のほうが、リスクがあるという事実です。
理解しやすく説明すると、立っている時が腰への負担が100であるなら座った状態はなんと150で1.5倍もの数値に届きます。
現代人の多くの方はまさに座った状態の時間が多いのではないでしょうか?
オフィスワークで一日8時間、通勤帰宅で車の中に計1時間。
家ではソファーで2時間TVを見るとなると11時間あるいは12時間は座っているような状態です。
その間、知らず知らずのうちに腰を痛めて腰痛を抱えている方が大勢おられます。
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就寝時にはどのように腰を休めることができるのか?
ここで、重要なのが座る時間を工夫して減らすことで、それに加えて就寝時にしっかりと休むことです。
では、どのような状態が最も腰への負担がないのでしょうか?
先ほどお伝えした腰への負担が立った状態の100から仰向けでの休んでいる状態だと25まで下がり、横向けだと75です。
いずれにしても腰は休まっていますが、もう一つ知っておくべき点があります。
それは、腰の形を横面から見てS字の状態を維持することです。
人の腰は横から見るならまっすぐにではなくS字の曲線でこの状態をキープできるのなら脊椎がしっかりと固定され腰への負担が少ないことがわかります。
しかし、就寝時でも腰痛を誘発する場合もあるようですがその原因とは?
就寝時の姿勢も悪いと腰痛になってしまうことがある
仰向けで寝た状態でも、お尻の位置が極端に下に沈んでいるといわゆる猫背のような状態になります。
そうなると、当然腰への負担は大きいもので、腰痛を誘発します。
さらに寝ているうちにうつ伏せになって寝るのなら腰椎に負担がかかるような状態になるので良くはありません。
また、腰が今度は反った状態になるとこのようなポーズも腰への負担が大きなものです。
このように、理想的な就寝ポーズをキープするには寝るためのベッドあるいは敷き布団選びがポイントなのがわかります。
では、ベッドと敷き布団ではどちらのほうが就寝時に腰痛を起こさないのでしょうか?
また、腰痛により対応されたどのような敷き布団が良いのでしょうか?
ベッドと敷き布団の違いには何があるのか?腰痛時には?腰痛予防には?
洋風の生活スタイルが浸透している日本社会だからこそベッドで休むということはごく当たり前のことのようになっています。
では、腰痛にはどちらのほうが良いのでしょうか?
ベッドでも問題はありませんが、腰痛を持っておられる方なら敷き布団がすすめられています。
その大きな理由は、敷き布団だと腰を平らな床にあてることができるのでS字をキープしやすいからだと考えられています。
では、ベッドであるならどういったタイプが良いのでしょうか?
腰痛にも対応しているベッドとは?
ベッドが柔らかすぎると真ん中が凹んだ状態になって腰が曲がったような状態で就寝することとなります。
そこで、硬いマットレスのベッドが良いのでは?
と単純に結論しがちですが、それも良くありません。
硬くて背中に自然なS字を保てないまま横向きで寝ようとして、それも体に負担を感じてストレスをより感じます。
そこで、ポイントは硬すぎず、柔らかすぎないものを選択することです。
ここで、ベッドでも腰痛に良いタイプのベッドをご紹介します。
フランスベッド新型スプリングデュラテクノ採用マットレスDT-030-S
スプリングタイプですが高密度なのがこちらのベッドの特徴です。
体への圧が分散するよう設計されていますから快適な寝心地を体験できます。
また、頑丈で長持ちするので長い間、良い就寝をキープして愛用していただけます。
また、通気性にも優れているので、これも長年使用できるためのポイントの一つです。
硬すぎず、柔らか過ぎないベッドで腰痛から守ってくれます。
ここで、おすすめしたい腰痛に対応できる敷き布団
では、ベッドよりも敷き布団のほうが良いということで畳の上に敷き布団にしようという方もおられるはずです。
ただ、ここでどのような布団でも良いですが、さらに腰を守ってくれる高性能な敷き布団もあるのでそちらも簡単にご紹介します。
雲の安らぎ敷き布団
こちらがおすすめしたい腰痛に良い敷き布団の一つです。
こちらは、春夏と秋冬の両シーズンに対応できるように工夫されており冬用として羊毛使用により保温性が高い敷き布団です。
また、通気性の良いように設計されており、さらには凹凸が縦に設計され、横方向に繊維が編んであるクロスクラウド製法です。
これによって体圧が分散されて快適に眠ることができ腰痛にも良い敷き布団です。
腰痛対策に和室の畳の上で休みたいという方におすすめします。
ブリジストン スーパーハード四層敷き布団 3つ折り
裏表で硬さの違う敷き布団で体の調子に合わせて選択していただくことができる敷き布団です。
口コミでも寝起きに腰の痛みがないということで評判の良い布団で値段が\10.800と低コストなのが魅力的です。
持ち運びも軽いので、腰がデリケートだという方にもおすすめしたい敷き布団です。
エアウィーブ
こちらは、まさしくセレブ級の高級敷き布団で、浅田真央や錦織圭などスポーツ選手も愛用しているほどです。
値段は、一番安いカテゴリーで\70.000以上もします。
ただ、腰痛対策には十分に期待できるだけの効果があります。
体圧分散のために最大限の工夫が凝らされており新素材のポリエチレン樹脂を立体的に織り込むことで可能となっています。
かなりの技術で編まれた布団ですから、夏は涼しく冬は保温効果もありと驚きの敷き布団です。
睡眠診断など綿密な研究結果として出来上がった敷き布団ですから、もう絶対に腰痛は嫌だという方におすすめしたい敷き布団です。
まとめ
ベッドも敷き布団もどちらも正確な情報に基づいて賢い選択をして腰痛に十分に対応したアイテムをゲットできます。
就寝の為にケチって安いベッドや敷き布団にしてしまうのなら、その後の活動に大きな支障をきたします。
敷き布団は特に畳の上で日本人が長年愛用してきた歴史ある生活用品ですから、改めてその良さを知ったのではないでしょうか?
人間工学は進んでいる中、敷き布団に関する評価は増すばかりです。
上質の就寝を堪能しましょう。