ビジネスを快適にしたい人、必見!腰痛を予防できる椅子選びの方法は?
デスクワークをするビジネスマンにとって、腰痛は避けては通れないとも言えるトラブルのひとつ。
辛い腰痛は、身体的なダメージであると同時に、精神的なモチベーション低下にも繋がってしまうでしょう。
そんなネガティブな事態を回避できるのが、意外なことに椅子選びです。
快適なデスクチェアを選ぶと、長時間作業も集中しやすくなりますから、業務の効率そのものをアップさせるきっかけにもなるでしょう。
今回は、ビジネスにぴったりの椅子を探す、おすすめの方法を紹介していきます。
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あなたの身体に合う椅子を選ぶ
ランキングだけを鵜呑みにしない
デスクワーカーが椅子選びをするとき、やはり情報収集は非常に重要になって来ます。
しかし、インターネット上の人気ランキングや口コミは、あくまで参考だと考えるようにしましょう。
誰かにとってはとても快適な椅子であっても、あなたにとってはそうではないかもしれません。
人間の身体は、ひとりひとり特徴が異なっており、様々なポイントの積み重ねが、腰痛に繋がって来ます。
あなたの腰痛予防に適している椅子が、ランキング上位のものと絶対に一致するというわけではないのです。
身体的な特徴を理解しておく
背の高い人、猫背の人、何かしらのクセがある人など、自らの特徴を理解しておくことは重要です。
自分に適した椅子を探すためには、自分について正しく把握しておくことが不可欠だからです。
普段のクセや姿勢なども前もって把握しておくと、使いやすい椅子を見つけやすくなります。
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座り心地が良い椅子を選ぶ
デスクワーカーにとって、長時間の作業が苦痛ではなくなることは、かなり大きいメリットになるでしょう。
座り心地が悪い椅子は、落ち着いて仕事が出来ませんし、安定した姿勢が実現出来ないので、腰痛に繋がってしまうことも多いです。
そのため、座り心地の良い椅子を選ぼうとするだけで、腰痛はかなり改善、あるいは予防がしやすくなります。
サスペンションがお尻に沿うようになっていれば、それだけ長時間座っても疲れにくい傾向にあります。
曲線に合う椅子は、体重の分散を可能にするため、腰への一点負担をスムーズに改善できるのです。
実際にショップに出向いたり、サンプルを確認したりして、座り心地がよく、長時間利用しやすいものがおすすめです。
姿勢を矯正できる椅子を選ぶ
座り心地が良い椅子のほかに、専門的な技術を駆使して設計されている椅子もあります。
腰痛に深く関係してくる、姿勢や骨盤を矯正できるタイプの椅子です。
本格的な腰痛治療をする人が用いるタイプの椅子もあるので、業務時間を利用して、効率良く体質改善をしていける場合もあるというわけです。
ただし、より個人の適性に関わって来るものになりますし、価格も全体的に高めの傾向にあるため、下調べや検討は慎重に行うようにしましょう。
腰痛用にチェックしておきたい椅子の特徴
背もたれ
背筋のスタイルは、腰痛と切って離せない、深い関係にあります。
腰痛の予防と改善に役立ちやすい椅子は、背もたれに寄りかかったとき、背骨がS字カーブを描けるものとなっています。
あくまで自然な状態でS字になる設計になっている椅子が良いでしょう。
へそ側に自然にフィットするものは、腰に負担がかかりにくく、痛みも発生しにくくなります。
また、骨盤の丈夫を支えてくれる背もたれの椅子もおすすめでしょう。
座り心地に安定感が生まれ、腹部の重心が落ち着くので、腰にかかる負担を格段に減らしやすくなります。
高さの調整機能
高さ調整が出来ない椅子は、腰痛の引き金になってしまう可能性もあるので、出来るだけ避けるようにしましょう。
デスクとの兼ね合いがつきにくいため、無理な姿勢が固定されてしまったり、腰にダメージが集中しやすくなってしまったりします。
