重たいマットレスはどう処分するのがベスト?楽で賢い6つの方法 

マットレス・敷き布団

クッション性に優れたマットレスは快眠には欠かせないアイテムですよね。

しかしスプリングが傷んだり引っ越しで処分したい場合、大きくて分厚いのでごみ捨て場に持っていくのは一苦労です。

足腰が悪かったり、マンションの上階に住んでいると運べないということもあるでしょう。

そこで今回は重たく悩ましいマットレスの楽で賢い処分方法6選をお伝えします。



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マットレスの処分に必要な前準備

マットレスをどう処分するかは、その種類や現在の状態によって変わってきます。

スムーズに作業を進めるために事前に何を確認しておくべきか解説します。

マットレスの種類

処分をどこに依頼するにせよ、手持ちのマットレスがどんな種類なのかは必ず確認しておくべき点です。

マットレスはボンネルコイル、ポケットコイルなどバネの形や数によって分類されます。

購入時にどのタイプを選んだのかを覚えていれば問題ないですが、年月を重ねてわからなくなってしまった場合はまずはスプリングが入っているかどうか、ウレタン製かジェル製など、構造と素材を確認してみてください。

そしてベッドに乗せるタイプかどうか、折りたためるタイプなのか形状も説明できるようにしておきましょう。

サイズ

マットレスの処分にあたっては、持ち運びを想定してサイズも把握しておくべきです。

平置きにしたマットレスの縦、横、高さ(厚み)をメジャーなどで計測し、あらかじめメモしておきましょう。

外部への依頼時にはシングル、ダブル、キングといったおおまかなサイズを合わせて伝えればわかりやすいです。

シミや汚れ、痛みなどの状態

最後に処分予定のマットレスの使用度合いと状態のチェックをしましょう。

使い古してスプリングが壊れていたり、痛みがひどい場合は捨てることになりますが、もしも現状が比較的美品であればリユースに回すことができます。

水布巾で拭いたり、洗えるタイプなら洗濯してできる限り綺麗に修復すると処分の幅が広がります。



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マットレスを粗大ごみで処分する方法

マットレスの前準備を済ませたらいよいよ処分の手配に入りましょう。

まずは最もベーシックな粗大ごみに捨てる場合の手順と費用を解説します。

手順

マットレスを粗大ごみに捨てたい時は自分の住んでいる自治体への連絡が必要です。

各地域ごとに定められた粗大ごみ回収回線に電話して氏名と住所、マットレスの種類や大きさを伝えましょう。

そして必要金額分の粗大ごみ回収券をコンビニなどで購入したら、指定された日時に収集場所に自分で持っていくという手順になります。

折りたためたり柔らかい素材のマットレスの場合はできるだけコンパクトにして、他の住民の邪魔にならないよう配慮してください。

また電話以外に自治体の処理センターや工場に予約して自分で持ち込むという方法もあります。

これは粗大ごみの費用が免除されたり割安になることが多いのでお得ですが、大きなマットレスだと普通乗用車には入りきらないこともあるので要注意です。

運び込もうとしてできない!

と慌てないようマットレスと車のサイズとを照らし合わせ、予めシミュレーションしておいてくださいね。

かかる費用

マットレスを粗大ごみに出す費用は各自治体によって差がありますが、大体1000~2500円以内を見ておくとよいでしょう。

住んでいる区や市のホームページを見ると詳しい金額がわかります。

手間をかけたくない人におすすめのマットレスの処分法

マットレスを処分したいけれど粗大ごみとして収集場所に運ぶのは辛い、決められた日時に出すのは手間だという方におすすめの方法をお伝えします。

不用品回収業者に依頼する

大型のマットレスを不用品回収業者に依頼すると自宅に直接来てもらえるため、持ち運ぶ必要がなく、処分の手間を省くことができます。

引き取り日時を自分の都合で決められるというのも大きなメリットです。

どこに依頼するか探す際にはインターネットを使う方も多いでしょうが、検索してみると該当業者はたくさんありますから、まずは利用者の口コミなどで評判を調べ選定するとよいでしょう。

