マットレスのへこみは腰痛の敵
近年、布団で寝る習慣からベットで就寝されると思います。
その中で、慢性的な腰痛に悩まされる方も少なくはないと思います。
腰痛の原因については、様々な問題があります。
骨や関節の異常によるものは、腰痛全体の約30%程と言われています。
他の70%は原因不明となっており、精神的な問題が起因している可能性もあります。
実は、マットレスのへこみが身体的そして精神的にも影響を与えている可能性があります。
マットレスにへこみがある場合、どのようにして、身体的そして精神的に影響を与え、腰痛を引き起こすのか説明したいと思います。
12年間腰痛の私が絶対おすすめするマットレス・敷布団ベスト16ランキングはこちら
目次
マットレスの「へこみ」は「へたり」の兆候
先ず、マットレスのへこみは『常にへこみがある』または『横になった際にへこみが発生する』といった場合は、マットレスがへたっています。
そのため、床に何も敷かない状態で寝ているのと変わらない状態に近く、腰痛になる可能性があります。
床に布団を敷いて寝る場合、マットがへこみ、腰が床に接触しているような状態になります。
マットレスのへこみにより、筋肉疲労が原因で腰痛になります。
12年間腰痛の私が絶対おすすめするマットレス・敷布団ベスト16ランキングはこちら
マットレスを変えて熟睡できればダメージ回復もすすむ
しかし、腰痛の原因は熟睡出来ていないことによるストレスも考えられます。
就寝中に体勢を変える頻度が増えることで、熟睡はほとんど出来ていません。
実際には、ストレス性の精神疾患を煩う方の多くは、腰痛に悩んでいる場合があります。
また、患者の多くは投薬治療だけでなく、睡眠時の体勢やマットレスを変えることで、熟睡が促されます。
それにより、ストレスが軽減され脳が受けているダメージも改善され、症状の緩和が促されます。
マットレスのへこみは、腰痛だけでなく、ストレスの軽減により精神疾患の改善や予防にも繋がります。
定期的にマットレスの向きを変えてへこみを防止しよう
マットレスは非常に高額な場合がありますが、疲労回復やストレス解消の面から考えると高いものではないと思います。
また、マットレスにへこみが発生するのは常に同じ場所でいるためです。
そこで、定期的にマットレスの向きを変更し、腰が沈む位置を変更する事でへこみを防止する事ができます。
これは、自動車用タイヤのローテンションと同じ考えです。
定期的に荷重が加わる部分を変更することで、マットレス内部のスプリングのへたりを防止できます。
あとは、○○年保証などと謳っているマットレスを購入することをオススメします。
もし、マットレスがへこんだ場合は保証で交換することができます。
基本的にメーカーはコイルのへたり保証を行っています。
マットレスを充実させるだけで腰痛が改善する場合もある
筆者自身も慢性的な腰痛に悩まされていました。
また、不眠症などストレス性の精神疾患を経験し、如何に熟睡し身体を休息させるか考えました。
結果、投薬治療の効果だけでなく、マットレスの変更により慢性的な腰痛は改善しています。
担当医師に相談したところ、睡眠時の環境は非常に重要であり、マットレスの交換は症状改善に良いとのことです。
また、原因不明の70%の腰痛は、不眠症やうつ病などの前兆が考えられるとの意見を頂きました。
筆者自身も徐々に腰痛が悪化し、就寝前や寝起き直後のストレッチを行っていましたが全く効果が得られませんでした。
しかし、今現在ストレッチをしても腰の骨がなるといったこともなく、そして筋肉疲労も感じていません。
マットレスの交換が非常に重要であると実感しております。
まとめ
もし、マットレスにへこみがある方は先ず、マットレスの向きを変更してみてください。
へこみが発生する箇所がかわるのでマットレスの寿命が延命されます。
マットレスの処分費用は意外に高額なので延命出来れば経済的です。
そして、ただの腰痛と侮らないでください。
それは、腰痛が身体の危険信号を発している可能性があります。
マットレスの交換で、その危険信号にいち早く気づくことが可能だと思います。