膝痛にはサポーターが定番だけれどどんな膝のトラブルにも有効?それとも?
膝の痛みと言うのは、日常生活に支障をきたすこともありますので、何とか回避したいものです。
とは言え、回避叶わず膝痛を起こしてしまったら、何とか日常の動作だけでも出来るだけ痛み無く行いたいと言うのは、当たり前の事ではあります。
その為のアイテムやサプリが色々と出ていますが、何と言っても定番はサポーターでしょう。
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目次
膝痛と言うのは関節の問題だけ?
膝痛の起きる原因は様々ですが、一番大きな原因は関節のトラブルによるものです。
半月板の摩耗や損傷による、骨の破片などが神経に触れて起きる膝痛などは、代表的なものですね。
骨自体に神経はありませんので、半月板の問題が直接膝痛には関わってくることはありません。
半月板と言うクッションが無くなったことによって骨と骨がこすれて、結果骨が摩耗してその破片などが神経に当たって痛みを発したり、炎症を起こしたりするわけです。
この半月板、クッションの役目だけでなくバランス調整もしてくれていますので、これが無くなった場合骨の摩耗だけでなくバランスの悪さも起きてしまいます。
他にも事故による関節部の負傷など、間接自体のトラブルが膝痛の大きな原因であることは、言うまでもありません。
しかしそれ以外にも、筋の炎症などが原因になって起きる膝痛もあります。
ねじれや使い過ぎなどで膝周りの筋が炎症を起こし、それが原因で痛みを発症するわけです。
こちらは早めに対処すれば、一時的な痛みで済むこともありますので、関節が原因のものより対処しやすいと言えるでしょう。
とは言え、放っておくと問題になると言う事もありますので、休養を取るなどの対処は早めにする方がおすすめです。
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膝痛にはサポーターが効き目ある?
膝が痛む場合、サポーターの使用はかなり有効です。
しかしサポーターを使用することで、膝のトラブルが無くなるわけではありません。
言葉の通りサポーターは、サポートしてくれる道具だと言う事です。
そのためあくまでも、治療用具と言うよりは日常生活を無理なく遅れるようにする補助器具と考えるといいでしょう。
特に膝がぐらぐらすると言うような膝のトラブルの場合、サポーターでの支えがかなり有効に使用できます。
とは言え、サポーターを使用すれば問題無くバランスがとれるわけでもありません。
まあひと言で言うなら、サポーターに過剰な期待はかけないで上げてください、と言う事ですね。
サポーターである程度対処出来る膝のトラブル
サポーターが有効な膝のトラブルと、あまり使用がおすすめ出来ないトラブルがあります。
適材適所と言う事ですが、使用がすすめられるケースの代表的な物をご紹介します。
半月板などのトラブルで膝のバランスが悪い場合
半月板が損傷しますと、どうしても膝で取れるはずのバランスも悪くなってしまいます。
日常では意識していませんが、立っているだけでもかなり細かく膝は無意識のうちに動いて、バランスを調整してくれています。
特に電車の中など、揺れる場所では大きく活躍してくれているのです。
この働きが鈍くなってしまうのですから、立っているだけで不安定さを感じたりするのが、このケースです。
身体の外側からサポーターを使用して、グラグラする膝を支えて上げると、身体全体のバランスもある程度取り戻せます。
この膝のバランスの悪さは長い間放置しておきますと、身体全体のバランスにも影響してきます。
手術後など、傷に問題が無くなったら、リハビリの時などに使用をすすめられると思いますので、充分に利用しましょう。
また普段の生活でも、電車での通勤など膝に負担を意外とかけますので、衣服の下にサポーターを着用しておくといいでしょう。
巻き付け型で、膝の自由は失わないけれどしっかりと固定できる、テーピング作用もあるサポーターなどがいいかもしれません。
ねじれなどが原因で筋を痛めた場合
ねじれなどで炎症を起こして、一過性の膝痛を経験したと言うのは、誰でも1回はあるはずです。
しかし大きな怪我でない限り、自然に治ってしまうことが多く、意外と記憶に残っていないと言うのが事実かもしれません。
