枕を自分に合ったものに変えれば、いびきをかかなくなるのか
睡眠について悩んでいる人は現代社会においてたくさんいます。
不眠、眠りが浅い、歯ぎしりをする。
中でも多くの人が悩んでいるであろう問題が、いびきをかくということです。
今回は、そんないびきで悩んでいる人におすすめの対策法をご紹介します。
それは、枕を自分に合ったものに変える、という、今すぐ簡単にできる方法です。
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枕を変えれば、いびきをかかなくなるのか
枕を自分になったものに変えると、睡眠の質が良くなり、睡眠に関するさまざまな問題が解決すると言われています。
睡眠に関する問題はたくさんありますが、ここではとくに、いびきをかかないようにする、ということに焦点を当てます。
実際に枕を変えた体験から、いびきに対してどのくらい効果があったのかをご紹介していきます。
市販の枕を使っていたときのいびき
いびきに悩んでいたのは、筆者の旦那さんです。
昔から眠るたびにいびきをかいており、家族に指摘されることも多々あったそうです。
実際、隣で寝ている筆者も、その大きな音に始めの頃は毎晩驚いていました。
当時、わたしたちが使っていたのは市販の枕で、それぞれ実家から持ってきた、なんのこだわりもないものでした。
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より良い枕の購入方法
大手通販サイトやテレビショッピングなど、枕の購入にはさまざまな方法があります。
どれもその高い効果をうたっており、値段もピンからキリまであります。
好きなブランドがある人はそこから選んだり、話題になっているものを購入したりするのも良いでしょう。
ひとつ言えることは、やはり、オーダーメイドがおすすめということです。
実店舗での枕購入
インターネットで調べると、枕をオーダーメイドで作ってくれるお店はたくさんあります。
高いお金を払えば、有名ブランドで凝ったものを作ってもらうこともできます。
しかし、筆者はコスパも重視していたため、お手頃価格で自分専用の枕を作ってくれるところを求めていました。
そもそも値段が高ければ効果も高いのか、枕を変えたところで本当にいびきが治るのか、まだわからないうちから大枚をはたくのは危険とも言えます。
そして、検索の結果、若者向けの可愛らしいお店を二つほど見つけることができました。
店舗へ行ってみよう
わたしたちが向かったのは、有名百貨店内にあるオーダーメイド枕屋さんです。
ピローウィーカフェ、という可愛らしい名前のその店舗は、レディースのルームウェアフロアに位置し、一見とてもメルヘンな空間に思えます。
多くのお客さんは女性か、わたしたちと同じくカップルでしたが、男性一人での来店もゼロではないそうです。
来店すると、すでに予約がいっぱい入っており、三時間くらい後なら対応可能とのことでした。
オーダーメイド枕の作成
ここでは、実店舗でのオーダーメイド枕の作成手順についてご紹介していきます。
事前に調べて行かなくても、ベテランの店員さんが対応してくれるので、安心して全て任せることができました。
枕のプレオーダーメイド
オーダーメイドといっても、ある程度の内容は決まっています。
枕の中身、布の色、柄、サシェの香りを選択する仕様になっています。
デザインはお店のイメージ通りメルヘンチックなものから、シンプルなものまでさまざまあります。
店員さんは睡眠のスペシャリストといった感じなので、おすすめを聞いてみるのが良いでしょう。
頭の形の測定
お店の奥には二つのベッドがありました。
柔らかいマットレスと固いマットレスが用意されており、普段使っているほうにより近いほうを選びます。
そして、まず始めは頭の形の測定でした。
プラスチックの特殊な器具を後頭部に当てられます。
何本もの棒が連なっているような形状でした。
そして、頭から首にかけてのカーブを測り、高い~低いのレベルが決められます。
これは、枕の高さに関係する重要な部分なので、いまいち測定がうまくいかなかった筆者の旦那さんは何度も測り直しをされていました。
そして、ここでの値をもとに、店員さんが枕の高さを調節してくれます。
枕の中身の選択
次は、実際にベッドに横たわって枕を試します。
わたしたちは二人で来店したこともありますが、カーテンがうまい具合に外からの視線を遮ってくれるので、恥ずかしいことはありません。
始めは柔らかい素材から、最後にはとても固いものまで、一通り試したのち、好みのものを決めます。
また、このとき中身と同じくらい重要になってくるのが、枕の幅です。
最低価格で抑えるためには、90センチ幅のものが用意されていましたが、それだと寝返りをしたときに頭が落ちてしまうそうです。
結局、店員さんおすすめの120センチ幅のものを選択しました。
寝方の指導と最終仕上げ
枕の作成だけではなく、普段の寝方についてもアドバイスがもらえます。
寝返りの仕方や枕のより良い使い方についても学ぶことができました。
そして、いよいよ最終段階、好みの色柄などを選んだら終了です。
店頭にて店員さんが一つ一つ手作りしてくれるため、受け取るまでにはまた一時間ほどかかりました。
いびきに効果はあったのか
初めてのオーダーメイド枕、使ってみた感想
市販の枕と比べてみて感じることはたくさんあります。
まず、なんといってもその固さです。
筆者は今回、いちばん柔らかい素材の枕を作ってもらったので、以前に使っていた市販の枕との固さの違いは明らかでした。
夜眠るたびに後頭部が痛くなる、というマイナートラブルを抱えていたので、それが解消されそうという大きな期待を抱きました。
また、旦那さんは固い素材を選んでおり、頭と首の高低差も男性のほうが大きくなるとのことだったので、筆者の枕と比べてみると寝心地がまるで違いました。
このお店の枕は、真ん中がくぼんでいて左右が出ているタイプなので、真ん中はあおむけ用、端は横向き用と決まっています。
その通りに眠ることができるまで、不自然な感じもしましたが、すぐに慣れます。
いびきに対する効果
今回のテーマとなっていた、いびきに関しての効果があったのか。
結論から言うと、とても効果がありました。
使い始めた初日から、隣で寝ていた筆者にはその違いがわかりました。
そしてその効果はその日だけではなく、オーダーメイドの枕を使い続けている今も続いています。
もちろん個人によって違いはあるかと思いますが、ここでは、オーダーメイド枕はいびきに効果があると結論づけます。
実際、いびきをかかなくなったことで、朝までぐっすり眠れたという印象も持ったようでした。
アフターメンテナンス
枕には寿命があり、定期的にメンテナンスが必要だと言われています。
今回紹介したお店でも、半年か一年に一度はその必要があると言われました。
現在、メンテナンスをしないまま長い期間の使用を続けていますが、たしかに効果が薄れてきたように感じます。
中身がつぶれてしまったり、形が崩れてしまったりといった問題は、市販の枕にも起こり得ます。
オーダーメイドまでしなくても、という人も、定期的に新しい枕を購入してみると良いでしょう。
まとめ
枕を自分に合ったものに変えると、いびきをかかなくなるという大きな効果がありました。
他にも、朝までぐっすり眠れたり、後頭部や首が痛くならなかったりといった効果も期待できます。
個人差はあるかと思いますが、睡眠に関する悩みを抱えている人には、枕を見直してみることをおすすめします。
そして枕を買い替える際には、オーダーメイドも検討してみると良いでしょう。