腰痛のためのマットレス選び~どんなタイプがベスト? ~

マットレス・敷き布団

腰痛におすすめ 【MLILYエムリリー】マットレス トッパー 優反発&高反発の二層構造 シングル 厚さ5cm

朝起きると腰が痛い。

こんな腰痛はマットレスが原因です。

マットレスがやわらかいと腰痛に良くないというのはよく聞く話しです。

でも腰痛に良いとうたっているマットレスも、種類が多すぎて、どれを選んだらいいか迷います。

腰痛に良いマットレスはどう選べばいいのか、調べてみました。

ぜひ、腰痛改善のためのマットレス選びのご参考にしてください。



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そもそも、なぜマットレスで腰痛になるのか

朝起きた時、腰ががちがちに固まっているような、そんな腰痛になるときは、まずマットレスが原因と考えて良いようです。

これは適度に体圧を逃がせられていないのが原因です。

かだだの一部が沈み込んで、楽な姿勢で寝れない。

または逆に、腰が浮き過ぎでおしりと背中でからだを支えるような姿勢になってしまう、などです。

楽な姿勢を取ろうとして何度も寝返りを繰り返たり、一点に重みが集中するのをさけるため、無意識に他の部分の部分に力が入ったりします。

寝ている間に日中の筋肉の硬直をほぐすことができれば、朝起きた時の腰痛を避けることができます。

も少し詳しく見てみましょう。



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腰痛の原因その一。ヘタってしまったマットレスで寝ている

長年の使用で、よく寝る中心部がゆるやかにくぼんでいる、ヘタったマットレスで寝ていると、そのくぼんだ部分にあたる腰に体圧がかかり腰痛の原因となります。

この状態だとマットレスの寿命なので、買い替えをおすすめします。

腰痛の原因その二。マットレスのかたさ、やわらかさが、合っていない

たとえば、体重の軽い人が高反発のマットレスに寝ると、腰が浮いてしまい固いせんべい布団に寝ているような状態になり、背中とお尻に体圧がかかってしまい、体圧を分散することができません。

また、体重の重い人が低反発のマットレスに寝ると腰の部分が沈み過ぎて血行が悪くなり、腰痛悪化の原因となりかねません。

腰痛の原因その三。楽な姿勢で横になれないマットレスで寝ている

立った時の姿勢のまま、からだがS時のカーブを描いている状態で横になっているのが、体圧がきれいに分散された、楽な姿勢です。

体圧が分散されるようにからだを支えてくれるマットレスが良いマットレスです。

腰痛改善のマットレスを選ぶポイント。その一。耐久性の良さ

せっかく購入しても、またすぐにマットレスがヘタってくぼみができてしまって、腰の部分が沈み込むと、腰痛再発の原因になります。

なので耐久性の良いマットレスを購入することが大切です。

耐久性のあるなしをどこで見分けたらよいでしょうか。

密度が高いマットレスを選ぶ

ウレタンフォームの高反発マットレスでは密度の表記があります。

オンライン通販では商品説明ページで確認します。

寝具点では店員さんに確認します。

この密度が高いほど中身がしっかりしているので一般的に耐久性は高くなります。

密度が25以上のものが10年以上使用できるもの、というめやすと言われています。

通気性の良いマットレスを選ぶ

通気性が悪いと寝汗をマットが吸って、マットレスがヘタりやすくなってしまします。

ウレタンを使っているマットレスは通気性の良さが特徴のようです。

それから通気口が側面についてるマットレス。

側面の端に通気口として穴が開いていて、ベッドで寝がえりをすると、それがポンプの役割をして、寝返りのたびに通気口から空気とおもに湿気が逃げていき、マットレスの下に湿気がたまりにくい構造で、耐久性が高いです。

耐久性が良いと言われる、高反発マットレスを選ぶ

高反発マットレスは耐久性が高いと言われています。

相性がよければ、高反発マットレスを耐久性で選ぶのも一つです。

一般的なコイルマットレスの寿命が5~10年と言われているのに対して高反発マットレスはそれ以上なんだそうです。

ウレタンの高反発もあるようですが、ポリエステル系の化学繊維で編み込まれた中綿で出来ていて通気性がよく、ウレタンに比べて高耐久、そして丸洗いできるタイプのものがあります。

ちなみに高反発マットレスと言うとエアウィーヴが有名ですがお値段が。。

という時は1/3以下のお値段のエアリーマットレスが、いろいろなメーカーから発売されているようです。

好評なようですが、このタイプの高反発マットレスは「固い」「寝返りうつと音がする」という意見もありますので、ご自身で確かめられることをおすすめします。

中にはモットンなど、気に入らない時には返品できるメーカーのものもあります。

腰痛改善のマットレスを選ぶポイント。その二。自分の体重にあった固さ

高反発マットレス、低反発マットレスの場合

先にも述べましたが、低反発マットレスに体重の重い人が寝ると腰の部分がしずみ、腰に負担がかかかり腰痛の原因となります。

高反発マットレスに体重の軽い人が寝ると固く感じますが、体重の重い人はやわらかく感じます。

高反発マットレスと低反発マットレスの、体重で沈み込んでもそれを押し戻す力があり、それをニュートンという値で表します。

ニュートンの値が大きいほど高反発ということになります。

この二つのマトレスの場合、50kgまでの人は100~150ニュートン、50~80kgの人は120~160ニュートン、80~100kgの人は140~180ニュートン、100kg以上の人は160~200ニュートンがおすすめです。

コイルやスプリングマットの場合

コイルやスプリングマットの場合はざっくりですが、60~70kgぐらいのかたはやわらかめ、70kg~80kgぐらいのかたはミディアムタイプ、80kg以上のかたはかためのタイプがおすすめです。

妊婦さんの腰痛には高反発マットレスがおすすめ

妊婦さんはあおむけで寝るのが苦しく、また寝返りも打つのが大変ですが、高反発マットレスは寝返りを打ちやすくしてくれます。

また、体圧も分散されやすくなるため、睡眠中の妊婦さんの負担も少なく、ストレスもやわらげます。

ストレスが腰痛の原因になることもあるようなので、高反発マットレスはおすすめです。

体圧分散、をうたっているマットレスをチェックする

腰痛のかたはとにかく、腰が沈んでしまって腰に負担をかけないことが大切です。

あおむけで寝ても、横向きで寝ても、そして寝返りをうっても体圧が分散されるとうたっているものをぜひ、チェックしてみて下さい。

体圧が分散されないと、寝ている間、寝返りを繰り返すことになり、あまり寝返りを繰り返すとしっかり熟睡できず、疲れがとれません。

疲れがとれないと、そのストレスもまた腰痛の原因となります。

必ず、自分のからだで、寝て試してみる

先にもお伝えしたように、ご自身の体重、腰痛のかげんなどによっても相性のいいマットレス、よくないマットレスがありますので、必ずご自身で寝てみて下さい。

座っただけでは腰がどう沈むかチェックできないので、必ず寝てみられることをおすすめします。

近くにお店がない、時間がないなどでしたら、先にも述べましたが、返品できる制度のあるマットレスをネットで購入されるのも手だと思います。

まとめ

一日のほぼ3分の1の時間をベッドの上で過ごします。

高齢や療養中、ご病気のかたなどはそれ以上過ごしておられると思います。

その3分の1の時間が、寝心地の良くないマットレスで過ごすとなると、たいへん苦痛です。

腰痛は座っても、立っても、寝てもつらいもの。

ぜひ、マットレス選びで腰痛対策を。

そしてすがすがしい朝をおむかえください。