腰痛の詳しい解説・入浴剤と腰痛の関係性とおすすめの入浴剤について

入浴・入浴剤

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腰痛でお悩みのかたが最初に思いつくのは、マッサージ・入浴などではないでしょうか。

慢性的な腰痛の場合、日常的に入浴剤を使ってしっかりと身体を温めることで、予防・改善につながることもあります。

ここでは、腰痛の原因や種類の紹介から初めて、入浴剤の主成分のご紹介・おすすめの入浴剤や手作り入浴剤の提案などをさせていただきます。



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そもそも腰痛とは?原因と症状

腰痛改善に関するお話の前に、まずは腰痛の原因について解説していきます。

季節性・慢性的な腰痛

なんとなく腰が痛い時期がある、マッサージなどで少し楽になる腰痛。

これは慢性的な腰痛に該当し、いつものお仕事の環境や気温によって起こるものです。

例えば、以下の通り。

・季節性…気温が急に下がったとき
・デスクワーク中心のかた
・運動不足

いずれにしても、筋肉の急激な強張りや冷え・血行不良などによって引き起こされるものです。

痛みは急激ではなく、じわじわと強くなっていくのが特徴です。

内臓からくる腰痛

女性の場合は月経中や子宮の疾患、それ以外の臓器が原因であれば腎臓・胃腸の不良によって引き起こされる腰痛です。

痛みは個人差がありますが、急激に痛む場合は注意しましょう。

多くの方が、慢性腰痛と同様にじわじわと痛むようです。

ヘルニアなどの急性腰痛

腰を支える骨がずれたり、炎症を起こすことが原因となる腰痛です。

傷を伴うため、激しい急激な痛みが特徴となります。

俗に言う「ぎっくり腰」も、こういった炎症による急性腰痛が原因であることも。

この場合は、より注意が必要です。



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腰痛の原因と入浴の必要性

では、腰痛に対し入浴は効果があるのでしょうか。

また、その必要性について検討してみたいと思います。

原因によって入浴の判断を分けるべし

入浴によって改善されるポイントは、

・血行不良
・腰を支える筋肉の弛緩…腰椎などの関節などにも及ぶ痛みの緩和

大きく分けるとこの2つにあります。

これらの効果をさらに高めるものとして、入浴剤の効能が期待されます。

しかし、上記にも挙げていた炎症性の急性腰痛の場合はどうでしょうか?

この場合は注意が必要です。

血行不良の改善や筋肉の弛緩が必ずしも容態の改善につながるとは限りません。

後述もしますが、急性腰痛の方は医師に相談してから入浴・入浴剤を決めましょう。

鍵は温泉にあり?腰痛に効く成分

古来より、温泉による身体の痛みの改善が期待されていました。

入浴剤にも様々な種類がありますが、腰痛にきく温泉成分が配合されているものが多数あります。

硫黄・ナトリウム類の効用と禁忌

温泉成分と言えば、タイトルにある2種類。

効用としては、

・血行促進
・筋疲労回復
・神経痛や関節痛の治癒
・慢性的な消化器の不良
・冷え性

エトセトラ。

まさに、腰痛を引き起こしているほとんどの原因に効くと言っても過言ではありません。

腰痛改善のために入浴をされるのであれば、こういった成分を含む入浴剤の助けは必須といっても過言ではないのではないでしょうか。

ただし、注意しなければならないのが一点。

特に温泉成分が濃く配合されている入浴剤の場合、温泉同様に禁忌があります。

一点だけにはなりますが、それは「お腹を下しているとき」。

食あたりなどでお腹の調子が悪いときは、入浴剤の使用は見合わせましょう。

こんな人は医師と相談!

