寝て起きたら腰が痛い、腰痛がひどくて眠れないなど、特に睡眠時の腰痛には悩まされますね。何と言っても睡眠、1日の疲れを取るものです。その睡眠時に腰痛があったり、起きたら腰が痛んだりしたら主客転倒も良いところです。これってマットレスの硬さも関係しているのでしょうか。

腰痛の人のマットレス選び!硬さはどの程度がおすすめなの?

マットレス・敷き布団

寝て起きたら腰が痛い、腰痛がひどくて眠れないなど、特に睡眠時の腰痛には悩まされますね。何と言っても睡眠、1日の疲れを取るものです。その睡眠時に腰痛があったり、起きたら腰が痛んだりしたら主客転倒も良いところです。これってマットレスの硬さも関係しているのでしょうか。



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腰痛と睡眠とマットレス

睡眠時には適度な寝返りが推奨されます。高齢者の浅い睡眠の1つの原因は、寝返りの少なさにあるとも言われています。寝返りというのは結構筋力を使うものなのです。なので筋力の低下した高齢者だと、寝返り自体が苦労だということですね。特に冬場の思い掛け布団は、寝返りの邪魔をしてくれます。それだけならまだしも、寝返りによって仰向け寝の腰への負担も緩和されますから、この寝返りは腰痛軽減のためにも不可欠なのです。石のようにじっと仰向けで寝ていたら、最も重い腰の部分に体重が集中して結果、腰への負担が増えてしまいます。またマットレスの硬さも、寝返りに関係してきます。あまり沈み込んでしまうマットレスだと、その柔らかさの中でもがいてしまうような感じになってしまうのですね。これでは寝返りも打てません。筋力の低下については、自助努力で何とかなります。マットレスもまた、自分にあう硬さのものを選ぶことで、睡眠改善ができるのです。



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マットレスの硬さはどう選ぶ

もし人間、均一的な筋力に骨格を持っていれば、誰でも同じマットレスで腰痛もなく安眠が出来ることになります。しかし個人差は大きいので、自分の状況にあったマットレス選びが重要になってきます。腰痛にも関わることなので、ここはしっかりと選んでいきたいですね。

硬めのマットレスは

実際のところ、硬めのマットレスのほうが寝返りは打ちやすいです。身体が沈み込むことがないので、浮き上がる感じなので、寝返りはしやすいですね。特に体重が重めの人の場合、硬めのマットレスのほうがおすすめになります。そうした人が柔らかいマットレスを使用すると、身体が沈み込み、下手をすると底付き感も出てしまいます。そうなると結果、腰痛も出てきます。ただ硬すぎるマットレスだと今度は、床に寝ているような感じになってしまいます。体重や体型に合わせて、硬さを選びたいですね。特にヘルニア系の、身体を真っ直ぐにしていないと腰痛がひどい、と言う人にはこの硬めの、でも硬すぎないマットレスがおすすめです。

柔らかめのマットレスは

寝ると身体に合わせてフィットするように、身体のラインに合わせて沈み込んでくれるタイプです。体圧分散にも優れています。特に体重が軽めで、身体を丸めたほうが腰痛を感じないという人には、柔らかめのものがおすすめです。しかしこの柔らかさにも限界があります。あまりに柔らかくて身体が沈み込みすぎると、今度は寝返りを打てなくなるのです。そうなると眠りも浅く、腰の一点に負担が集中してしまいます。また柔らかくて身体にフットしやすい分、熱がこもりやすいのも事実です。劣化も、硬いマットレスに比べると早いですね。体重が軽めで身体全体に体重を分散させたいという人には、こうしたタイプの柔らかすぎないマットレスがおすすめになります。

あくまでもお試しが必要なマットレス選び

CMなどで有名人やアスリートが、このマットレスで腰痛が無くなった、など宣伝していますね。なのでつい、じゃあ購入してみようと思ってしまいます。でもそこでワンクッション置いてください。

アスリートがすすめるマットレス

アスリートのような身体を酷使している人が使っているなら、実際に腰痛緩和に役立つだろうと考えてしまいますね。でもアスリート、筋力も筋肉量も一般人とは大きく違っています。自分も結構運動はしているという人はともかく、筋肉もある程度弱くなっている人にだと、それだけで身体に合わないケースが多いのです。加えてアスリートは、見た目はしまっている身体の人が多いですが、その筋肉量の多さで体重も普通人より重いのです。その人達が、身体が沈み込みすぎずに丁度いい、と言う硬さは一般人には硬すぎることが多いのです。

有名人がすすめるマットレス

こちらも同じことです。アスリートほど極端ではありませんが、やはり個人差も考慮に入れなくてはなりません。単に有名人が、ではなく、同じ様な体型でしかも同じ様な腰痛の悩みを抱えている、そこまでチェックしてから購入を考えるようにしたいですね。単に有名な人が勧めているから、というだけでの購入はおすすめが出来ません。

購入前にはお試しを

購入前に実店舗に行って、とにかく1回寝てみることをおすすめしたいです。完全に寝てしまうことはもちろん出来ませんが、仰向けに寝てみて寝返りを打ってみてなど、試すだけでもそのマットレスとの相性がわかってくるものです。通販で見つけても、同じ製品が展示されている店舗でお試ししてからの購入がおすすめです。使用者の個人差で、マットレスの硬さを選ぶ、これが最も大事なことです。

まとめ

マットレスの硬さは一概に、これが最も腰痛に良い、と断言することは出来ません。あくまでも使用者当人の体型や腰痛のタイプ、加えて体重などにもよってきます。最終的にはとにかく、硬め柔らかめのどちらが感覚的に良いのかだけでも、実店舗でお試ししてから購入したいものですね。