膝痛がある時って医師にかかるとか整骨院に行くとかの他に、自分で何か出来ることはある?

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身体の痛みと言うものの原因は様々ですが、ちょっとした衣食住の注意で軽減できることもあります。

特に痛みの中でも生活の障害になる、膝痛の場合は出来るだけ早く治したいと言う事もあるでしょう。

これが長く続いてはその後の問題にも発展しますので、出来るだけ早く治したいのは当然です。

しかしこの痛み、生活の中で再発予防など気を付けることはできないでしょうか。

生活上で気を付けられるちょっとしたことを、ご紹介しましょう。



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膝痛の原因には色々ありますが

膝痛になる原因と言うのは人それぞれです。

使い過ぎによるものや、怪我によるもの、加齢による関節部の摩耗など本当に様々な理由があります。

怪我で痛みがある場合は、まず怪我の治癒を目指すでしょう。

整形外科で骨折など起こしていないか検査して、怪我による痛みをまず無くしてから、その後を考えることになります。

使い過ぎや加齢による摩耗の場合は、そこへの負担を軽減するような工夫がすすめられます。

テーピングやサポーター、ステッキの使用や歩行器の使用などですね。

どれも同じく目指すのは、出来るだけ筋肉を落とさずにでも痛みは少なく、歩くことを諦めないようにすると言う事です。

原因は様々ですが、持っていきたい方向はほぼ同じと言う事です。



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治療法も様々です

整形外科での治療とリハビリと言う方も、勿論多いはずです。

痛みをコントロールしつつ、リハビリで無理なく運動して筋肉を落とさないように、歩くことを身体に忘れさせないようにする方法です。

特にお年寄りの方の場合、この時間をかけてのリハビリが有効になります。

加齢による筋肉や骨の劣化は、どんな人でも避けられないものです。

頑張り過ぎて患部以外まで壊してしまっては、元も子もありませんので、医師の監督による方法がおすすめなわけです。

また整骨院などで身体の歪みを調整してもらい、全身のバランスを良くして痛みを軽減する方法も有効です。

特に痛くても仕事は休めないと言う、若い人の場合は整骨院などに通うのもいいでしょう。

全身のバランスが取れれば、どこか一か所に負荷がかかることも無くなり、痛みは楽になっていくものです。

人任せの治療法だけではやはり足りません

さてそんな風に色々な治療をしつつ、その人なりに普通の生活を営んでいくわけですが、自分で出来ることは無いでしょうか。

勿論、素人の生兵法はご法度ですが、基本的なことで出来ることがあるはずです。

着るものや食べるものに気を付けるだけでも、身体の故障は軽減できます。

膝が痛いのに食べ物や着るものが関係あるの、と思われる方もいるでしょう。

実は関節痛に最も悪いと言われる、冷えに関してです。

この冷えを避けるだけでも、膝痛は随分と良くなるはずです。

冷えないように日常生活で気をつけるなら、誰にでもちょっと注意すれば出来ることですね。

冷えは身体の大敵です

冷えと言うのは身体の循環を悪くしますので、あらゆる身体のトラブルに関係してくると言います。

特に関節部の痛みには大きく関係してくるのが、冷えなのです。

欧米の小説のシーンで

昔の欧米の小説でリューマチを患ったお年寄りが出てくると、冷えがひどいと痛みも増す、等と言う表現があります。

雨の日で肌寒いので、暖炉の側の肘掛椅子に座って、痛む脚を温める等と言うシーンです。

日本の小説にはあまり出てこないのですが、昔の日本ではリューマチ自体あまり無かったと言います。

近年リューマチの患者数も増えましたが、欧米に比べるとまだ少ないようです。

リューマチだけでなく関節のトラブルは、同じく湿度や気温や冷えに関係してきます。

昔は良くお年寄りが、冷えがひどいので腰が痛む等と言っていたものです。

