長年使用しているまくらを買い換えないのは危険!実は寿命がある?
私達が快適に寝るために必要不可欠なものがまくらであり、このまくらには、実は寿命があります。
その事を知らなくて、寿命が過ぎたまくらを使い続けたら、健康に良くありません。
しかし、まくらの種類によって寿命も違えば、長く使い続けるためのメンテナンス方法も違います。
そこで、まくらの種類別の寿命やメンテナンス方法などについて詳しく紹介しましょう。
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まくらの寿命
まくらには、様々な種類があって、それぞれ使用出来る寿命が違っています。
多くのまくらは約6ヶ月~2年と言われており、そばがらは10カ月・羽根とポリエステルわたは約1~3年・パイプとビーズは約1~5年で、その他の素材は約1~3年と言われているのです。
あなたが現在使用しているまくらの種類を確認して、そのまくらの寿命を把握すれば、買い換える目安になるので参考にしてみて下さい。
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まくらを使用している年数
まくらは安価なものであれば千円前後で購入出来ますが、高額なまくらになれば数万円するものまであります。
そのため、お金をかけたくないと感じて、まくらを買い換えたくないと考えてしまう方は多いでしょう。
実際にあるアンケート調査では、まくらを使用している期間で最も多かったのが3~5年だったので、多くの方はまくらの種類によって寿命が過ぎたまくらを使用している可能性があるのです。
しかし、寿命が過ぎたまくらを使用する事は健康によくないので、まくらの寿命が過ぎたら買い換える事をおすすめします。
寿命が過ぎたまくらを使用した場合
まくらを買い換えるお金が惜しくて、寿命が過ぎたまくらを使用したら、どうなってしまうのか気になる方は多いでしょう。
そこで、寿命が過ぎたまくらを使用した場合の悪影響について詳しく説明します。
高さが変わる悪影響
私たち人間の体を全体的に見たら、頭の部分は小さく見えるので、頭の重さは軽いように誤解しがちです。
所が、実際には成人の場合では、頭の重さは全体重の約8~10%と言われています。
つまり体重60kgの方であれば、頭の重さは約4.8~6.0kgという事になるのです。
これほど重い頭をまくらは数時間も支えているのです。
そのため、寿命の過ぎたまくらは、へたってしまい高さが低くなっているのです。
そうなれば、購入した時には身体に合っていたまくらが合わなくなってしまい、首や肩に負担をかける事になってしまいます。
首や肩に負担をかけるようになれば、首コリや肩コリになってしまい、1日中その痛みに悩まされてしまうので高さの合わなくなったまくらを使用するのは健康に良くないのです。
衛生面の悪影響
寿命が過ぎたまくらを使用する際の悪影響として、衛生面の問題があります。
まくらには多くのダニが存在しているだけでなく、カビが発生する事もあります。
そのようなまくらを使い続けてしまえば、ダニアレルギーやカビアレルギーを発症してしまうのです。
なぜなら、まくらには多くのダニだけではなく、ダニの死骸やフンもあるので、このような状態のまくらを使用していたら健康に悪影響を与えるのは仕方のない事です。
もしも、ダニアレルギーやカビアレルギーを発症してしまえば、肌トラブルを起こしてしまうだけでなく、目がかゆくなってしまいったり咳が出たりします。
特に免疫力が低い子供が使用する際には注意が必要で、重症になる危険性もあります。
そのため、清潔なまくらに買い換える必要があるのです。
まくらを買い換える目安
まくらの寿命は理解出来ても、まくらを購入した日時を覚えていない方は、買い換えるタイミングが分からなくて困ってしまうでしょう。
そこで、まくらを買い換える目安を期間ではなく使用感から分かる方法を紹介しましょう。
そばがら
そばがらは、使用を続けていけば、そばがらが割れていき粉が出てくる事があります。
粉が出ていけば、虫が付いてきたり、鼻炎になる可能性もあります。
そのため、そばがらを使用している場合に粉が出てきたら、買い換える目安と考えて良いでしょう。
羽根
羽根はご存知の方も多いかと思いますが、ふわふわとした柔らかさが大きな特徴です。
そのため羽根を使用しているまくらのボリュームが足りなくなってきた時が、買い換える目安と思ったほうが良いです。
そして羽根の骨がカバーを突き抜ける場合もあるので、そのままにしたら羽根が出てくるので、カバーを縫うか買い換えたほうが良いでしょう。
ポリエステルわた
ポリエステルわたは、ダニやカビの被害を受けにくいと言われている素材なので、長年使用したいと考える方は多いでしょう。
しかし、高さに問題が出てくるのでボリュームが足りないと思ったら、首コリや肩コリを防ぐためにも買い換えたほうが良いです。
パイプ
パイプは硬い素材で出来ていますが、使用を続けていけば、残念ながらパイプがつぶれてしまいボリュームがなくなっていきます。
そのため、パイプでもボリュームがなくなった時が買い換える目安と思ったほうが良いです。
ビーズ
ビーズの場合は、寿命に関わらず使用感が悪くなるという事は少ないと言われています。
しかし、ビーズよりまくらの内袋の生地が使えなくてなってしまう場合があるので、まくらカバーや内袋の状態を見て買い換える時期を判断して下さい。
まくらを長く使用出来る方法
まくらの寿命を紹介してきましたが、まくらはメンテナンスをしなければ、寿命を過ぎなくても使用しづらくなる事があります。
そこで、まくらのメンテナンス方法を詳しく紹介するので参考にしてみて下さい。
そばがら
そばがらは水洗いをする事が出来ないので、まくらカバーを外して、まくらカバーだけ洗濯して下さい。
そして、そばがらのほうは天日干しにする事が出きるので、日光にあててダニやカビを防止するようにしましょう。
羽根
羽根も水洗いをする事が出来ないので、同じようにまくらカバーだけでも洗濯するようにして下さい。
そして天日干しは可能と言われていますが長い時間に渡って天日干しをすれば、膨らみがなくなってしまうので、30分~1時間だけにとどめておきましょう。
ポリエステルわた
ポリエステルわたの場合は、水洗い可能なものがあれば、水洗いできないものまであります。
そのため水洗い可能かどうか商品に付いているマークや洗濯をする際の注意事項が書いてある部分があるので、その場所を確認して下さい。
そしてポリエステルわたは天日干しをしても、品質が落ちる事がないと言われているので、定期的に天日干しをする事をおすすめします。
パイプ
パイプは水洗い可能なので、清潔に使用を続ける事が可能です。
さらに天日干しも可能な種類で通気性も良いので、数多くあるまくらの種類のなかで、最も清潔に使用する事が出きるまくらと言っても良いでしょう。
ビーズ
ビーズは洗える種類と洗えない種類があるので、ポリエステルわたと同じように、まくらに付いているマークや注意事項を確認して下さい。
その代わり、天日干しは可能なので、定期的に乾燥させて清潔に使用するようにしましょう。
まとめ
まくらの寿命やメンテナンス方法について紹介してきましたが、まくらに寿命がある事に驚かれた方はいるかもしれません。
もしも、まくらを購入した際は寝たら疲労感が取れたのに、最近になって寝ても疲労感が取れなくなった時はまくらの寿命が過ぎている場合があります。
そのような場合はまくらを早めに買い換えたほうが良いでしょう。