腰痛に悩む人のために開発された椅子!アーユルチェアーってどんな椅子?
慢性的な腰痛を発症する最も多い原因には、日常生活の中で習慣的に行われる腰に負担を掛ける姿勢や動作にあります。
特にデスクワークで座っている時間が長い人の場合は、知らず知らずのうちに腰に負担を掛けた姿勢になっていることが多く、それが要因で慢性的な腰痛に悩まされている人も少なくありません。
そこで今回は慢性的に腰痛が起こりやすい人のパターンと、長年腰痛に悩む人のために開発された椅子、アーユルチェアーについて紹介したいと思います。
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目次
慢性的な腰痛になりやすい人の4つのパターン
慢性的な腰痛は急性的なものとは違い、重い物を持った時や腰をひねった時に発症するわけではありません。
腰に負担を掛けるような姿勢や動作を長年続けることで筋肉のバランスが崩れ、骨盤にゆがみが生じることで徐々に腰部分の組織にダメージが与えられた結果発症するのです。
慢性腰痛になりやすい人には主に4つのパターンがあります。
常に同じ片方の肩にバッグを下げる
左右交互にショルダーバッグなどを下げている人はあまり問題ないのですが、常に同じ片方の肩にバッグを下げるクセのある人の場合は、上半身だけでなく腰から下半身にかけても身体の左右のバランスが崩れていきます。
その結果腰の筋肉バランスも崩れ、慢性的な腰痛に陥ってしまうのです。
いつも脚を組んで座る
脚を組んで座るスタイルは一見かっこよく見えますが、実はこの姿勢を長年続けていることで腰痛を発症することが多いのです。
脚を組んだ姿勢は片方の脚にかなり負担が掛かる上に、どちらかの骨盤が下がることで左右のバランスが崩れてしまいます。
それと同時に股関節も歪んでくるので、腰回りの血流も滞りがちになり、それが原因で腰痛を引き起こしてしまうのです。
では左右同じように脚を組めばよいのでは?
と思われるかもしれませんが、それもNGです。
脚を組んで座っている時は自然と猫背になっていて、骨盤が傾きお腹に重心がかかります。
その結果、腰にも歪みが出てきて腰痛を引き起こしてしまうのです。
ヒールの高い靴を履くことが多い
特に女性の場合はヒールの高い靴を履いて、スラリとした脚に見せたいという願望があるでしょう。
ところがいつもヒールの高い靴ばかり履いていると、腰が反り気味になり腰関節の内圧が高まります。
すると腰の骨や周辺の筋肉に負担が掛かり、腰痛を発症しやすくなるのです。
ヒールの高い靴を履くのは特別なシーンだけにし、普段はあまりヒールの高くないパンプスなどにするのが望ましいでしょう。
パソコンやスマホで長時間作業することが多い
パソコンやスマホに夢中になっているとつい前かがみになり、腰回りの筋肉が常に緊張状態になります。
腰回りの筋肉の緊張状態が続くと筋肉疲労から炎症が起こりやすくなり、その結果腰痛を引き起こすことになるのです。
デスクワークでパソコンの作業が多い人だけでなく、スマホでゲームに興じている人も慢性的な腰痛を引き起こしやすいので、1時間に1度は身体を軽く動かすなど同じ姿勢を長時間取らない工夫をすることがおすすめです。
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椅子に座っている時の腰に掛かる負荷はどのくらい?
現代人は昔の人に比べると歩くことが少なくなったせいか、椅子に座る時間が長くなっています。
デスクワークの人の場合はさらに長くなり、腰に掛かる負担もそれだけ多くなっているのです。
ちなみに椅子に座る時の腰への負担は立っている時の約2倍、眠っている時の約10倍も掛かると言われています。
そこで椅子に座る時間が長い人には、なるべく腰に負担が掛からない椅子選びが必要になってくるのです。
アーユルチェアーで腰痛の原因になるクセを払拭!
