腰痛はマットレスで防ごう!腰によいマットレスの特徴とは

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腰痛に悩んでいる人は、普段使っているマットレスを見直してみましょう。

実は、腰痛とマットレスには深い関係があり、適切なマットレスを使うことによって、腰へのダメージを軽減できるのです。

しかし、マットレスにも多くの種類があるので、その中からベストなものを選ぶのは大変です。

そこで、腰によいマットレスの特徴を紹介していきましょう。



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寝返りがしやすい

腰によいマットレスには、寝返りがしやすいという特徴があります。

普段の睡眠で何気なく行っている寝返りですが、これがしっかりできるかどうかで、腰にかかる負担の大きさが違ってくるのです。

腰痛対策には寝返りが重要

寝返りは、腰に負担をかけないためには、とても重要な行為です。

まったく寝返りをせず、長時間同じ姿勢を続けているようでは、間違いなく腰を痛めてしまうでしょう。

それを避けるために、人間は無意識のうちに寝返りをうち、なるべく負担の少ない、楽な姿勢をとろうとします。

一般的に、ひと晩で20回以上は動いており、それで体を痛めずに済んでいるのです。

しかし、何らかの理由で動きづらい状態になり、寝返りの回数が減ったりすると、腰の負担が増えてしまいます。

そんなときは、朝起きてから腰の痛みを感じる場合が多いですが、それを続けていると、どんどん悪化してしまうのです。

したがって、腰痛対策をするのであれば、寝返りのしやすさを重視してマットレスを選びましょう。

寝返りが楽なマットレスを使うことで、腰を含めた体全体の負担を軽くすることができます。

柔らかすぎないものを選ぼう

寝返りしやすいマットレスを選ぶなら、あまり柔らかいものはおすすめできません。

なぜなら、柔らかいマットレスというのは、体が深く沈むことで、身動きがとりづらくなってしまうためです。

そうなると、自然に寝返りの回数が減ってしまいます。

寝返りという行為は、自分で明確な意思をもって行うものではなく、基本的には無意識に行っているものです。

そのため、少しでも障害になるものがあると、無意識の反応で寝返りをためらってしまうわけです。

深く沈むという特徴は、包み込まれるような気持ちよさを感じるので、寝心地だけを考えるならば、かなり嬉しいメリットではあります。

しかし、腰痛の対策を考慮した場合は要注意です。

適度な柔らかさならば、体を安定させる効果もありますが、柔らかすぎるものは避けるようにしましょう。



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体圧分散ができる

腰痛対策では、体圧分散ができるマットレスがとても有効です。

この点を重視して開発されたマットレスは多くあるので、選ぶ際は、必ずチェックするようにしましょう。

圧力が集中するのはよくない

寝ている間は、体重によって、体に圧力がかかっています。

この圧力は、なるべく同じ部位に集中させないことが大切です。

長時間にわたって圧力がかかった部分は、痛めてしまう可能性が高いのです。

これを解消するには、マットレスの硬さが重要になります。

あまり硬いマットレスだと、圧力がかかる部位を限定してしまうことになるのです。

硬すぎるマットレスは、ほとんど沈まないため、腰や肩甲骨など、出っ張った部位だけで体を支えるような状態になります。

それが長く続いてしまうと、腰痛のリスクは高くなるでしょう。

したがって、硬すぎるマットレスは、腰痛対策には向いていません。

適度に沈むものであれば、しっかりと体全体を預けることができるので、圧力が集中するようなことはなく、うまい具合に散らばります。

それこそが体圧分散であり、腰に優しいマットレスなのです。

体圧分散の注意点

体圧分散は、腰痛対策には欠かせないポイントです。

しかし、体圧分散にも限度があり、あまり効果が強すぎると、デメリットが発生してしまいます。

例えば、体圧分散には、適度に沈み込むフィット感が大切ですが、あまりぴったりしていると、蒸れることを心配しなければなりません。

