腰痛持ちの方必見!腰にかかる負担を減らすソファ選びの要点とは?
日中仕事を頑張ってクタクタの人は、夜は自宅でゆっくりとくつろぎたいものです。
その際にあると良い家具がソファになり、ソファに座るとリラックスしてくつろぐことができます。
そのように座り心地の良いソファですが、選び方に注意しないと腰痛の原因になります。
ここでは、腰にかかる負担を少なくするソファ選びの要点について解説していくので、ソファの購入を考えている方はぜひ参考にしてください。
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目次
背骨が歪むと起こる症状
人間の背骨は自然なS字カーブを描いています。
しかし、姿勢が悪いと背骨が歪んでしまい、腰痛を引き起こす原因になります。
腰は人間が健康的に生きていく上で大事な部分であり、腰を痛めると生活や仕事に支障をきたす恐れがあるので注意が必要です。
また、背骨の歪みは頭痛や肩こりや手足の痺れなどの症状も引きおこしてしまうことがあります。
そして、そのような体の不調以外にも、イライラしたり、気分が落ち込んだりなどの精神にも影響を及ぼすことがあります。
このように背骨が歪んでしまうと様々な症状を引き起こす可能性があり、背骨を歪ませる原因の一つとしてソファがあります。
そのため、腰痛やその他の症状を予防するためにも、ソファ選びには慎重になりましょう。
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腰に負担のかからない姿勢とは?
先程の説明から、背骨を歪ませない、S字カーブが保てるソファが腰に良いということが分かるかと思います。
そのため、正しい姿勢で座ることのできるソファを選ぶことが重要になり、正しい姿勢というのは立っている状態で背筋を伸ばして顎を軽く引いた姿勢になります。
そのような姿勢の時の背骨は自然なS字カーブを描いており、腰にかかる負担は少なくなります。
つまり、そのような正しい姿勢で座ることのできるソファが腰痛対策になります。
柔らかすぎるソファは腰に負担がかかりやすい
ソファやクッションなどは、柔らかいとフンワリとして気持ちの良い感触がするため、柔らかい方が好みという方は多くいますが、そのようなソファは腰に負担がかかりやすいため、腰を痛めている人や腰痛持ちの人には良くありません。
柔らかいと体が深く沈み込み、包まれている感じがしてリラックスすることができますが、体が深く沈み込むことは腰に良くなく、悪い姿勢になってしまうからです。
悪い姿勢になることにより、背骨が歪み、腰に大きく負担がかかり、腰を痛めてしまうことがあります。
また、座っている時に体が深く沈み込むことにより、立ち上がる時は通常よりも力が必要になります。
そのようなことが、さらに腰に負担をかけてしまうため、腰痛になる確率を高めることになります。
硬すぎるソファも腰に負担がかかりやすい
先程柔らかすぎるソファは腰に負担がかかると話しましたが、逆に硬すぎるソファも腰に良くありません。
ソファが硬すぎると、ソファにかかる体の圧力が上手く分散することができないため、腰に負担がかかってしまいます。
このことは、ベッドのマットレスと同じこととなるので、マットレスに詳しい方は理解しやすいかと思います。
公園のベンチや、座るのにちょうど良い高さのコンクリートの上で比較的長い時間座ってみると分かると思いますが、そのような硬い場所に座ると腰やお尻が痛くなることがあります。
そのようなことも、ソファが硬すぎることにより起こる腰痛と同じことになります。
そのため、硬すぎるソファよりも、程よい柔軟性があるソファがおすすめになります。
お尻から背中がフィットするソファを選ぶこと
ソファは硬さだけが重要ではなく、ソファに座った時のお尻や背中のフィット感も重要になります。
ソファとお尻から背中の部分がフィットしていないと、腰に負担はかかりやすくなります。
それは、腰にかかる負担が少ない正しい姿勢で座ることが困難になるためです。