頭の位置固定にも繋がって来ますから、姿勢の改善にも深く関係してくるというわけです。
高さがある程度自由に調整できる椅子を探しましょう。
肘位置の調整機能
一見腰痛とは無関係なように思えますが、肘の位置が調整できることも、腰痛の予防と改善にとって重要です。
骨盤の歪みに繋がって来る可能性もあるため、着席時の肘とデスクが、およそ直角に調整できるような椅子がおすすめです。
肘かけがないタイプの椅子は言語道断でしょう。
肘を安定しておけるということは、リラックスした姿勢での作業にも結び付いて来ます。
逆に言えば、肘かけがないことで、姿勢の崩れの引き金になってしまうこともあるでしょう。
安定して肘を置けること、更に位置調整が可能であることが、腰痛用の椅子選びのポイントになるのです。
クッションの耐久性
長らく使用していると、どうしても体重がかかってしまう関係上、クッション部分は劣化してしまうものです。
そのため、出来るだけ長く、安定した働きを実現させるためには、椅子のクッション部分における耐久性が非常に重要になってくるでしょう。
クッションにおける弾力の高さは、椎間板への負担を減らしやすくなりますから、ヘルニアなどのトラブルを抱えた経験がある人でも、安心して使いやすいと言えるのです。
どんなに座り心地が良くても、すぐにクッションの働きが弱まってしまったり、交換が出来なかったりすると、腰痛対策として十分とは言えません。
ただし、クッションが交換可能な椅子は、そもそも数が圧倒的に少ないため、よほど相性が良いものがない限りは、耐久性に優れたクッションが採用されている椅子がおすすめです。
メンテナンスやアフターフォロー
ビジネス用の椅子によっては、メンテナンスサポートや、アフターフォローサービスが実施されているものもあります。
ある程度の価格が保証されていたり、ビジネス椅子に特化した専門メーカーであったりすると、その傾向が強いでしょう。
補償期間が10年間以上に設定されている椅子もあるため、長期的な使用を前提としたい場合にはうってつけです。
パーツの点検や修理、前述したようなクッションの交換なども、事前に同意した範囲内であれば対応してもらうことができます。
自宅や職場まで作業スタッフが出向いてくれるものであれば、重い椅子をわざわざ移動させ、運ぶ労力や手間も節約することが出来るので、省エネで腰痛対策を進めることが出来るでしょう。
もちろん、サービスの内容や補償の範囲が優れているほど、椅子全体の価格は高くなりやすいので、予算とケア内容を照らし合わせるのは忘れないようにしてください。
腰痛対策に人気の高いビジネス椅子
DXRACERゲーミングチェア
人間工学に基づいて開発された椅子です。
商品名の由来は、長時間席につくことの多いゲーマーに嬉しい仕様ということからで、実際に数々の有名なゲーム大会でも採用されています。
腰への負担が少なく、価格も30000円前後となっているため、リーズナブルな椅子探しをしている人におすすめです。
アーユルチェアーオクトパス
骨盤を立てられる坐骨用の椅子として知られています。
腰痛対策が可能なビジネスチェアとして、長らく愛されている定番商品のひとつであり、多くの日本人の身体的特徴に合っています。
坐骨を安定させ、本格的な姿勢改善を目指したい人におすすめです。
エルゴヒューマンオフィスチェア エンジョイハイタイプ
背もたれのリクライニング機能が多彩なことが特徴です。
通気性に優れており、オールシーズン快適なビジネスを実現することが出来るでしょう。
体重の分散がスムーズになるため、腰にかかる負担を、著しく改善出来たという声もたくさんあります。
まとめ
いかがでしたか?
腰痛対策が可能な椅子は、機能から価格まで、非常に豊富に登場しています。
重要なのは、各種機能を理解した上で、あなた自身にぴったりのアイテムを探すことです。
予算や作業時間、自分の身体的な特徴を理解した上で、複数の候補をピックアップしてください。
その上で、実際にお試しで使用してみて、納得のいく椅子を使うのがおすすめです。