費用がいくらかかるかは業者によって大きく違いますので、まずは見積もりを作成してもらい、提示金額に納得したうえで処分の手続きを進めるようにしてください。

新しいマットレスの購入と引き換えに処分してもらう

マットレスを楽に処分したい時、新品を購入するというのも一つの方法です。

店舗によっては新しいマットレスの搬入の際に古い方を引き取ってもらえる所も多いですから、買う予定がある方はこの引き換えシステムを利用しない手はないですね。

自分の都合の良い日時に作業を指定でき、手間なく費用をかけずに処分できるという意味でおすすめです。

マットレスを処分してお金が手に入るお得な方法

手持ちのマットレスが比較的美品であればぜひ検討してほしい、処分するだけでなくお金まで手に入れられるお得な方法をご紹介します。

リサイクルショップに売る

リサイクルショップと言えば中古品引き取りの専門であり不用品回収業者と似ていますが、大きく違う点はマットレスに価値があれば有料で買い取ってもらえるところです。

最近では街中に大型店舗やチェーン店も増えていますので利用にあたっての安心感もありますよね。

お手持ちのマットレスを自身で一度見立ててみて、まだ綺麗で再利用できそうであれば一度査定してもらうのはいかがでしょうか。

家に来てマットレスを見てもらった結果金額はつけられないけれど、無料で引き取りはしてくれるという良心的な店舗もありますよ。

ネットオークションやフリマアプリに出す

比較的美品のマットレスをお得に処分する方法として、ネットオークションやフリマアプリを利用するという手もあります。

やり方としてはまずマットレスの写真を何枚か角度を変えて撮り、サイズや種類をわかりやすく伝える説明文を考え、自分で販売価格を決めて掲載といった風になります。

マットレスは重量がありますから宅配便を利用するといくらになるのかを予めきちんと計算し、送料を含めた価格をつけるのか、購入者側の負担とするのかを明確にしておくと取引をスムーズに進めることができるでしょう。

マットレスを無料で賢く処分する方法

マットレスの処分をする時、かかる費用は気になるところですよね。

できることならお金をかけずに無料で処分したい!

そんな方におすすめの方法をお伝えします。

リユース掲示板に掲載する

マットレスの処分にあたってリユース掲示板を利用するのも選択肢の一つです。

リユース掲示板とはわかりやすく言えば「この中古品を誰かもう一度使いませんか、引き取りませんか」とインターネット上で呼びかける場所のことで、最近ではホームページにリンクを設けている自治体が多いです。

ジモティーもCMでお馴染みですね。

リユース掲示板を利用する際は手持ちのマットレスの状態と写真、住んでいるエリアを載せて希望者を募ることになりますが、受け渡しの交渉は個人間でする必要があります。

自宅にマットレスを直接引き取りに来てもらいたい場合は、相手方との相違が出ないように初めにきちんと伝えておきましょう。

自分で分解する

マットレスを粗大ごみに出すと費用がかかりますが、普通のごみとして捨てることができれば無料になります。

というわけでマットレスを自分で分解してパーツごとに分け、細かくして処分するという裏ワザはいかがでしょうか。

作業するにあたっては布地部分を切る大き目のハサミやカッター、スプリングを切断できるニッパーを用意しましょう。

素手では危険なので軍手もあるとよいです。

分解する時に埃や粉じんも飛ぶかもしれませんからマスクとゴーグルも準備できれば万全ですね。

まとめ

マットレスの様々な処分方法についてお伝えしました。

重たいマットレスは必ずしも運ぶ必要はなく、不用品回収業者に依頼して引き取りに来てもらうなどの楽な処理法が複数あります。

事前に状態やサイズをきちんと確認し、その価値を見極めることでネットオークションに出したりリサイクルショップに売ったりと処分の幅も広げることも可能です。

ぜひこの記事を参考に、自分に合ったマットレスの処分方法を見つけてくださいね。