またスポーツ選手などが、昔の傷が痛むから明日は雨だな、等と私設天気予報をしていますね。

誰でも無意識に、冷えと湿度が良く無いと解っているはずなのです。

着るものに注意して見よう

膝痛を抱えている場合、着るものにも注意をしてみましょう。

特に膝の辺りが冷えるような衣服は、避けたいものですね。

女性の場合、出来ればパンツルックにしたほうがいいでしょう。

スカートだとどうしても、パンツに比べて冷えるものです。

また男性も、ズボンの下を素足にせずに、せめて柔らかいサポーターなどで膝の部分を温めておきましょう。

靴にも注意して見よう

つま先と言うのは心臓から最も遠い場所に当たります。

つまり、血行がかなり良く無いと血流も回ってきません。

せっかく回ってきてもここが冷えていれば、血流も戻りが悪くなってしまいます。

出来れば夏でも、サンダルではなく普通の靴を履いておきたいものです。

特に夏の冷房が当たり前になった昨今、職場などでのサンダルは血行の敵になります。

どうしてもと言う方は暖かめのソックスを履くなどして、対処しておきたいものです。

素材にも配慮しておこう

山登りなどの時に、綿のパンツやジーパンは避けたほうがいいと言います。

綿は肌触りも良く気持ち良く着用出来る素材ですが、一方で水分を含みやすく乾きづらいと言う欠点があるからです。

普段の生活でも、人間の身体は思っている以上に汗をかいたりしています。

綿のパンツなどで乾きが悪いと、冷えを呼んでしまうこともあります。

出来れば合成繊維の、通気性速乾性に優れた素材の物を着るのがおすすめです。

贅沢を言えば、絹の素材などだと保温性吸湿性に優れているので最高なのですが、これは中々難しいですね。

歩くことは日常生活に欠かせないので

冷えも勿論ですが、普段の歩くと言う行動にも注意したいものです。

痛む膝を抱えている場合、特に注意して欲しいことがあります。

サンダル履きは避ける

サンダルは冷えると言う事もありますが、加えて歩く時に脱げないようにと無意識に足首などに力が入ってしまいます。

これが脚全体の負担に繋がりますので、歩き方にも影響してきます。

またサンダルでの移動の場合、誰かに足を踏まれると大きなダメージを受けることになります。

膝痛に加えて、他のトラブルまで抱え込まないようにするためにも、出来ればサンダルは止めておきましょう。

普通の革靴やハイヒールは避ける

女性の場合ハイヒールは、避けておきましょう。

サンダルと同じく、脚全体への負担が大きいので、膝にも負荷がかかります。

また男性の場合の革靴や女性の低いヒールの革靴も、クッション性が少ないので歩いている時に足首膝股関節などの関節部に、ショックを与えることになります。

特に普段歩く時に、大きく足音を立てている人の場合は、注意してください。

足音が大きいと言う事は、それだけ脚に大きく体重をかけている証拠です。

マラソン選手の足音があまりしないのは、身体全体で走る脚をサポートしているからです。

一方、子供の走る時にたてる音が大きいのは、まだ充分な筋肉が付いていなくて脚だけで走っているからです。

どちらが脚やその関節部に負担が大きいかは、言うまでもありません。

マラソン選手のようにトレーニングをしているわけでもない人の場合、靴のクッションで体重を受け止めてくれるとかなり負担が減ることになります。

スニーカーやウォーキングシューズなどですね。

通勤時にもこれらにしておくと、かなり膝への負担が減りますのでおすすめになります。

まとめ

ちょっとした日常生活の注意で膝痛が軽くなってくれるのですから、これの工夫はしておいて損はありません。

勿論これだけでは不充分ですし、すぐに痛みが緩和されたり患部が治ったりするわけではありません。

しかしこういった注意を長く続ければ、何時かは効果が出てくるものです。

少しずつでもいい方向へ持っていくためにも、よろしければお試しください。






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