赤ちゃんに優しいベビー用マットレスにはどんな特徴がある?4つの注目ポイント

マットレス・敷き布団

ベビー用のマットレスには、いろいろな種類があるため、初めて選ぶときは迷ってしまうことがあります。

しかし、だからといって適当に選んではいけません。

そのマットレスの特徴をよく見ておかないと、赤ちゃんの体に負担をかけるようなものを買ってしまう可能性があります。

では、赤ちゃんに優しいマットレスとはどんなものなのか、詳しく説明していきましょう。



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通気性がよい

赤ちゃんの体に優しいマットレスというのは、通気性がよく、ジメジメとした湿気がこもらないようになっているものです。

通気性のよさは、赤ちゃんが気持ちよくマットレスを使うためには、とても重要なポイントになります。

マットレスの通気性が悪かった場合は、湿気がひどくこもってしまうため、快適に使うことができません。

特に、夏は要注意です。

ただでさえ蒸し暑くなる夏に、そのような通気性の悪いマットレスを使っていると、不快な蒸し暑さがさらに増すことになります。

しかも、赤ちゃんの体は代謝が活発なので、大人より暑がりです。

汗もたくさんかいてしまうため、通気性の悪いむしむしするマットレスに寝かせていたりすると、あっという間に汗まみれになってしまいます。

そして、大量に汗をかいた状態が長く続いたりすれば、体調を崩してしまう可能性が高いのです。

赤ちゃんの健康を維持するためにも、通気性が悪いものは避けて選ぶようにしましょう。

あせも対策

多量の発汗があるときは、あせもの問題もあります。

暑がりで汗っかきな赤ちゃんは、首や腕などにあせもができることがよくあるため、普段から注意しなければなりません。

ところが、マットレスの通気性が悪いと、汗が余計に増え、あせものリスクを高めることになってしまうのです。

そんなことでは、健康に過ごすことができません。

あせもをお防いで体の負担を軽減するためには、通気性がよく、湿気の蓄積が少ないマットレスを選んでください。

それなら、蒸し暑さによる不快感はなくなり、あせもや体調不良などのデメリットもしっかり抑えることができます。

カビを防いで清潔に

通気性の悪いマットレスがよくない理由としては、カビの発生もあります。

カビが繁殖するには、ジメジメと湿った環境が必要であり、通気性の悪く湿気がこもりやすいものは、最適の場所になってしまうのです。

赤ちゃんの健康を維持するなら、そのような不衛生な状態は絶対に避けなければなりません。

カビの発生を防ぎ、いつも清潔な状態にしておくためにも、通気性のよさを見落とさないようにしましょう。



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底つき感がない

赤ちゃんに優しいマットレスを選ぶなら、厚さにも注目してみましょう。

厚さが足りないマットレスは、赤ちゃんの体に負担をかけてしまうことがあります。

ここで問題になるのは、寝たときの底つき感です。

暑さが足りないマットレスは、底についたような硬さを感じることが多いため、快適に眠ることができません。

赤ちゃんの体重が軽いとはいえ、あまり薄いものを買ったりすると、余計なストレスを与えることになってしまうのです。

そのような事態を避けるためには、厚さをきちんと確認してください。

スプリングが入ったタイプなら、約10cmのものを探すようにすると、底につく感覚を防ぐことができます。

高反発なら薄いものも

底つき感のないマットレスというのは、必ずしも厚くなっているとは限りません。

3cmくらいの厚さしかないように見えても、意外に快適なものがあったります。

そのような製品は、高反発素材を使ったマットレスです。

高反発マットレスは、反発力が通常のものより強いため、凹んでもすぐに形が戻ります。

そのため、あまり厚くないものでも、底についてしまう心配はないのです。

底つき感のない快適なマットレスを選ぶなら、反発力もしっかり確かめておきましょう。

皮膚への影響がない

ベビー用のマットレスの中には、シワや縮みといった劣化を防ぐために、ホルムアルデヒドを使っているものがあります。

しかし、ホルムアルデヒドは、赤ちゃんの敏感な肌に悪影響を与える可能性があります。

アレルギーを引き起こしたり、皮膚炎になったりすることがあるのです。

長く使っていくためには、劣化を抑えることも大切ではありますが、赤ちゃんに負担をかけてしまうのであれば、ホルムアルデヒドは避けなければなりません。

ベビー用のものは、量が多くならないように調整しているものもありますが、確実にデメリットを防ぐのであれば、やはりまったく含まれていないものがおすすめです。

選ぶときは、じっくりと詳細を確認して、ホルムアルデヒドが非検出になっているものを探すようにしましょう。

それなら、赤ちゃんの健康を損なうようなことは起こりません。

体が沈みすぎない

赤ちゃんが快適に使えるマットレスを探すときは、「なるべく柔らかいものを見つけよう」と考えることがあります。

これは、柔らかくてフワフワしたものなら気持ちよく使えそうなイメージがあるためですが、あまりにも柔らかすぎるものを選ぶのは問題です。

なぜなら、柔らかすぎるものは、不自然なくらいに体が沈みこむことがあるからです。

これは、寝るときの姿勢を乱す原因になります。

深く沈みすぎているために、常に体が曲がった状態で過ごさなければなりません。

立っているときや座っているときは、長く姿勢を崩していると、体に悪い影響が出てくるものです。

寝るときも同じで、変に体が沈むようなマットレスを使っていると、健康を損なう可能性があります。

特に、これからどんどん成長していく赤ちゃんが使うものなら、姿勢が悪くなるものは避けるべきです。

常に体が曲がった状態で寝ていると、骨の正しい成長を妨げるおそれがあります。

そのような事態を回避するためには、柔らかさばかり追求するのはやめましょう。

赤ちゃんが毎日健康的に過ごせるように、極端に柔らかいものではなく、ある程度硬さのあるものを選んでください。

姿勢が安定するものを

マットレスを気持ちよく使うためには、確かに柔らかさも必要です。

硬くてゴツゴツしたものを使ったりすると、体を痛めてしまうので、柔らかさをまったく無視してしまうのはよくありません。

しかし、姿勢が崩れることを防ぐなら、ただ柔らかいだけでなく、しっかりと体を支えられるだけの硬さも重要になるのです。

適度な硬さのあるマットレスは、体の沈みすぎを防いでくれるため、常によい姿勢を維持することができます。

それなら、成長に悪い影響を与えることもありません。

柔らかすぎず硬すぎず、ちょうどよい具合に赤ちゃんの体を支えてくれるものを見つけてください。

反発力も重要

体が沈みすぎないマットレスを選ぶなら、硬さや柔らかさだけでなく、反発力の確認も忘れないようにしてください。

反発力が低すぎるものは、凹むとなかなか元に戻らないので、深く沈みこんだままの姿勢が長く続いてしまうこともあります。

そのようなデメリットを防ぐためには、反発力が高めのものを選んでおきましょう。

反発力が高いと、すぐ元に戻ろうとする力が強く働くため、沈みすぎる心配はありません。

また、寝返りをうつとき、少しの力で体を動かせるようになることも、メリットのひとつです。

赤ちゃんが快適に過ごせるように、硬さも反発力もしっかりチェックして、慎重に選ぶようにしましょう。

まとめ

ベビー用のマットレスは、どれを選んでも同じように使えるわけではありません。

通気性や硬さの違いを無視して選んでしまうと、赤ちゃんの体に悪影響を与えてしまうこともあるのです。

そんなマットレスを避けるためには、ここで紹介した、赤ちゃんに優しいマットレスの特徴を思い出してください。

赤ちゃんの体に負担をかけないような特徴を備えたものなら、問題なく使うことができます。