自分にあったまくらの選び方
毎日なんとなく使っているまくらですが、実は体に大きな影響を与えるものなのです。
毎日うものだからこそ、間違った知識でなんとなくまくらを選んでしまわないように、正しい知識を身に着けて、自分の体にあった良いまくらで毎日の睡眠を快適に過ごせるように心がけたいものですが、自分に合ったまくらをどうやって選んだらいいものか意外と知らないものです。
そこで、自分に合ったまくらの選び方を紹介します。
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まくらがもたらす効果
まくらは睡眠のときに毎日体にあてて使用します。
そんなまくらは体に合っていないと、肩こりや首の痛みといった肩周りのコリが発生するだけでなく、どんなに寝ても疲れが取れなかったり、睡眠が浅くなってしまったり、寝つきが悪くなったり目覚めが悪くなったりと生活に支障が出てしまうほどの様々な症状が現れてしまいます。
体にあったまくらを使う事で、肩こりの解消、骨の歪みまで解消される効果も期待できます。
何より、寝ている時の体への負担が減るので、翌日に疲れを持ち越さない、質の良い深い眠りができるようになり、毎日スッキリした気持ちで過ごすことができます。
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自分に合ったまくらの選び方
まくらを選ぶ際に一番重要なのは自分の形に合ったまくらを選ぶことです。
選び方が固さや高さなど好みもあると思いますが、まずは実際にまくらを当てて横になってみる事が大事です。
見た目や手で押しただけでは一番肝心な肩周りに馴染むかがわかりませんので、実際にまくらを当てて、仰向けや横向きになってみて選んでみましょう。
さらに、眠っている時の姿勢は真っ直ぐ立ったままの姿勢で寝る事が一番理想な形です、なのでまくらを選ぶ際はまくらを当てて寝てみて、横から見た時に高すぎて首が沈んでいないか、低すぎて首が反っていないかを誰かにみてもらいながら選ぶとわかりやすいです。
背骨と首がまっすぐになる高さのまくらが一番理想的な高さです。
高さの次に重要なのはまくらの固さです。
固すぎると高さが合っていても肩こりの原因になり、首周りの血行も悪くなってしまいます。
かと言って柔らかすぎると頭が沈みこんで寝返りがうちづらく、翌朝の疲れに繋がってしまいます。
固めが好みであればそばがらやヒノキなどの天然素材のものを、柔らかめが好みであれば動物の毛やポリエステル素材のものを選ぶといいですが、どちらも選べない場合は低反発ウレタンを選ぶと普通の固さに近いのでいいでしょう。
大きさは寝返りをうってもまくらから頭が落ちないように、横に大きめの物を選び、素材は汗を良く吸収してすぐに乾くような通気性のよいものがいいでしょう。
おすすめのまくら
数あるまくらのなかで、自分の理想のまくらを見つけるのは大変です。
市販のまくらを買って失敗してしまう前に、自分の理想のまくらを自分で作ってみることをおすすめします。
作り方は簡単で、大きめのバスタオルを何枚か重ねて、その上に頭をおいて寝てみます。
横から見た時に背骨と首がまっすぐになる理想の高さになるように、タオルを足したり引いたりしながら調整して、高さが合ったら一番下に固めのタオルや玄関マットなど固い素材を敷き、頭や顔が当たる一番上の部分は肌触りがいいタオルや刺激の少ないシーツなどで覆うと、自分で簡単に理想のまくらを作る事が可能です。
その自作のまくらを基準に市販のまくらを選ぶと、失敗はなく良いまくらを選ぶことができるでしょう。
まとめ
このようにまくらは生活の中で人の体に健康や睡眠の質などに大きな影響をもたらす大変重要なものです。
多くの人が自分に合ったまくらを探すこともせずにいるので、妥協して自分に合わないまくらを使い続けることのないように、まくら選びの基準と、自分の理想の形を理解したうえで、体に合ったまくらを選ぶようにここがけましょう。