腰痛改善には、入浴が効果的!手作り入浴剤でお湯の質をさらにアップしよう

入浴・入浴剤

寒い日や雨の日は、体が冷えてしまうので、腰痛を感じやすくなります。

腰痛が辛いと感じたら、温かいお風呂に入って、体を芯から温めましょう。

入浴の際は、ただのお湯ではなく、入浴剤を入れてみるとお湯の質が高まり、温浴効果もアップします。

好みの入浴剤がないという人は手作りしてみてはいかがでしょうか。

ここでは、腰痛と入浴剤の関係についてと、おすすめ入浴剤のつくり方をご紹介します。



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寒いと腰痛を感じるのはなぜ?

寒くなると、体の節々に痛みを感じる人が増えてきます。

特に腰痛や肩こりは日本人の国民病とも呼ばれるほど発症率の高いものなので、寒い季節は特に患者が多くなります。

寒くなるとなぜ腰痛を感じやすくなるのでしょうか。

寒くなると、血管が収縮する

外気の温度が下がると、体内の血管が縮んでしまいます。

このため、血流が悪くなり、体に必要な酸素や栄養を十分に運ぶことができなくなってしまうのです。

また、リンパの流れも悪くなってしまうため、体内にある疲労物質や老廃物が排出されにくくなってしまいます。

体内がこのような状態になると、栄養を十分に得られない筋肉も固くなってしまい、さらに血管を圧迫します。

血管が圧迫されるとまた筋肉が固くなり…という悪循環が生じてしまうため、外気の温度が低くなると体全体が硬直し、「こり」がひどくなってしまうのです。

筋肉が硬直すると、神経までも圧迫してしまうため、「痛み」を感じるようになります。

もともと腰痛のある人は、冬場はさらに悪化してしまうのはこのためです。



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冬場の腰痛改善は「体の温め」が重要

寒さによって硬直した体は、腰痛やかたこりだけではなく「冷え性」を呼び、慢性的な病気の原因ともなります。

寒い季節は体を冷やさないことを重視し、冷えを感じない環境や体を作ることがおすすめです。

体を温めると血管の収縮が治まり、血液の流れがスムーズになります。

酸素や栄養が全身にきちんと行きわたるので、体内活動がスムーズになります。

また、筋肉の硬直を防ぐことができるので、神経を圧迫されることもありません。

腰痛がある人こそ、「体を温める」ことに注力しなければならないのです。

体を温めるには、お風呂は最適

日本人は湯船にゆっくりつかる習慣があります。

温泉が大好きな民族ですし、お風呂で過ごすのを厭う人は少ないでしょう。

腰痛のある人は、忙しくても毎日きちんと湯船に浸かるのがおすすめです。

湯船にゆっくりと体をつけることで、冷えて固まった体中の筋肉を解きほぐすことができます。

体が芯から温まれば血管の収縮も治まり、血液の流れがスムーズになります。

冷えを感じる時こそ、ゆったりと湯船に浸かって体を温めましょう。

お風呂に入るとどんな効果が期待できる?