しかし、フィットしているからといっても、悪い姿勢だと腰に負担がかかってしまうので注意しましょう。
あくまでも、背骨のS字カーブが維持できる正しい姿勢でフィットするソファを選ぶことが大切になります。
ソファと体に隙間がある場合はクッションでカバーすることができますが、それだとつまらないので、自分にフィットするソファを選ぶことが大切になります。
低いソファは腰に負担がかかる
ソファの高さも腰痛に深く関係しており、無理なく自然に座ることのできる高さであることが大切になります。
その適切な高さというのは、太腿が床と平行になるくらいの高さになります。
ソファが低すぎると、お尻の位置はどうしても低くなりすぎてしまい、腰に負担がかかってしまいます。
また、ソファから立ち上がる時に、通常よりも力が必要になるため、当然腰には負担がかかります。
それと、腰だけでなく膝にも負担がかかるため、膝痛の原因にもなります。
ローソファは高さが低いため、ゆったりとくつろいで座ることができ、部屋全体が広く見えることがメリットとなっていますが、高さがないので体を支えることが苦手です。
そして、高さが合わないので悪い姿勢になりやすく、腰を痛める原因になります。
また、スカートを穿いている女性にとっては座りにくいというのもローソファのデメリットとなっています。
これらのことから、腰痛持ちの人に私がおすすめするソファの高さは、スムーズに座ることができて、スムーズに立ち上がることのできる高さのソファです。
奥行きがあり背筋を伸ばせるソファ
腰に負担のかからない正しい姿勢で座るには、背骨の自然なS字カーブを崩さないように背すじを伸ばして座ることです。
そのためには、腰を深くかけて座る必要があります。
腰を深くかけるには、奥行きが中途半端なソファでは座りにくいため、奥行きがしっかりとあるソファが最適になります。
また、腰を深くかけられないと、腰だけでなく脚の姿勢も不自然になってしまいます。
そのため、腰を深くかけにくい奥行きがないソファを購入するなら、背もたれよりも座面が長く、横になることができるカウチソファや、部屋の角に置くのにピッタリなコーナーソファを選ぶと良いでしょう。
そのほうが腰を深くかけることができ、脚を十分に伸ばせることができるので、腰にあまり負担をかけることなくリラックスして過ごすことができます。
そして、ヘッドレストは頭や首を支えてくれますが、背すじを伸ばして座るのを邪魔してしまう場合があります。
それと、お尻が深く沈み込むほど柔らかいソファも、背すじを伸ばして座るのは難しいと言えます。
緊張するほど背筋を伸ばす必要はないですが、自然に背筋を伸ばすことのできる座り方だと、腰にかかる負担を軽減することができます。
直接お店に行って実際に座ってみること
腰を痛めて腰痛持ちの人は、自分に適したソファを選ぶことによって腰痛を緩和することができます。
そのため、ソファを購入する時は、実際に座ってみる必要があり、硬さやフィット感や座り心地などをチェックすることが大切になります。
したがって、ソファを購入する時は、直接お店に行き試しに座ってみましょう。
現在はインターネット社会で、なんでもインターネットで購入することができますが、腰痛を抱えている人はインターネットで購入することはおすすめできません。
また、インターネットでは色のイメージが実際と異なる場合もあるので、直接お店に行き、自分の目と座った感触で確かめることが腰痛を緩和することに繋がります。
まとめ
以上、腰に負担をかけないソファ選びの要点を解説してきましたが、いかがでしたか?
自分に適したソファを購入しても、座り方が悪いと腰痛を起こす原因になってしまいます。
そして、比較的長い時間同じ姿勢で座ることも腰に負担をかけてしまいますので、たまに体を動かしたり、体勢を変えたり工夫すると良いでしょう。
また、あまり腰に負担のかからないソファを使用していても、腰痛が完治する訳ではないので、動くことが困難なくらい腰が痛い人は速やかに専門の医療機関に行って診てもらいましょう。