骨盤ベルトが痒い!敏感肌の人はどうしたらいい?
骨盤ベルトには伸縮性が求められますから、化学繊維が使われているのが普通です。
しかし、敏感肌の人の中にはポリエステルなどが肌にあたると痒くなってしまうという方もいると思います。
敏感肌だけど骨盤ベルトを付けたい場合にはどうしたらいいのか知っておきましょう。
素材選びのコツや、プラス1アイテムで敏感肌対策する方法をご紹介します。
敏感肌ってどんな状態?
敏感肌というのは、病名を指す言葉ではありません。
肌の状態を指す言葉で、実は明確な基準がないのです。
ちょっとしたことでかぶれやすかったり、痒みが出やすい人が「敏感肌」という風に呼ばれています。
骨盤ベルトは基本的に肌に直接つけるものなので、敏感肌の人の中には痒くなったり、赤くなったりしてしまう人も多いですね。
かといって装着しないと腰が痛いし・・・と悩んでいる方も多いと思います。
敏感肌になる原因は様々ですが、一番多いのが「乾燥」や「免疫の低下」です。
加齢と主に懸念されるのは乾燥です。
皮膚表面の角質層が水分を保持できなくなり、表面が乾いてしまうとちょっとした刺激で肌トラブルが起きやすくなってしまいます。
骨盤ベルトを付ける際にも、しっかり保湿をして乾燥予防対策をしておきたいですね。
骨盤ベルトで綿100%は無理?
敏感肌の方の中には、綿100%の素材にこだわって下着を選んでいる方も多いと思います。
赤ちゃんや、子供用下着なんかは肌にやさしい綿100%が多いですよね。
しかし、綿素材は肌あたりがやさしい分、伸びやすく、単体で骨盤を補正するような強度を持ち合わせていません。
そのため、骨盤ベルトを綿100%で・・・というのは現実的には不可能です。
ですから、綿100%の腹巻や下着を着用して、その上から骨盤ベルトをつけるようにしましょう。
こうすることで、肌にあたる部分は綿素材になりますから、骨盤ベルトの素材が何であれ痒みが出にくくなります。
骨盤ベルトは通気性重視!
骨盤ベルト単体でつける場合も、下に綿素材の下着や腹巻を付ける場合にも、「通気性」のいい骨盤ベルトがおすすめです。
汗が骨盤ベルトの中にこもってしまうと、敏感肌でない人でも痒みや不快感などのトラブルが起こりやすくなります。
メッシュ素材のタイプや、吸汗性、速乾性に優れた素材を採用しているものを探しましょう。
見た目重視のレース素材などはどうしても通気性の面で劣りやすい部分がありますから、敏感肌の場合はデザインや見た目より通気性から絞り込むのがおすすめです。
肌に直接つける場合は生産国や素材をチェック!
綿素材の腹巻や下着の上から骨盤ベルトをつけると、着ぶくれしやすいという難点があります。
また、夏の時期は何枚も重ねた上に骨盤ベルトを巻くのは億劫ですよね。
敏感肌の人でも安心の肌に直接つけられるタイプも増えてきていますから、ご安心ください。
ただし、すべての人に肌トラブルが起こらないとは限りません。
購入前には、生産国や使用している素材がどのようなものかということもチェックしましょう。
意外と見逃しがちなのですが、縫い目の出方も痒みに影響します。
赤ちゃんの下着は縫い目が外側になっていることが多いのも同じ理屈からです。
縫い目が肌に直接当たらないかどうかということも確認しておきましょう。
毎日長時間つけるものだからこそ、念入りに確認してください。
まとめ
敏感肌の人は、骨盤ベルトを直接つけずに、手持ちの綿素材の腹巻や下着の上から着用するのがおすすめです。
肌に直接つける場合は、生産国や素材、縫い目の位置などを確認するようにしましょう。
肌が乾燥していると敏感肌が加速しやすいので、お風呂上りや骨盤ベルト着用前の保湿も忘れずに。
ちょっとした対策で、敏感肌の人でも安心して骨盤ベルトを使うことが出来ますよ。