とは言え例えば大きくねじれが、事故などが原因で起こった場合、筋が伸びきってしまったり、ひどい炎症を起こしてしまったりすることがあります。
炎症は冷やして湿布で納めることが出来ますが、伸びてしまった筋が戻るには少々時間が必要です。
人間の身体には自然治癒力がありますので、あまりひどい症状でなければ時間と共に伸びきった筋も戻ります。
ひどい場合は、まあ外科的措置が必要にもなりますが、その点は医師の判断に任せた方がいいでしょう。
そこまで行かない場合、普通以上に伸びてしまった筋をこれ以上刺激しないように、サポーターで膝を固定してねじれから守ってあげると、治癒までに余計な負担をかけずに済みます。
少し硬めの、膝固定を目的にしたサポーターなどを選ぶのがいいでしょう。
このねじれの場合特に、事故などが原因なら医師に相談の上サポーターも選ぶようにしてください。
冷えが原因で膝の痛みを感じる場合
怪我やトラブル以外でも、身体の流れが悪くなれば関節部に痛みを感じることがあります。
川で言えば、曲がり角や支流への分岐点にあたるのが、関節部分です。
川の流れがせき止められると、曲がり角など干上がってしまいます。
川が寒さで凍れば、曲がり角などにも氷が張ってしまいます。
同じことが身体にも起きると言う事です。
身体の場合これが、冷えに繋がるわけです。
特に膝に既にトラブルを抱えている場合、この冷えは大敵です。
流れを良くして治癒をすすめるためにも、また冷えで痛みが大きくならないためにも、温めようのサポーターの使用がおすすめです。
この場合は、ウールや絹などの素材の身体に優しく温めの効果のある、締め付けすぎないサポーターがおすすめです。
締め付けすぎないと言うところに、注意してください。
せっかく温めて流れを良くしても、強すぎるサポーターでせき止めてしまっては元も子もありません。
あまりサポーターは使用しないほうがいい膝のトラブル
サポーターは補助器具です。
万能ではありませんので、全ての膝のトラブルや膝痛に効果があるわけではありません。
外傷がある場合
怪我による膝の痛みやトラブルの場合、外傷が治癒していないならサポーターの使用は控えたほうがいいでしょう。
時々頑張り過ぎる人が、まだ怪我も治っていないのに無理をして、痛いからと言ってサポーターをつけて動いたりします。
これは逆に治癒を遅らせてしまうので、サポーターの効果は無いと言っていいでしょう。
まず外傷をきっちりと治してから、その後のリハビリで使用すべきですね。
半月板や関節部の損傷の処置前
半月板や関節部の損傷が原因で、骨片などが神経に当たって痛みを生じている場合、無理に動くのは出来れば避けたほうがいいでしょう。
ここで無理してサポーターで支えて動いても、身体の中での神経への刺激は続いていることになります。
つまり下手すれば、神経をもっと傷つける危険性もあると言う事です。
こういった場合は、医師に相談して処置法を決めて、外科的な処置をしてから後、リハビリなどの時に医師のアドバイスに従って使用が良いでしょう。
外科的な措置が必要な場合は、まずそちらからと言う事ですね。
サポーターが効果的かどうかは状況次第、医師への相談も大事です
スポーツなどしてきた人の場合、痛みをある程度判断することが出来ます。
この程度の痛みならサポーターで保護すれば、何とか大丈夫との判断もある程度は可能です。
そこまでの経験値の多さから、経験則としての判断が出来ると言う事です。
しかし普通の、あまり運動とは縁の無い人の場合、痛みに対する自己判断は危険です。
特に日常生活に欠かせない膝と言う大事な関節の場合、今までにない痛みを感じたりしたらまず、医師に相談するのがいいでしょう。
結果によって、どういった措置を取るかも医師に相談してください。
素人判断は危険なこともありますので、大事な膝を守るためにもまず検査で原因を探ってもらいましょう。
上記した使用法はある大雑把な目安として、ご利用いただきたいと思います。
まとめ
膝の痛みにはサポーターを使用と言うのは、何となく当たり前のように思われることでしょう。
とは言えドラッグなどに行くと、色々な種類のサポーターが販売されていて、一体どれを選べばいいのか判断に迷うこともありますね。
そんな場合の代表的な使い方をご紹介しましたが、あくまで補助器具のサポーターです。
膝痛を治してくれるものではなく、動くことへの補助であると言う事をお忘れなく、正しく利用していきましょう。