自分に合うまくらの選び方
ほとんどの人が睡眠時に毎日使用するまくら。
みなさんはどのようなまくらを使用していますか。
自分の体に合っていないまくらを使用することによって、肩こりや頭痛などの体の不調にも繋がってしまいます。
最近ではまくらの重要性に対する認識も広がり、オーダーメイドのまくらを作れたりもします。
今回はまくらの重要性と選び方について紹介していきたいと思います。
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まくらの健康への影響について
まず最初に、自分の体に合わないまくらを使用することで引き起こされる健康への影響をみていきましょう。
ひとつは肩こりです。
まくらが高すぎる場合、肩こりの原因や悪化に結びつくといわれています。
高すぎるまくらはいびきをかく要因のひとつとも考えられています。
次に頭痛です。
頭痛の場合は、体に対して低すぎるまくらが良くないと言われています。
肩こりに頭痛と言えば、悩んでいない日本人のほうが少ないように思いますよね。
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まくらが合っていない時のサイン
まくらが合っているかいないかの見分け方を紹介します。
朝の起床時に、まくらから離れて寝てしまっている場合はまくらが高すぎる可能性があります。
反対に低すぎるまくらの場合には、まくらを折りたたんで眠っていたり、無意識に頭や頬、まくらの下に手を入れ込んで眠っていたりします。
思い当たりることはありませんか?
まくらの高さの選び方
では、どのような状態が自分の体に合っている状態なのでしょうか?
それは、立っている時と同じ体勢になっている状態です。
立っている時と同じ姿勢で、顎が前後に動き過ぎないことが重要です。
また横向きになった時に首が真っ直ぐになっているということも大切です。
人間は一晩で約30回もの寝返りを打つと言われていますので、仰向けの状態だけではなく横向きの状態もしっかり考えなければいけないのです。
寝返りをうった時に頭がはみ出てしまうことのない大きさを選ぶことも大切です。
まくらが低すぎる場合にはまくらの下にタオルを敷いて高さを上げ、高すぎる場合には自分の肩の部分にタオルやブランケットを敷いて高さを調節してみるのも良いでしょう。
ちなみに、うつぶせ寝はそれ自体がそもそも健康には良くない寝姿勢なので気を付けたいですね。
まくらの素材について
素材によって使用感に大きく差があるので、自分の好みで選んだり季節によって使い分けると良いでしょう。
代表的な素材をいくつか紹介します。
・パイプ素材→ポピュラーで入手しやすく、ホコリも溜まりにくく通気性が抜群です。
お手入れの面ではナンバー1の扱いやすさだと思います。
チャックがついており、中身の量を調節できるものもあって便利です。
ただゴツゴツとした使用感があり、好みが分かれそうです。
・羽根やエステル素材→こちらも非常にポピュラーな素材です。
ホコリが出やすい素材なので、アレルギーや鼻炎持ちの人には不向きかもしれません。
最初はふんわりしていて気持ち良いですが、だんだんとふんわり感が無くなって薄くなってきてしまいます。
安価なものだと一年は持たないと思います。
やわらかい使用感が好きな人におすすめです。
・ソバ殻→ひんやりとした使用感で夏におすすめの素材です。
中のソバ殻がだんだん割れてくるので、こちらも寿命は短めです。
半年から一年程度で買い替えましょう。
そばアレルギーの人や喘息持ちの人は使用を避けましょう。
・低反発ウレタン素材→近年流行している素材です。
金額の幅も大きいですが、安価なものは気温が下がると固くなりがちです。
頭にフィットする素材なので、肩こりや頭痛に効果があるとも言われています。
夏は暑いかもしれませんが、温かくなりやすいので冬にはおすすめです。
・ひのきや備長炭→ニオイがつきにくく、リラックスに効果がある素材です。
また虫がつきにくいというメリットもあります。
パイプまくらのようにゴツゴツとした使用感なので、苦手な人もいるかもしれません。
まとめ
毎日の生活のなかで身近なまくらについて紹介しましたがいかがでしたか?
まくらの大切さは理解していても、オーダーメイドのまくらを作るのはハードルが高いという人がほとんどだと思います。
しかし素材や高さの選び方を知っていると、ホームセンターや家具屋さんで市販のでまくらを買う際に自分に合ったものを選びやすくなりますよね。
仕事や家事や育児で多忙な毎日を過ごしているみなさん、自分にピッタリのまくらでグッスリ眠って疲れを癒しましょう。