鼻づまりにはまくらが大切?鼻づまりでも寝やすくなるまくらのポイント
慢性的に鼻がつまりがちな人には、寝やすくなるまくらを使うことがおすすめです。
実は、そうした慢性的に鼻づまりを起こしている人でも、寝やすいまくらという物があるのです。
そういうものがあるのであれば、それを使わない手はないでしょう。
そこでここではそんな、鼻づまりでも寝やすくなるまくらのポイントを紹介していきます。
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高いまくらであること
鼻づまりでも寝やすくなるまくらのポイントとしてまずいえるのは、高さについてです。
髙さは、髙めのまくらにするのが正解です。
なんとなく分かるかもしれませんが、高いまくらの場合、鼻のあたりの気道が確保されやすくなりますし、それ以上に、鼻水が奥にたまりづらくなります。
もし低いまくらで寝ていたら、なんとなく鼻の奥にある鼻水はそのままそこにあるようにイメージできるでしょう。
重力でどちらかに傾くという事が起こりづらいのですから、なかなか鼻づまりは解消されないのです。
でも、高いまくらで顔を立て気味にすると、当然重力で鼻水は落ちがちになります。
そうして鼻水が出ていけば、当然ながら鼻づまりは解消されるようになります。
だから、寝ている時にも鼻で息がしやすくなるのです。
そういうことがあるので、慢性的に鼻がつまりがちなひとには、高いまくらがおすすめです。
タオルなどで調整しても良い
もしわざわざ高いまくらに買い替えるのが嫌だとか、買い替える前に一度試してみたいというのであれば、タオルを使うと良いでしょう。
たとえば折りたたんだバスタオルなどをまくらの下に挟んでいきます。
そうしてまくらの下に高さを持たせてあげれば、必然的にまくらの高さは高くなると言えます。
だから、高いまくらを使っている感覚はしっかりと把握することが出来るでしょう。
もしかしたら高いまくらがあまり合わないという方もいるかもしれませんから、一度はこれで試した方が良いでしょう。
まくらは、値段が高いものはすごく高いです。
そういうすごい高いまくらを買って合わなかったら最悪です。
だから、一度は試してみましょう。
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固めのまくらであること
鼻づまりの人が選ぶべきまくらは、高いだけのまくらではダメです。
高い上にさらにやや固めのまくらでないとダメなのです。
ではなぜ、やや固めのまくらでないとだめなのでしょうか?
それは、頭の沈み込みの問題が生じてしまうからです。
柔らかいまくらだと結果高くなくなる
もしやわらかいまくらを使っていたとすると、その柔らかいまくらは頭の重量でかなり沈んでいくでしょう。
そうしてまくらが沈んでいくということは言い換えると、その分だけまくらの高さが低くなるということになります。
いくら高めのまくらを使うといっても、そこまで高めのまくらをつかうわけではありません。
本当に顔がすごい角度になるくらいの高いまくらであれば、多少凹んでもそれでちょうど良くなるでしょうが、そんなまくらでは鼻呼吸が出来るようになったとしても、のどがすごく苦しいです。
だから、基本的にはそこまで高いまくらは選ばないはずです。
常識的な範囲での高いまくらを選ぶことになるでしょう。
そんな常識的な範囲の高いまくらが凹んだらどうでしょうか?
それはまず間違いなくあまり高さのないまくらを使っているのと変わらなくなるでしょう。
だから、高いまくらを選ぶ意味がなくなるのです。
それでは勿体ないので、ある程度固いまくらを選ばないとならないというわけになります。
良いバランスを見極めて
ただ、固すぎるとそれで頭が痛くなったりします。
きちんと眠れるようになったとしても、それで頭が痛くなるのであれば、それでは意味がないと言えるでしょう。
だからそうならないようにするために、固さと高さのバランスをよく見極める必要があります。
その為にはたくさん試してみないとならないでしょう。
ネット通販で簡単に済ませるのではなく、実店舗でいろいろと試して、バランスを見極めていってください。
大きめであること
また、大きめなまくらを選ぶということも鼻づまりでも寝やすくなるまくらのポイントと言えます。
髙くて固いだけのまくらだと、どうしても首の角度は急になりがちになります。
首の角度が急になると、先述のようにあまり息がしづらくなります。
そうなったらわざわざ高いまくらを購入した意味はなくなるでしょう。
鼻づまりを解消するのが目的ではなく、最終的な目的は鼻づまりを解消して寝やすくすることが目的なはずです。
それならば、息が苦しくて寝づらくなったら意味がなくなります。
だからこそ、ある程度大きめのまくらを選ばないとならなくなるのです。
緩やかに立ち上げられる
やや大きめのまくらが良いというのは、胸から上全体を緩やかに立ち上げることが出来るからです。
首の角度が急になるのが問題なのですから、首の角度が急にならないように、胸のあたりから持ち上げてあげれば良いのです。
そうして胸のあたりから持ち上げてあげれば、当然上半身全体が緩やかに持ち上がるようになります。
そうなれば、首が苦しくなることはなくなるでしょう。
やや大きめのまくらであればそれを叶えることが出来るようになります。
定期的に買い替える事も大切
鼻づまりでも寝やすくなるまくらのポイントとして、定期的に買い替えるということも挙げられます。
なぜ定期的に買い替えることが鼻づまりの人でも寝やすくなることに繋がるのかわかりますでしょうか?
それは、別段難しい話ではありません。
定期的に買い替えないと、まくらはドンドン凹んでいったりして高さがなくなるから、定期的に買い替えるようにしようというだけの話です。
柔らかいまくらではなくある程度固いまくらを使うべきというのと、同じ理由です。
固いまくらを使っているのだから、別に定期的に買い替えなくても問題ないと思う方もいるかもしれませんが、固いまくらだから定期的に買い替えなくても大丈夫ということはありません。
たとえ固いまくらであっても、それを使用しているとだんだんと凹んでくるのがまくらなのです。
それくらいに頭の重さというのは重たいものです。
だから、定期的に買い替えるようにした方が良いでしょう。
1年に1回くらいは買い替える
そのタイミングはもちろん自分で判断するのが理想です。
でも、毎日使用するものですから、自分では意外と気が付かない物でしょう。
たまに見ると変化に気がつくことも多いですが、毎日目にしているとその変化に気が付かないなんていうことは良くある話です。
それは変化が緩やかだから、仕方がない話なのです。
なので、一応目安となる数字もあげておきましょう。
目安と言えるのはだいたい1年です。
まくらは耐用年数が2年くらいだと考えることができますが、2年しっかり使うとどうしても凹みがちになります。
1年くらいで買い替えていけば、そこまでまくらが低くなる前の段階でまたしっかりとした質感のまくらに変えることが出来るので、ずっといい感じのまくらを使うことが出来るようになります。
そういうことがあるので、余裕があれば、一年に一回くらいはまくらを買い替えるのがおすすめです。
まとめ
まくら一つで鼻づまりの人の寝やすさが変わるのですから、こうしたポイントをしっかりと押さえて、そういうまくらを使っていった方が良いでしょう。
鼻づまりで寝づらいということは睡眠の質にも影響してきますし、睡眠の質に影響をするということは、それはつまり仕事や勉強など、人生のあらゆるところの質に影響するということになりますから。