なぜ腰痛が治らない!実は敷き布団も原因の1つだった!?
酷くなると日常の生活にも支障をきたす「腰痛」症状を軽減するため、病院や接骨院に通院したり、自分でシップやストレッチをしてる人も少なくないと思います。
実は腰痛は日常生活に深く関係しており、その中でも睡眠中の姿勢も重要だと言われています。
ココでは、腰痛の原因や睡眠に関係する敷き布団の関係について説明していきます。
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腰痛とは
多くの人が悩まされている腰痛ですが、原因や症状はどういったものでしょうか。
実は一口に「腰痛」と言っても、様々な原因があり、それによって解消法も変わってきます。
まずはこの「腰痛」について説明していきます。
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腰痛の症状とは
文字の通り腰痛は腰が痛くなる症状です。
慢性的にいつもズキズキと痛いものから、姿勢を変えたときに身動きが取れないほどの強い痛みが襲ってくるものまで痛みの強弱も様々です。
腰の痛みと同時に背中の痛みや、下腹部の違和感、足へのしびれなど、腰周辺の部位にも影響があることが少なくありません。
腰痛の原因とは
実は腰痛の原因が分かっているものは全体の1割程度で、その他の原因ははっきり分かっていないものが多いそうです。
レントゲンをとってもこれといった異常が骨や神経などに見当たらないけど、痛みが続くと言った人の方が多いと言うことになります。
原因その1.病気によるもの
腰痛の原因として分かっているものとして病気を起因としているものが大きく分けて2つあります。
その1つとして、骨への直接的な影響です。
腰椎という腰の骨そのものに対して、圧迫があったり刺激があったりして痛みを感じるものがあります。
病気としては、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄、骨折などがあげられます。
また、何らかの原因によって細菌に感染した感染症や様々な癌の骨転移によっても痛みが生じてきます。
2つ目は、骨には直接影響はないが、周りの臓器が何かしらの病気を抱えている場合です。
胃潰瘍や、尿路結石、女性では婦人科疾患などがあげられます。
また、腰の周辺には太い血管や神経があり、その血管などが障害を受けても腰痛を発症することがあるようです。
腰痛は悩まされている人が多いからこそついつい軽く考えてしまいがちですが、怖い病気が関係していることもあります。
早期の発見で対処法や、改善方法も変わってきますので、まずは病院を受診してみることをおすすめします。
原因その2.はっきりとした原因が特定できないもの
腰痛の原因が分かっていればそれによる対処法もあるのですが、多くの腰痛がレントゲンなどで原因が不明のものです。
腰痛は体や、心の状態も関係してくると言われています。
体の影響として、仕事などで長時間同じ姿勢でいたり、強い負荷をかけるなどがあげられます。
それ以外にも、慢性的な運動不足や肥満、冷え性、姿勢の悪さなどがあります。
長時間同じ姿勢でいたりすることで、ある一部分に負荷が長くかかることになります。
それによって、筋肉の疲労や、骨への負荷もかかるため、筋肉痛のような痛みや神経の痛みを感じると言われています。
実は寝ているだけでも骨への負荷はかかっていると言われており、デスクワークなど座っている状態では更に腰に負担がかかっていることになります。
また運動不足によって、体を健康的に維持する筋肉が不足してくるため、体のバランスが崩れたり、疲れやすくなったりすることで、腰痛を起こしたりします。
運動不足による肥満や冷え性、姿勢の悪さも腰痛に悪い影響を与えます。
一定の部分に強い負荷をかけすぎたり、血流を阻害し疲労を蓄積するため、腰痛を発症したり悪化させたりしてしまうため注意が必要です。
心の影響として職場や家庭でのストレスや、不眠や不安などがあげられます。
人間はストレスを強く感じると、脳がうまく作用しなくなり、痛みを感じやすくなったりしてしまうのです。
それによって、更に痛みを感じ、またストレスを感じと悪循環に陥りやすくなります。
また、ストレスや合わない寝具によって不眠状態になっていると、きちんと休息をとることができないため、体の疲れも取れずに更に腰痛が悪化することもあります。
腰に負担をかけないために
腰痛は様々な原因が合わさることで、悪循環に陥りやすくなり、慢性化しやすいともいえます。
体や心、両方の面から腰への負担を軽減することが望ましいといえます。
では、具体的にどのような生活が腰に負担をかけない生活になるのでしょうか。
適度なストレッチ
腰に長い間負担がかかると、腰痛を引き起こしやすくなります。
例えば、長い間座ってデスクワークをする、子供を長く抱っこするなども腰痛の原因として多いものの一つです。
日常生活で気を付けることとして、適度なストレッチが有効です。
腰周りの筋肉を柔軟にしておくことによって腰痛を防いだり、軽減することも期待できます。
長時間同じ姿勢でいるな、今日は疲れたなと言うときは、適度に腰を伸ばしたり、縮めたりして血流を良くしましょう。
大切なのは無理をしないことです。
早く良くしたいからと、痛くても頑張りすぎてしまうとそれも腰に多くの負担をかけることになりますので、悪化の原因となります。
気持ちいいところで調整しましょう。
また、病院に通院していて、医師から運動を止められていたり不安な人は必ず相談してから行ってください。
見落としがちな寝る姿勢
長時間同じ姿勢でいないことが腰痛を軽減するために重要ですが、日常生活では意識してストレッチや運動をすることが出来ます。
しかし、意外と見落としがちなのが「寝ている時」です。
人間は1日のうちの3分の1程度の睡眠をとっているため、寝ているときの姿勢も重要になってきます。
ただ、寝ているときの姿勢が重要と言われても、数時間に一度起きてストレッチもなかなか出来ません。
そんな時に大切なのが敷き布団選びです。
「日常は気を付けているのに腰痛が改善しない」「朝起きた時に腰が痛い」と言う人は敷き布団を見直して見るのがおすすめです。
腰によい敷き布団選び
敷き布団を選ぶときに大切なのは「適度な硬さ」です。
やわらかすぎると腰が沈みすぎて、腰に負担がかかりやすい姿勢になります。
また寝返りを打つことも難しくなるので悪循環になりがちです。
硬すぎる布団の場合も、腰への体圧が集中するため、腰痛を悪化させやすくなります。
良い敷き布団選びは腰痛だけでなく、疲労回復や良質な睡眠の確保など自分にとっても良い面が多いのでぜひ確認して見てください。
それでもすぐに布団は替えられないという人は以下の方法を試して見てください。
クッションや布団をプラスする
硬い布団を使用している人は、クッションをプラスするのがおすすめです。
硬い部分にやわらかいクッションを一つ敷くと、体の圧力を受け止めてくれるため負担の軽減が考えられます。
また、やわらかい布団を使用しているひとは、下に固めの布団を敷いたりしてみてください。
大切なのは、寝返りがうちやすいことと、寝たときに「心地いい」と感じることです。
腰が沈みすぎていたり、寝たときに痛い部分がある布団は体に負担がかかっています。
まとめ
腰痛は日常生活によって悪化したり慢性化しやすい症状ともいえます。
起きている時間帯に腰に過度の負担がかからないよう、注意するのも重要ですが敷き布団の選び方も重要と言えます。
1日の少なくない時間をしめる睡眠中も自分にあった敷き布団で過ごすことで、腰痛の軽減に効果があると言えます。
様々な治療法や対処法を行った上でも腰痛があまり改善されないと言う人は、ぜひ敷き布団を見直してみてはいかがでしょうか。