湯船に浸かることによって得られる効果は、大きく分けて3つあります。

温熱効果

お風呂のお湯の温度は、大抵の場合体温より高く設定されています。

体温より高いお湯に体をつけると、血液も温まって、体中から冷えを排除することができます。

体が十分に温まると血管が広がり、体中に酸素や栄養素をきちんと届けることができるようになります。

また、疲労物質や老廃物の排出も促されるため、疲労回復にも効果的です。

さらに、心肺機能がアップし、発汗も促されるため、自律神経の調子を整える効果も期待できます

水圧効果

湯船に浸かると、体には水圧がかかります。

かかった圧は血流の流れを促す効果があります。

心肺機能のアップや新陳代謝が良くなり、体の調子を整える効果があります。

リラックス効果

湯船につかると、浮力が働きます。

人間の体は通常ですと常に地球の重力にさらされている状態です。

しかし、湯船の中は浮力のおかげで重力の負荷が軽減されるので、筋肉や骨などの部位への負担が軽くなります。

体全体が軽く、ゆったりした状態になるので、自然とリラックス効果を得ることができます。

入浴剤をプラスすれば、さらに温浴効果がアップする

ただ暖かいお湯に使っているだけでも十分なのですが、腰痛を感じる人は入浴剤を入れることで、さらにお湯の質を高めることができます。

お風呂が大好きな日本人ですから、販売されている入浴剤もバラエティに富んでおり、いろいろなタイプがあります。

無機塩類系入浴剤

こちらは炭酸水素ナトリウムや硫酸ナトリウムなどの成分が配合された入浴剤です。

保湿効果が高く、入浴後のお肌をしっとりなめらかに整えてくれます。

女性に人気の入浴剤です。

生薬系入浴剤

こちらは独特の「漢方」などが配合された入浴剤です。

使用されている漢方によって効果は異なりますが、独特の香りがあり、リラックス効果を高めてくれるものが多いです。

酵素系入浴剤

こちらはお肌を清潔に保つ効果がある入浴剤です。

パイナップルやパパイヤなどに含まれている「タンパク質分解酵素」が配合されており、皮膚の汚れや毛穴の奥にたまった汚れまで綺麗にしてくれる効果があります。

皮膚病などに効果的です。

炭酸ガス系入浴剤

お湯に溶かすことでシュワっと泡立つのが「炭酸ガス系入浴剤」です。

炭酸塩が配合されているので、炭酸ガスが毛穴から侵入し、血管をひろげ、血行を良くしてくれます。

腰痛におすすめの入浴剤は…炭酸ガス系入浴剤

いろいろなタイプの入浴剤がありますが、腰痛でお困りの人におすすめなのは「炭酸ガス系入浴剤」です。

お風呂の中に入れることで、炭酸ガスを発生させ、体を温め、血行を良くしてくれる効果が期待できます。

腰痛は冷えて固まった筋肉が神経を圧迫することにより生じるので、体内の血流を良くし、筋肉の緊張をほぐしてやる事で、痛みの改善が期待できます。

炭酸のシュワっとした泡がお湯に溶け込み、体内でしっかり働いてくれるのです。

また、お風呂から上がった後も効果はしばらく続くので、湯冷めしにくく、快適にすごすことができます。

お気に入りの入浴剤は、自分でつくる

炭酸ガス系の入浴剤はたくさんありますが、好みのものが無い、同じものでは飽きるという人は、自分で好きなようにつくってみてはいかがでしょうか。

入浴剤をつくるなんて、難しいと感じるかもしれませんが、そんなことはありません。

材料さえ揃えれば、子供でも簡単に制作することができます。

時間がある時に、子供と一緒に楽しく作ってみてはいかがでしょうか。

炭酸ガスが楽しい「バスボム」のつくりかた

入浴剤の中でも、お風呂に入れたとたんシュワっと弾ける固形の入浴剤は「バスボム」と呼ばれます。

自然派コスメショップなどでは中にラメが入っていたり、みるみるうちに色が変化したりしていくものなどがあり、お風呂の楽しさをアップしてくれます。

自分でも簡単に作れるので、造ってみましょう。

材料:

  • 重曹
  • クエン酸
  • にがり入りの粗塩
  • コーンスターチ
  • 植物性オイル
  • プリンやゼリーの型

基本はこれだけです。

手順としては以下のとおりです。

  1. 重曹とクエン酸を2.5:1の割合で混ぜます
  2. 粗塩、コーンスターチを混ぜます
  3. しっかりと混ぜます
  4. 水とオイルを入れます
  5. 型につめて、1日自然乾燥させます

香りをつけたい人は好みのエッセンシャルオイルを混ぜると、いい香りを楽しめます。

まとめ

腰痛でお悩みの人は、体を冷やすとさらに痛みが増してしまいます。

体が硬くなっていると感じたら、温かいお風呂にしっかり浸かることがおすすめです。

お気に入りの入浴剤が無い人は、簡単に手作りできるので、チャレンジしてみましょう。

かわいい型を使ったり、色素を混ぜたりとアレンジは無限大です。

毎日のお風呂に手作り入浴剤を活用して、楽しいお風呂タイムにしましょう。






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