座椅子選びではここが大事!4つの目的と注目ポイント
座椅子を選ぶときは、ただ漠然と探していても、なかなか思いどおりの商品は見つかりません。
選ぶときは、まず目的をはっきりさせておきましょう。
座椅子といえば楽に座るための商品ですが、求めるものは、人によって違いがあるものです。
それが明確になっていれば、優先すべき点もわかりやすくなります。
では、4つの目的の例を挙げて、それぞれのポイントを紹介していきましょう。
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座り心地のよいものが欲しい
座椅子を使うなら、座り心地がよいことは、とても重要です。
せっかく買った座椅子が、もし座り心地の悪いものだったら、気持ちよく使うことはできません。
お金を払ったにも関わらず、ほとんど使わなくなってしまうこともあるのです。
特に、長時間座るなら、余計なストレス避けなければなりません。
快適に使えないものを長時間使用したのでは、楽に座るどころか、無駄に疲れてしまうこともあります。
そんなときは、座椅子のクッション性に注目して選ぶようにしましょう。
座り心地のよいものを求めるなら、やはり柔らかさは必須になります。
そのためには、なるべくクッション性の高い商品が最適なのです。
クッション性が高く柔らかい座椅子は、フワフワとした気持ちよさがあり、長く座っていても、お尻が痛くなることはありません。
柔らかい座椅子の注意点
柔らかい座椅子は、とても座り心地のよい商品ですが、注意しなければならない点もあります。
クッション性の高い座椅子は、座面が厚くなっているものですが、使い方によっては、その厚さがデメリットになることもあるのです。
例えば、座椅子に座ってコタツに入る場合、座面が厚すぎると窮屈さを感じてしまいます。
厚さの分だけ体の位置が上になるため、動く余裕がなくなってしまい、うかつに足を組んだりはできなくなるのです。
したがって、柔らかい座椅子を選ぶときは、クッション性ばかりに注目するのではなく、厚さにも注意してください。
狭さを感じない程度の厚さなら、快適に使うことができます。
また、使い方や場所についても、しっかり考えておくようにしましょう。
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腰の負担を減らしたい
座椅子選びで気になるポイントのひとつには、腰にかかる負担もあります。
これは、腰の悩みを抱えている人なら、特に注意しなければなりません。
どのような座椅子に座るかで、腰への負担は違ってくるので、適当に決めるのではなく、慎重に選ぶことが大切です。
そこで注目したいのが、骨盤の状態になります。
座ったとき、骨盤がしっかり立ち、腰が直角になる商品は、腰痛対策のための理想的な座椅子です。
もし骨盤が倒れていた場合は、背骨の角度も悪くなり、腰に大きな負担をかけてしまいます。
背骨は、S字のカーブになっている状態が自然であり、それを維持するためには、骨盤がしっかり立っていなければなりません。
そのため、腰によい座椅子を選ぶなら、座ったときの姿勢がよくなることを重視してください。
骨盤が倒れて背骨が曲がるようだと、姿勢が悪くなるものです。
座ったときの姿勢がよくなる座椅子なら、腰に負担をかける心配はありません。
そのため、試しに座ることが可能な場合は、ぜひ座ってみてください。
実際に使ったときの姿勢を確かめてから決めれば、失敗は少なくなります。
柔らかすぎるものは避ける
クッション性が高く柔らかい座椅子は、座り心地のよさを優先する場合には、おすすめの商品です。
しかし、腰への負担を重要視するなら、あまり柔らかすぎるものは避けましょう。
なぜなら、柔らかすぎて体が不自然に沈むと、姿勢が乱れてしまうからです。
フワフワとした気持ちよさがあることは、柔らかい座椅子のメリットですが、度がすぎる場合は、骨盤を安定させることができなくなります。
すると、腰に負担をかける悪い姿勢になり、そのまま長く座っていたりすると、腰の痛みが悪化してしまうのです。
そのため、なるべく腰を痛めない座椅子が欲しいなら、むやみに柔らかいものを選ぶのではなく、適度に硬いものを探しましょう。
硬すぎると痛くて座っていられなくなりますが、ちょうどよい硬さがあるものなら、姿勢を安定させるためには最適です。
背もたれの心地よさも欲しい
座椅子といえば、座面の心地よさが注目されがちですが、背もたれも重要なポイントになります。
背もたれの心地よさがないと、座っていても違和感を感じることがあり、あまり快適に使うことはできません。
しっかりと背もたれに体を預けることができれば、楽に座ることができます。
そこで注意したいのが、背もたれの高さです。
背もたれは、背中の真ん中になるような中途半端な位置より、肩の少し下くらいまでの高さがあった方が、快適に使うことができます。
そのため、背もたれに心地よさを求めるときは、なるべく高い背もたれに注目しておきましょう。
リクライニングのレバーに注意
座椅子にはリクライニング機能を備えたものが多く、背もたれを倒すことができます。
背もたれに注目して選ぶときは、その倒し方に注意しておきましょう。
リクライニングには、レバーを使うタイプと、背もたれをいったん前に倒してから調整するタイプがあります。
このうち、簡単に背もたれを倒すことができるのは、やはりレバータイプの方です。
前に倒してから調整するタイプも、一見するとそれほど手間ではないように思えますが、頻繁に調整が必要な場合などは、だんだん不便に感じてくることもあります。
使いやすさを考えるなら、最初からレバータイプの商品を購入しておくのがおすすめです。
また、リクライニングによって、座るだけでなく寝ることにも利用したい場合は、なるべく平たい背もたれを選びましょう。
でこぼこした背もたれの場合、座るときは楽でも、リクライニングでは違和感を感じることがあります。
手入れをしやすいものが欲しい
座椅子を選ぶときのポイントには、使うときのことだけでなく、手入れのしやすさもあります。
毎日使う座椅子となれば、どうしても汚れは出てくるものです。
もし汚れたとき、「これはどやって洗えばいいの?」という座椅子では、困ることになります。
そこで注目したいのが、カバーがあるかどうかです。
座椅子は、基本的に丸洗いなどはできない商品なので、手入れのためには、なるべく汚れを付着させないことが重要になります。
しっかり専用のカバーをかけておくなら、たとえ汚れてしまっても、カバーだけを外して洗えば済むので、手入れはとても簡単です。
汚れを防いで手入れを楽にしたいなら、ぜひカバーつきの商品を選びましょう。
色にも注意しよう
座椅子の手入れでは、色も重要な要素になります。
例えば、白っぽい座椅子の場合、それほどひどい汚れでなくても、かなり目立ってしまうものです。
そうなれば、手入れの回数も自然に増えてしまいます。
白は清潔感のある色ですが、汚れがついた場合、それが少しだけであっても、大きく印象が変わる場合もあるのです。
しかし、色の濃いものなら、少し汚れたくらいでは、あまり目立つことはありません。
臭いが気になるようなひどい汚れでなければ、そのまま使うこともできるのです。
そのため、カバーがない座椅子の場合は、特に注意してください。
カバーは洗って汚れを落とすことができますが、それができない商品の場合、汚れが目立ちすぎるのは問題です。
なるべく濃い色を選んでおけば、些細な汚れを気にすることはありません。
まとめ
座椅子を選ぶときは、優先したいポイントによって、適切な商品が違ってきます。
そのため、まずは目的をはっきりさせて、座椅子に求めるものを確認しておきましょう。
優先すべきことがわかっていれば、座椅子選びはぐんと楽になります。
その際は、ここで紹介した例も参考にして、ぜひ自分にぴったりの座椅子を見つけてください。