マットレスの腰痛対策と長持ちの方法について

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マットレス

一日の3分の1を占める睡眠時間。

この時間をいかに満足のいくものにするかで翌日のやる気までもが変わってくると思います。

頭はよりクリアになり、視界も良く、お化粧のノリまでも違ってくる、睡眠は天然のビタミン剤のようではないでしょうか。

腰痛持ちの方にもそうでない方にも、大切な睡眠時間を過ごしていただけますよう、私が思うマットレスの選び方をご紹介します。



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マットレスは硬いほうがいい?

マットレスはどこで買うかと言えば、家具屋さんや通信販売などで購入する人が多いと思います。

腰痛持ちの方には是非、実際にお店に行って横になってみるほうが良いのではないでしょうか。

よく腰痛には硬いものでないとダメだ、などと聞きますが果たしてそれは本当でしょうか。

私はインテリア業界で働いていたのですが、一概に硬いマットレスがおすすめというわけではありません。

要は腰の部分を下からしっかりと支えてくれているのかどうか、ということなのです。

ここでいうと下からのホールド、つまりスプリング部分の作りに是非注目してみて欲しいのです。

フカフカ具合よりも中身で勝負ということですね。



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スプリング選びは中身を見て

スプリングと言っても様々な形があり、中身が見えるようになっているお店であればじっくり見て検討されたほうが良いと思います。

寝ている間中、大切な体を支えるものですから、より立体的であるものがいいと言えます。

よくある安価なマットレスの場合、平面的なS字型のスプリングが使われており体全体を立体的に支えることはほぼ不可能に近いと思います。

ではどのようなスプリングが良いかと言えば、渦巻き状のバネ型スプリングがおすすめです。

しかし、マットレスの価格によってはそのスプリングの大きさもまちまちで、一体どれがいいのかわからなくなってしまう方も多いでしょう。

私がおすすめするスプリングは、できるだけスプリング直径が小さいものを選んだ方が良いと思います。

同じマットレスのサイズの中に大きいスプリング入るのと小さいスプリングが入るのでは、小さいほうがたくさん入りますよね。

それだけたくさんの点で下から体を持ち上げてくれることになるんです。

マットレス選びには是非スプリング選びにも重きを置いて、大切に考えられてはいかがでしょうか。

寝返りの回数と腰痛

腰痛の方にとって、夜中の寝返りは大変です。

ではなぜ寝返りがしたくなるのでしょうか。

それは、マットレスと体の間の隙間が原因になることもあるようです。

スプリングの上にあるフカフカの詰め物部分は、体とマットレスをより密着させる役割があるのですが、安価なマットレスの場合は詰め物の量がやや少なく、それによって体との間に隙間が生じてしまうようです。

隙間があると、人の体の背中部分で言いますと頭、方、おしり、ふくらはぎ、かかとに主に体重がかかり、その部分がうっ血状態になって寝返りが打ちたくなります。

反対に、詰め物が何層にもわたり多く入っているものですと、体のへこんだ部分にもと詰め物がフィットするのでうっ血が起こりにくく、寝返りが少なくなるということなのです。

寝返りが少なくなるとそれだけ良い睡眠の時間が確保されますので、腰痛の方には是非、夜中の寝返りが少なくなるマットレスで腰の負担を減らすとともに翌日に疲れを残さないマットレスを選んでもらいたいと思います。

まとめ

マットレスの本当にたくさんあり、選ぶのも一苦労だと思いますが、じっくりと選んだ先には良い睡眠と快適な明日が待っていると思います。

最後に、せっかく選んだマットレスが長持ちする方法があるのでお伝えしておきます。

それは、ひと月ごとに上下を入れ替え、更にひと月ごとに裏表を返すとより長く同じ寝心地を楽しんでもらえると思います。

腰痛持ちの皆さまがより良い睡眠と出会えますように。