腰痛もちの方にはやっぱりお風呂!お風呂が楽しくなる入浴剤のおすすめ
腰痛はもはや日本人にとっては国民病ともいえるものの一つですよね。
原因は様々ですが、お風呂に入るだけで得られる健康効果は腰痛もちの方にとっても良いものばかり。
毎日お風呂に入るだけでリラックス効果もありますし、とってもおすすめです。
そんなお風呂をさらに楽しくしてくれる入浴剤をいくつかご紹介したいと思います。
腰痛に冷えは厳禁です
腰痛の原因は人それぞれで、一概にいえるものではありません。
生活習慣から来る方もあるでしょうし、年齢や職業などから来る方もあります。
しかし多くの場合、腰骨を支える骨肉筋が損傷し、炎症をおこして痛みを発しているのです。
刺激が長く続いたり、新たな刺激が加われば炎症は悪化してしまいます。
悪化すればなかなか治りにくく、腰痛は慢性的なものとなりかねません。
このような悪化の原因の一つとなるのが患部の冷えです。
冷えによって血流が悪くなり、血行不良を引き起こしてしまうのです。
血行不良になると血液内にある炎症を引き起こす化学物質や疲労物質が排出されずにとどまるため、腫れや痛みが悪化し回復もしにくくなるのです。
さらに、冷えによる筋肉のこわばりも問題となります。
筋肉に柔軟性がなくなると、腰椎を支える働きが弱まり腰にかかる負担が増大してしまうのです。
このように、腰痛もちの方にとって冷えは最大の敵ともいえるものなのです。
まずは体を温めよう
血行不良からくる腰痛には、温めるのが一番です。
大切なのは血行を良くすること。
血液の流れが良くなれば新陳代謝が活発になり、痛みのもととなる物質や疲労物質は排出され、腰痛が軽くなるのです。
さらに筋肉や関節がほぐれれば、腰椎を支える力も強まり、腰の動きも良くなります。
こうしたことから、腰痛にはまず温めることが必要なのです。
ただし、ぎっくり腰などの急性腰痛はこれにあてはまりません。
急に腰を痛めた、という場合はまず冷やすのが鉄則。
温めるのはその後です。
入浴で温熱効果を感じよう
入浴によって得られる効果は様々。
血流は良くなり、凝りとれ疲れが癒されます。
ゆったりとつかれば、精神的にもリラックスできて、ほっとしますよね。
お風呂のどんな部分が効果的なのでしょうか。
リラックス作用がある!
海やプールでは体がぷかっと浮き上がりますよね。
普通のお風呂はそこまでの広さはありませんので、体は沈んだままです。
しかしそれでも浮力はきちんと働いているのです。
お風呂の中では、体重は地上の9分の1。
筋肉や関節にとってはかなりの負担軽減となります。
そのおかげで筋肉は緊張から解放され、脳にもその心地よさが伝わります。
見えない重力から解き放たれるだけでも、大きなリラックス効果を生むのですね。
特に38度~40度くらいのぬるめのお湯につかると、副交感神経が働き、血管を開かせて心身ともにリラックスした状態になります。
水圧作用がある!