腰痛の予防と改善を目的に作られた株式会社トレインのアーユルチェアーは、座面が2つに分かれていて乗馬の鞍に似た形状になっている椅子で、自然と脚が開脚されるように設計されています。
脚が開脚状態になることで骨盤が前傾して正しい位置に矯正され、脊柱をS字カーブに維持することができます。
すると腰回りの筋肉にかかる負荷も軽減され、ストレスフリーの姿勢をラクに維持することができるのです。
また開脚状態になると自然と脚も組みにくくなり、腰痛の原因になるクセを効果的に払拭できます。
上半身の左右バランスが整えられる
アーユルチェアーに座ると脚が開いている分、身体を支持する座面の面積が広くなるため上半身の左右バランスが整えられブレにくくなり、腰部への負担がうまく分散されます。
さらにアーユルチェアーに座る時はお尻を座面の角に差し込むようにすれば、骨盤が前傾して腰椎が丁度よいカーブに保たれるようになるので、立ち上がった時にも腰が理想的なカーブになるのです。
腰痛は椅子に座っている時よりも立ち上がる時に起こりやすいのですが、アーユルチェアーに座っていればもう立ち上がるのも怖くありません。
骨盤を立てることで腰痛が軽くなる!
普通の椅子に座った場合、よほど正しい姿勢を意識しない限り骨盤が後ろに倒れた状態になり、どうしても椎間板や腰回りに負担が掛かります。
とはいっても正しい姿勢で意識して座り続けることは、思っている以上に難しいものです。
しかし間違った座り方をしているために骨盤が倒れた状態が長時間も続くと、腰痛を引き起こしてしまいそれが慢性化してしまうのです。
一方、アーユルチェアーに座った状態では坐骨の2点で座るスタイルになり、さらに腰当の部分で支えるので意識しなくても自然に正しい姿勢で座ることができます。
つまり骨盤を立てた状態になり椎間板や腰回りの負担が軽減され、長時間でも楽に座り続けることができるのです。
背骨が理想的なS字型になり腰の負担を分散
アーユルチェアーに座る姿勢は自然と脚を開く状態となる「坐骨座り」と呼ばれるもので、股関節を理想的な角度に導くことができます。
それと同時に背骨も理想的なS字型に導かれるため、腰だけでなくその周辺に掛かる負担がうまく分散され、腰痛だけでなく坐骨神経痛の予防や改善にもつながります。
さらに背骨が整うと肩や首のこりも軽減され、腰痛以外のこりや痛みの悩みが解消されることも期待できます。
オフィスや家庭、年齢に応じた商品をラインナップ!
アーユルチェアーはオフィス用だけでなくダイニングや子供部屋、洋室や和室など使用する場所や目的、年齢に応じた商品を数多くラインナップされていて、自分に合ったアーユルチェアーを選びやすくなっています。
まずキャスター付きのアーユルチェアーは移動しやすいので、オフィスや自宅でパソコン作業をする人におすすめです。
次に固定タイプは丸ベースで安定した作りになっていて、身長が低めの人に適しているので子供部屋や高齢者におすすめです。
そして固定した脚が4本ついているスツールタイプは、高さもテーブルに合いますのでダイニングで使うのにピッタリ。
さらに和室でくつろぎたい人には座椅子用にピッタリの、メディカルシートタイプのものもあります。
メディカルシートタイプのものは、持ち運びしやすいので普通の椅子の上に乗せて使う座面シートとしても使用することができて便利です。
会社だけでなく家庭のあらゆる場所に合ったタイプの椅子を選ぶことができ、常に正しい姿勢で座り続けることができるのがアーユルチェアーの大きなメリットであるといえます。
まとめ
アーユルチェアーは姿勢を正すことで腰痛改善につながりますが、効果が実感できるのは2週間から3週間くらいしてからです。
アーユルチェアーに座っている時は腰痛の症状は緩和されますが、正しい姿勢が定着するには個人差がありますが約2週間から3週間は要するからです。
オフィスであまり長時間椅子に座る習慣がない人は、家庭でアーユルチェアーを使用すると効果が実感できます。
長時間椅子に座る場所ではぜひアーユルチェアーを使用して、腰にやさしい姿勢をしっかりマスターしましょう!