さて、前述もしましたが「炎症・ヘルニア等が原因の腰痛」には特に注意です。

腰を支える骨のズレ・すり減りが原因となっているため、通常の入浴で筋肉弛緩や血行促進を促してしまうと、余計に病状が悪化してしまうことがあるのです。

まず、急激な腰痛を感じた時点で、医師と相談しましょう。

手術や一通りの治療が終わった時点から、「病後回復」という形で入浴を奨められたリ、あるいは効果を示すことがあります。

このときにようやく、入浴剤の出番です。

同じく前述の温泉成分が十分に配合された入浴剤であれば、少し高価にはなりますが、予後の回復の助けとなります。

ただし、入浴の仕方や使える入浴剤についても、必ず医師と相談するようにしましょう。

「きき湯」の効果

各種通販サイトで高評価を得ている入浴剤「きき湯」。

種類も多く出ていますが、腰痛に効くのはどれでしょうか。

美容効果や疲労回復など目的に合わせて種類が出ていますが、最も腰痛に効果があると評価が高いのは「マグネシウム炭酸湯」という種類です。

温泉の主成分である塩化マグネシウムを中心に、温泉ミネラル・炭酸ガスなどが配合されており、腰痛の改善だけでなく冷え性や運動による疲労・逆に運動不足による筋肉の硬直などにも効果があると好評です。

何より、ドラッグストアなどで入手しやすく、安価なのが魅力的。

軽度の腰痛のかたであれば、こちらの製品で十分に改善が見込めます。

是非一度お試しになってはいかがでしょうか。

炭酸入浴剤のすすめ

薬用HotTab重炭酸湯30錠入り

今発売されている「腰痛に効く」とされる入浴剤のほとんどには、炭酸ガスが含まれています。

炭酸ガスの効果は以下の通り。

・お湯に溶けやすくなる
・清浄効果…お肌の表面をつるつるにしてくれる
・リラクゼーション効果

いずれも腰痛には関係がないもののように思われますが、実はそうでもありません。

腰痛には根気よく・日常的に入浴をすることがなによりも大切であり、お湯に溶けやすいという要件は必要不可欠なものです。

清浄効果・リラクゼーション効果についても、一見なんの関係もないようですが、肝になっている部分でもあります。

その腰痛、ストレスが原因かも?

腰痛の原因の一つに、神経痛があります。

脳と脊柱は神経によって直結しているものですから、脳がストレスを受けることで身体に現れる…といったことも十分にあり得るわけです。

このとき、なによりも大切なのは「入浴中に十分にリラックス」することでしょう。

つまり、上記に挙げた清浄効果・リラクゼーション効果も、腰痛改善には欠かせない一つの効能と言えるのです。

入浴剤選びの際にも、成分・効能だけではなく香りやリラックス効果に注目して選んでもよいでしょう。

おすすめの疲労回復用入浴剤

下記に、通販サイトで評価の高いいくつかの疲労回復用入浴剤を紹介したいと思います。

高陽社 薬用入浴剤 パインハイセンス

高陽社 薬用入浴剤 パインハイセンス 2.1kg 3缶セット

非常に濃度の高い温泉成分に加えて、「パインニードルオイル」という保温効果の高い植物性オイルの配合された入浴剤です。

効果も多岐にわたりますが、お肌の状態に不安のあるかたも安心して使用することができ、筋疲労回復や腰痛には特に高い評価を得ている製品です。

少し試すにはお高めになっていますが、容量はたっぷりと入っており、長く使うことができます。

高濃度炭酸セラポッカ EX1000

これぞ炭酸入浴剤!

と言わんばかりに、炭酸ガスがたっぷりと配合された入浴剤です。

腰痛ばかりでなくリラクゼーション・美容効果も期待ができ、特に月経などでストレスを抱えた女性にはおすすめです。

香りや色はなく、少し味気無さもありますが、その分効果については絶大。

是非お試しになってみてはいかがでしょうか。

自分で調合する入浴剤

市販の入浴剤で物足りないかたには、手作り入浴剤の提案もできます。

特に腰痛に効果があるとされるのは、以下の材料。

・お酒(日本酒・ワイン)…保温効果・米ぬか…神経痛に効果アリ・塩(バスソルト)…血行促進これらを配合、さらに牛乳や香りなどのエッセンスを加えて、入浴剤を作ってみるのもよいでしょう。

レシピは多数公開されているので、腰痛にお悩みのかたは是非一度ご検討してみてください。

まとめ

加齢や環境の変化などで急に腰痛に悩まされるようになったかたは、ストレス・筋肉の緊張などを入浴により緩和することで、簡単に改善できる可能性が十分にあります。

そんなときにお供に使うと、効果が倍増・早期改善が見込まれるのが、入浴剤。

自宅で簡単に温泉気分を味わえる、ご自身にあった入浴剤で、身体の痛みを少しずつほぐしてあげてはいかがでしょうか。






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