人間が寝ているときは、かなり多くの発汗があるので、湿気を逃がすためには、ある程度の隙間が必要になります。

また、フィットしすぎるマットレスは、寝返りもしづらくなります。

先述したように、寝返りが少ないと腰に悪いので、この点にも要注意です。

このように、体圧分散ばかり考えていても、よいマットレスは選べません。

蒸れや寝返りのしやすさなども考慮して、ベストなものを選択しましょう。

自分に合っている

腰痛対策でマットレスを選ぶなら、性能よりも、自分に合っていることを優先するべきです。

どんなによいマットレスでも、自分の体に合わないものでは、その効果を得ることはできません。

それどころか、逆に腰を痛める可能性もあるので、十分注意しましょう。

柔らかすぎず硬すぎず

マットレスは、「硬い方が腰痛によい」と言われることもありますが、すでに説明したように、硬すぎるものは腰を痛める原因になります。

つまり、硬いものを選ぶと言っても、ただ硬ければよいわけではなく、自分に合った適度な硬さが大切なのです。

また、柔らかさについても、同じことが言えます。

マットレスには、体を受け止めてくれる柔らかさも必要ですが、柔らかすぎた場合は、寝返りが減ってしまいます。

そのため、腰によいマットレスを選ぶ際は、硬さと柔らかさだけで選ばないようにしましょう。

本当によいマットレスは、自分に合った適度な硬さがあるものなのです。

自分の体型に注意

自分に合ったマットレスを選ぶ際は、自分自身の体型についても、よく考えなければなりません。

体型によって、適したマットレスが違ってくるためでです。

例えば、硬めのマットレスを使う場合、小柄な人と大柄な人では、その効果も異なります。

大柄な人にはちょうどよい硬さでも、小柄な人は体が浮きすぎてしまい、腰を痛めるかもしれません。

そのため、マットレスの特徴だけでなく、自分の体型を考慮して選ぶ必要があるのです。

質のよいマットレスだとしても、安易に決めず、自分に合っているかどうか、しっかり見極めるようにしましょう。

そのためには、試しに寝てみることがおすすめです。

実際に寝たときの感触がわかれば、自分に合ったものを見つけやすくなります。

使い方の注意点

腰によいマットレスを選んだなら、その使い方にも注意しておきましょう。

正しい使い方をすることで、その効果を最大限に引き出すことができます。

マットレスは単体で

マットレスを使う際、上に敷き布団を重ねる場合がありますが、できるだけマットレス単体で使うことをおすすめします。

なぜなら、敷き布団によって、マットレスの効果が弱まってしまうことがあるからです。

適度な硬さのものを選んでも、実際に体を預けるのが敷き布団では、あまり意味がありません。

マットレスの効果をしっかり得るなら、マットレスに直接寝るようにしましょう。

ただし、直接といっても、シーツやパッドなどは必要です。

それらを使わずに寝ていると、汗が原因で劣化を早めることがあります。

劣化したマットレスは、やはり効果も弱まってしまうので、できるだけ長持ちさせるためにも、大切に使っていきましょう。

フローリングは避ける

マットレスは、敷く場所にも注意が必要です。

フローリングに直接敷いた場合、室内の湿気や、寝ているときの汗の影響で、カビが発生することがあります。

布団であれば、畳んだり移動したりするのも容易なので、ある程度の湿気は防ぐことができます。

しかし、マットレスとなると、あまり動かすことがないため、どうしてもカビが発生しやすくなってしまうのです。

そのため、フローリングに直接敷くのは、なるべく避けた方がよいでしょう。

どうしても敷かざるをえない場合は、三つ折りタイプのものを選ぶと、敷きっぱなしにならないので便利です。

また、すのこや除湿シートを利用すれば、湿気を逃がすこともできます。

まとめ

マットレスにも多くの種類があるので、腰痛対策のために選ぶ際は、慎重に検討することが大切です。

適当に決めたりすると、腰を痛めてしまうかもしれません。

硬さや体圧分散、自分に合っているかなど、さまざまな要素をチェックして、じっくり考えてみてください。

そうすると、本当に腰によいマットレスを見つけ出すことができるでしょう。