入浴すると、体全体に水圧がかかります。
この圧力によって手足に滞っていた血液が押し戻されます。
そうすると血液やリンパの流れが良くなり、血液中の疲労物質も排出されやすくなるのです。
首までしっかりつかっていれば、水圧のおかげでウエストが3~5センチも細くなるそうですよ。
また、腹部にかかる水圧が横隔膜を押し上げて肺の容量を減少させます。
そうすると空気を得ようと呼吸回数が増え、心肺機能を高めるという効果もあります。
お風呂で使ってみたい入浴剤のおすすめ
きちんと湯船の中につかって、じっくり体を温めるのは腰痛にはとても効果的と言えますね。
実際気持ちいいので、お風呂に入るのは苦になりませんが、さらにおすすめなのが入浴剤。
お風呂好きの日本人ですから、探せば色々なタイプのものが見つかります。
どうせ使うなら、お風呂の時間が楽しくなるようなものがいいですよね。
いくつか見てみたいと思います。
サルソマッジョーレ 温泉バスソルト
イタリアの高級スパ、「テルメ ディ サルソマッジョーレ」の入浴剤です。
スパはローマ帝国時代から親しまれている温泉地「サルソマッジョーレ」にあります。
イタリアだけではなく世界各国からセレブたちが集まります。
こちらの温泉は地下2千メートルの、2千万年前の地層から湧き出しているため、化学物質汚染などとは無縁の安全なもの。
さらに温泉は塩分に加え、カルシウムやマグネシウムなどの天然成分が豊富。
製品にも天然ミネラル成分がふんだんに使用されているのです。
こちらはバスソルトですが、入浴剤とは違うの?
と思われた方もいるかもしれません。
バスソルトも入浴剤も一緒です。
というか、入浴剤の一種がバスソルトなのです。
特にソルトは天然のミネラル成分が多く、汗腺に入ることで体の老廃物を排出しやすくしてくれる効果があります。
保温効果も高く、体温の低下も防いでくれますよ。
どちらかというと美容効果の面がクローズアップされがちですが、それはおしゃれなものが多いからではないでしょうか。
入浴剤と同様、体を温め代謝を促してくれる効果があるので、おすすめです。
この「サルソマッジョーレ 温泉バスソルト」はパッケージもおしゃれで、女性受けまちがいなし。
お値段も通常の入浴剤よりはお高いので、贈り物にしてもおすすめです。
Bath SaltROSE
こちらは「SABON」のバスソルトです。
イスラエル発のコスメブランドで、おしゃれな女性の間では大人気のブランドです。
こちらはミネラル豊富な死海の塩を使用して造られています。
さらにオリジナルのエッセンシャルオイルも入っていて、なんとも贅沢なバスソルト。
タイプは3つで、バニラ。
ローズ、ハニーピーチがあります。
その中でもおすすめはやはりローズ。
見た目にも麗しい赤いバラの花びらが、大きな塩の粒の中に散りばめられています。
お風呂に溶かせば、花びらが浮き上がって、なんともいえないリッチな気分になりますよ。
容器も高級感あふれるガラス製。
このバスソルトを使うだけで気分があがりそうです。
特別な日に楽しみたいバスソルトですね。
インターギャラクティック
こちら大流行した「LUSH」のバスボムです。
バスボムとは固形の入浴剤。
お風呂に入れるとシュワシュワ溶けていきます。
「LUSH」はイギリスの自然派コスメの専門店です。
ショッピングモールの中にある、いい匂いの石鹸を売っている店と言えばピンとくる方もいるのではないでしょうか。
こちらの「インターギャラクティック」はSNSにアップする人も多く、広く拡散されました。
一時期はかなり話題になった入浴剤なのです。
なにがすごいかといいますと、青やピンクの混じった塊をお風呂に落とすと、透明だったお湯が刻々と変化していくのです。
完全に溶けきるまでに、青や白やラメがキラキラと輝き、まるで銀河のよう。
お風呂につかってその変わりようを見ているだけでも楽しいんです。
さらに香りも特徴的。
ペパーミントとグレープフルーツのミックスされた、爽やかでほろ苦い香りなのです。
同じバスボムでも模様の入り方によっては全く別物になることも。
予測できない楽しさで、ついつい長風呂してしまうかもしれません。
まとめ
腰痛を患っている人には毎日おすすめしたいバスタブでの入浴。
温めることで得られる効果は絶大ですよね。
入浴剤には様々な香り・色のものがあって、日替わりでテーマを変えてみるのも楽しそうですよね。
入浴による温浴効果を高めるためにも、大切なのはリラックスすること。
その時の自分に一番はまるものをチョイスして、入浴タイムを楽しんで下さいね。