青森名物リンゴ風呂には、実はスゴイ効果があるのです! 今日からあなたもリンゴの入浴剤で美と健康をキープしてみては?

入浴・入浴剤

青森の観光で温泉に行った時に、リンゴをたくさん浮かべたリンゴ風呂に入ったという経験のある人も多いかと思います。

これはただ単に青森がリンゴの名産地でたくさんリンゴができるという理由だけでなく、実は入浴剤としてもスゴイ効果があるからなのです。

いったいどのような効果があるのか気になりませんか?

そこで今回はリンゴ風呂の効果と自宅で簡単にできる手作りリンゴ入浴剤、そして市販の入浴剤について紹介していきたいと思います。

毎日家庭でリンゴ風呂に入るとリンゴのパワーで、美と健康をキープすることができますよ!



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リンゴは食べるだけでなく、お風呂でもスゴイ効果が!

「1日1個のリンゴは、医者を遠ざける」ということわざがありますが、毎日リンゴを1個食べることでコレステロールと血圧が下がり、心臓病や脳梗塞などの生活習慣病の予防になると言われています。

またお腹を壊した時には、リンゴのペクチンの整腸作用が効果的であることも知られています。

そして最近ではリンゴ幹細胞エキスが美肌効果を発揮するということで、このエキスを配合した化粧品も登場してきています。

ところがリンゴは食べるだけでなく、また化粧品として使用するだけでなく、お風呂でも実はスゴイ効果を実感することができるのです。



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リンゴ風呂で実感できる5つのスゴイ効果について

リンゴ風呂に入ることで美と健康をキープできるという、5つのスゴイ効果があります。

その効果とはいったいどのようなものか、ピックアップしてみたいと思います。

血の巡りを良くなり新陳代謝をアップ!

リンゴには酸味の成分である、リンゴ酸やカプロン酸などがたくさん含まれています。

これらの酸味の成分が身体に浸透して血の巡りを良くし、新陳代謝をアップさせる効果を発揮します。

最近では酸味が少なく甘いリンゴも多いですが、紅玉のように酸味の強いリンゴをお風呂に入れれば血行促進と新陳代謝の向上効果で、身体のコリや痛み、そしてむくみや肥満解消効果も期待できるのです。

風邪やインフルエンザの予防効果

リンゴ風呂には温浴効果と共に、リンゴポリフェノールの働きで免疫を活性化させる作用があり、この2つの相乗効果で風邪やインフルエンザにかかりにくい身体にしてくれます。

特にリンゴは冬の果物として寒い時期に食卓に上る機会が増えますが、リンゴ風呂でも健康パワーを享受することができるので、免疫力が弱い子供やお年寄りの入浴にもぜひおすすめです。

良い香りでリラクゼーション効果

リンゴ風呂に入るとリンゴの甘酸っぱくてさわやかな香りが浴室にも広がり、アロマと同じようなリラクゼーション効果が実感できます。

温浴効果と血流促進効果に加えて、香りによる高いリラクゼーション効果が日ごろの仕事の疲れやストレスを癒してくれるので、忙しい人にもピッタリのお風呂です。

ちなみにリンゴの香りは品種によって違いがありますので、その日の気分によって品種を変えてみたり、好みの香りのリンゴを湯船に入れたりするのも良いかと思います。

女性にうれしい美と健康の効果が!

リンゴにはビタミンC・セラミド・ミネラル・ポリフェノール・カリウムなどといった、女性にうれしい美と健康に優れた効果を発揮する成分がたくさん詰まっています。

これらの成分は疲労回復や冷え性の緩和、更年期による体調不良の改善などに効果があるほか、ビタミンCやセラミド、ポリフェノールなど美肌とアンチエイジング効果もあり、忙しくて疲れ気味の女性には特におすすめです。

またリンゴ風呂は乾燥肌の人にも効果的で、リンゴに含まれているセラミドが肌にうるおいを与えてバリア機能を高めるので、お風呂上がりの乾燥も気にならなくなります。

ピーリング効果でヒジ・ヒザ・かかとのガサガサ解消!

人は加齢とともにヒジ・ヒザ・かかとの角質層が厚くなり、ガサガサになってしまいます。

入浴する時にはこのガサガサが気になるので、軽石やヘチマたわしなどでゴシゴシこすっている人もあるかと思いますが、肌が傷つきダメージを受けるので控えるのが望ましいでしょう。

