買い替えた方が良い?マットレスの寿命を見極める5つの方法
「今使っているマットレスだいぶ古いけど、マットレスっていつまでもつの?」などと思ったことはないでしょうか?
寿命を迎えたマットレスを使っていると、睡眠の質の低下や腰痛などの原因になります。
そのため、マットレスが寿命を迎えたら買い替えることが大切ですが、「マットレスの寿命ってどうやって見極めるの?」と思う方もいることでしょう。
そこでここでは、マットレスの寿命を見極める方法を説明していきます。
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目次
一般的にマットレスの寿命はどのくらいと言われているのか
あなたは、マットレスの寿命はどのくらいだと思いますか?
5年ですか?
10年ですか?
それとも20年ですか?
5年や10年と思った方はほぼ正解で、一般的にマットレスの寿命は5~10年といわれています。
もちろん、マットレスの質や素材、手入れの有無などによって寿命は違ってきますが、一般的にはそのような年数と言われています。
マットレスは永久的に使えるものではなく、使っていれば当然劣化していき、凹んだり、きしむ音がするようになったり、汚れたりしてしまいます。
寿命を迎えたマットレスで毎日眠っていると、身体に悪影響を及ぼす恐れがあります。
寿命を迎えたマットレスは寝心地が悪く、寝心地が悪くなるとなかなか眠れなかったり、睡眠の質が低下したりする原因になります。
また、睡眠時の寝姿勢は悪くなりがちになり、寝姿勢が悪くなれば身体は歪んでしまいます。
身体が歪めば、肩や腰など身体にかかる負担は大きくなり、肩や腰を痛めてしまうこともあります。
そして、寝つきが悪くなり、睡眠の質が低下してしまうことで疲れがとれにくくなってしまい、朝気持ちよく起きることができなくなってしまうこともあります。
以上のことから、寿命を迎えたマットレスは使わない方が良く、マットレスが寿命を迎えたら買い替えることが大切です。
そして、マットレスの寿命を知るには、マットレスの寿命を見極める方法を知る必要があります。
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見極める方法1.マットレスのへこみ
マットレスの上で横になった時、腰が当たる部分あたりがへこんでいると寿命を迎えています。
マットレスがへこんでいても使うことはできますが、中央あたりがへこんでいるマットレスで眠っていると、身体に大きく負担がかかる寝姿勢になりやすくなります。
身体に大きな負担がかかる寝姿勢になれば、身体の様々な部分には負担がかかってしまいます。
寝ている時に身体の様々な部分に負担がかかれば、朝起きた時に「腰が痛い」「背中が痛い」「肩が痛い」というようなことが起きやすくなります。
マットレスが一度へこんでしまうと、そのへこみを戻すことは困難になるので、マットレスの腰に当たる部分あたりがへこんでいたら寿命だと思いましょう。
見極める方法2.中のコイルなどの素材が身体に当たる
あなたは眠っている時に、マットレスのコイルや中芯などが身体に当たることはありませんか?