ところがリンゴ風呂ならばただ湯船につかるだけで、ヒジやヒザ・かかとのガサガサをピーリング効果でこすらずして解消することができます。

リンゴに含まれるフルーツ酸が固くなった角質層を柔らかくして、徐々に不要な角質を取り除いてくれるため、ただ入浴するだけでヒジ・ヒザ・かかとがツルツルになるのです。

でもリンゴ丸ごと湯船一面に浮かべるのはちょっと…

家庭のお風呂でリンゴを丸ごと湯船一面に浮かべるというと、コストも手間もかかってしまい毎日続けることが困難になってしまいます。

リンゴ風呂は温泉のようにたくさんリンゴを浮かべなくても、一般家庭のお風呂で行う場合は2個から3個で十分です。

しかもリンゴをそのまま丸ごと入れるよりも、輪切りにするかすりおろしたものをパックに詰めて湯船に入れる方がリンゴの効果がよりアップします。

この場合はリンゴの皮にポリフェノールがたっぷり含まれているので、皮をむいてしまうのではなく、皮ごと輪切りやすりおろしにすることが大切です。

一方、食べられるリンゴを入れるのがもったいない!

と思う人は、リンゴの皮や芯だけ入れても良いでしょう。

この場合フルーツ酸やペクチンの効果は薄らぎますが、皮を入れているのでポリフェノールの効果は十分に発揮されます。

肌の弱い人は無農薬のリンゴがおすすめ!

ところでリンゴ風呂に使用するリンゴは安いもので構いませんが、肌の弱い人は無農薬のリンゴを使用することをおすすめします。

また無農薬のものが手に入らない場合は、皮の部分は十分に水洗いしましょう。

リンゴ風呂は皮の部分にポリフェノールなどの有効成分が多く含まれていますが、農薬が残っていると特に敏感肌の人の場合は肌荒れを起こす可能性がありますので注意しましょう。

リンゴ風呂の注意点について

リンゴ風呂は温泉ミネラルが配合されていなくても十分に温浴効果がありますので、39℃から41℃くらいのぬるめのお湯に入るのがおすすめです。

あまり熱いお風呂に入ると肌に刺激を与えることになり、せっかくのリンゴの美肌効果も半減してしまいますので注意しましょう。

またフルーツや飲み物などの飲食品を使用したお湯は雑菌が繁殖しやすいので、お風呂から上がる前はしっかりとシャワーを浴びて洗い流しましょう。

洗い流してもリンゴ風呂の効果は変わりません。

また入浴後は湯船をしっかりと洗って常に清潔を保つようにし、排水管が詰まらないようリンゴの繊維質や皮、種などはきれいに取り除いて下さい。

ちなみに残り湯は残念ながら洗濯等には使えませんので、すぐに流してしまうことが望ましいでしょう。

リンゴを使うのが面倒な人は、リンゴの入浴剤も!

ところでリンゴ風呂は入浴後の残り湯を使えず、掃除も少し手間がかかるので面倒だという人には、リンゴの入浴剤も販売されていますので、それを利用するのも良いでしょう。

リンゴエキスを配合した入浴剤は意外と少ないのですが、その中で特にリンゴ風呂として効果のあるものを2つ紹介したいと思います。

アイガスト信州限定 もぎたてりんごの入浴剤

天然リンゴエキスを配合した入浴剤で、お湯に入れると湯あたりがやわらかで保湿効果も抜群なので敏感肌や乾燥肌で悩む人におすすめ。

甘酸っぱくさわやかなリンゴの香りがリラクゼーション効果を高め、温浴効果と血流を促す効果で心と身体の疲れを癒してくれます。

パッケージのデザインがカワイイので、プレゼントとしても喜ばれること間違いなし!

原田のりんご屋さんが作った入浴剤・リンゴスパ

リンゴ果実水とリンゴ果実エキスに加えて、プロテオグリカン・オリーブオイル・米ぬかオイルと優れた美容成分を配合した、美肌効果がしっかりと実感したい人におすすめの入浴剤です。

敏感肌の人にもやさしい無鉱物油処方で、さわやかなリンゴの香りに包まれながら全身スキンケアが行え、湯上りの肌はもっちりつやつやの美肌に仕上がります。

加齢とともに乾燥が進んでいる肌や、日焼けによるダメージを受けた肌にはうってつけのリンゴの入浴剤です。

まとめ

リンゴ風呂はユズやアロマのお風呂とはまたひと味違った、甘酸っぱくてフルーティーな香りが楽しめるので入浴するのが楽しくなります。

それだけでなく美容と健康効果にも優れたお風呂なので、最近では青森の温泉だけでなく全国の温泉や入浴施設でも取り入れているところが増えています。

自宅ではリンゴの皮や芯など捨てる部分でリンゴ風呂を楽しむと経済的ですし、輪切りやすり下ろしたものを使用すれば、よりリンゴの有効成分がお湯に溶け込み効果の高いリンゴ風呂になります。

市販の入浴剤の中ではリンゴエキスを配合した入浴剤はまだ少数派ですが、時間のない人はリンゴの香りだけでなく、エキスも配合した入浴剤を利用するのも良いのではと思います。

ネットで探せばいくつか見つかるかと思いますので、ぜひお試しあれ!






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