もし当たるというのなら、マットレスを買い替えた方が良いでしょう。
マットレスを長年使用していると劣化していきマットレスの中の素材が出てきてしまうことがあります。
そのようになると、眠っている時に身体にマットレスのコイルなどが身体に当たり、痛い思いをし、寝心地はかなり悪くなってしまいます。
寝ている時にマットレスのコイルなどが身体に当たる場合は、そのマットレスは寿命ため、なるべく早く買い替えることをおすすめします。
見極める方法3.きしむ音がする
マットレスの中の素材が劣化すると、マットレスの上に乗った時や寝返りを打った時などに、きしむ音がする場合があります。
そのまま使用していると、マットレスがダメになるだけでなく、きしむ音によって眠りを妨げられてしまいます。
眠りを妨げられてしまうと睡眠の質は低下し、健康に良くありません。
そのため、マットレスに体重をかけた時にきしむ音がする場合は、買い替えを検討することをおすすめします。
しかし、マットレスの上で眠っている時に、きしむ音がするからといって、マットレスがきしんでいるとは限りません。
マットレスではなく、ベッドフレームがきしんでいる可能性もあるため、寝ている時にきしむ音がする場合はマットレスからきしむ音が出ているのか、ベッドフレームからきしむ音が出ているのか確認しましょう。
もし、ベッドフレームの方からきしむ音が出ている場合は、ベッドフレームの買い替えを検討することをおすすめします。
見極める方法4.マットレスの臭い
長年使用し、あまり手入れを行っていないマットレスがとても臭い場合は、マットレスの寿命と考えても良いでしょう。
マットレスを定期的に手入れしないと、眠っている時に出る汗や皮脂などによってマットレスには湿気がどんどん蓄積されていきます。
湿気が多い場所は、カビやダニが大好きな環境なため、マットレスに湿気が多く蓄積してしまうと、カビやダニは繁殖しやすくなります。
カビやダニが繁殖するとマットレスが劣化するだけでなく、臭くなる原因にもなります。
とても臭く、カビやダニが多いマットレスを使うのは体にも精神的にも良くありません。
臭くなったマットレスをメンテナンスしても臭いがとれずとても臭い場合は、マットレスを買い替えることをおすすめします。
見極める方法5.表側の生地の破れ
マットレスの表側の生地が劣化すると、表側の生地が破れてしまうことがあり、表側の生地が破れたら寿命になります。
表側の生地が破れると寝心地が悪くなるだけでなく、マットレスの中のコイルなどの素材が飛び出してくる可能性もあります。
マットレス内のコイルが飛び出してきて身体に当たると危険なので、マットレスの表側の生地が破れたら買い替えましょう。
マットレスの寿命を延ばすには
ここまでの説明で、マットレスの寿命の見極め方が理解できたかと思います。
マットレスを使っている方は、自分の健康のためにマットレスの寿命を見極め、速やかに買い替えることが大切ですが、マットレスの寿命を延ばすことも大切です。
ということで、次はマットレスの寿命を延ばす方法を簡単に分かりやすく説明していきます。
たまにマットレスを陰干しする
マットレスに溜まった湿気は劣化の原因となり、劣化すれば当然、マットレスの寿命は短くなってしまいます。
では、マットレスの湿気を逃がすにはどうすれば良いのかというと、たまに陰干しすると良いです。
天日干し可能なものなら天日干しした方が良いですが、日光に当てて干してはいけないものの場合は、室内の日光が当たらない風が良く通るところに立てかけて干しましょう。
そのようにすることで、効果的にマットレスの湿気を逃がすことができ、寿命を延ばすことができます。
また、たまに陰干しするだけでなく、マットレスが置いてある寝室を定期的に換気することも大切です。
それは、寝室の湿度が高いと、マットレスには湿気が溜まりやすくなるからです。
定期的にマットレスをひっくり返したり向きを変えたりする
毎日同じ面の上で眠っていると、マットレスの同じ部分に負担がかかりやすくなります。
マットレスの同じ部分に負担がかかることが多くなれば、負担がかかっている部分はへこみやすく、劣化しやすくなります。
そのことを防ぐ方法として、定期的にマットレスをひっくり返したり、向きを変えたりするという方法があります。
使っているマットレスが表と裏の両面使用可能なら、定期的にひっくり返して使うと良いです。
また、定期的に頭にくる部分と足にくる部分を180度回転させると良いです。
定期的にマットレスをひっくり返したり、180度回転させたりして使うことで、同じ部分に負担がかかりにくくなり、マットレスの劣化を軽減させることができます。
まとめ
寿命を迎えたマットレスを使い続けても良いことはありません。
そのため、マットレスの寿命をしっかり見極め、健康を害する前に買い替えましょう。
マットレスは定期的にメンテナンスすることにより寿命を延ばすことが可能なので、ここの記事を参考にして定期的にメンテナンスを行ってください。
それでは、寝心地の良いマットレスを使い、良い睡眠を。