マットレスの黄ばみを防ぐためにできることは?おすすめの対策4選

マットレス・敷き布団

マットレスは、長く使っているうちに、だんだん黄ばんでくることがあります。

いつも気持ちよく眠るためには、そのような汚れた状態を放置するのは避けたいものです。

そのためには、黄ばみに対する有効な対策を知っておく必要があります。

では、マットレスの黄ばみを防ぐためにはどんな方法があるのか、詳しく説明していきましょう。



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洗剤で色を落とす

マットレスの黄ばみ対策を考えるなら、汚れた色を落とす方法について知っておくべきす。

色の落とし方を知っていれば、少しくらい黄ばんでしまっても、すぐ元に戻すことができます。

そこで注目したいのが、中性洗剤を使う方法です。

まず、お湯で中性洗剤を溶かしたら、タオルを浸して絞り、マットレスの黄ばんだ部分を叩くように拭いてください。

そうすることで、少しずつ洗剤を染み込ませていきます。

ある程度続けたら、洗剤が浸透した黄ばみ部分に、蒸しタオルを被せましょう。

そのタオルが冷めて着たら、また熱いものと交換します。

この作業を何度か繰り返していると、洗剤の効果で黄ばみが落ちてきます。

十分に落ちたら、あとはしっかり乾燥させて完了です。

ちょっとした黄ばみなら、この方法で大抵は落とすことができるので、あまりひどくならないうちに、発見したら早めに対処することをおすすめします。

落ちにくいときは漂白剤

あまりひどい黄ばみがあった場合は、中性洗剤だとなかなか落ちないことがあります。

そんなときは、酸素系漂白剤の力を借りましょう。

塩素系ではなく酸素系を使う理由は、マットレス本来の色まで落とさないためです。

色を落とす効果は塩素系の方が上ですが、あまりに強すぎるために、黄ばみだけでなく元の色まで落としてしまう可能性があります。

酸素系はそれほど強力なものではないため、黄ばみだけを落としたいときに最適であり、柄物の衣類の手入れでも重宝されているのです。

また、刺激が強すぎないため、肌荒れが気になる人にもおすすめです。

この酸素系漂白剤を使って黄ばみを落とすときは、中性洗剤のときと同じく、お湯に溶かしてタオルを浸しましょう。

次に、黄ばんだ部分に漂白剤が染みたタオルを被せ、しばらく放置します。

1時間も経てばかなり黄ばみが落ちているので、洗剤を念入りに拭き取ったら、ドライヤーなどで乾燥させてください。

この方法なら、頑固な黄ばみもしっかりと落とすことができます。

叩くように拭く

中性洗剤を使うにしても漂白剤を使うにしても、拭くときは擦らないようにしてください。

ゴシゴシと擦った方が手っ取り早いように思えますが、それだと黄ばみが深く染み込むことになるため、余計に落ちにくくなってしまうのです。

確実に落とすためには、擦るのではなく、トントンと叩くように拭くべきです。

「叩いたくらいで落ちるの?」と不安になってしまうこともありますが、そこで擦ってしまえば、落ちるものも落ちなくなってしまいます。

確かに、1回や2回叩いたくらいでは落ちないため、根気よく何度も叩く必要はありますが、よりきれいに落とすためには、その方が効果的です。

優しく叩いて、コツコツと作業を進めていきましょう。



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洗えるものは洗う

マットレスといえば、基本的に大きいものが多く、自分で洗うことはないようなイメージもありますが、中には丸洗いができるものもあります。

そのようなマットレスは、積極的に洗うようにしましょう。

マットレスが黄ばんでしまうのは、寝ている間に染み込む汗や皮脂の影響によるものです。

そうした黄ばみの元を取り除くためには、定期的に洗濯をすることが効果的な方法になります。

洗えるマットレスは、カバーがついていない薄めのものが多いので、そのようなものを使っているなら、説明書を確認してみてください。

もし洗濯OKなら、しっかりと洗って汚れを落とし、常に黄ばみにくい状態にしておきましょう。

カバー付きで洗えるものも

カバーがついた少し厚めマットレスであっても、一瞥しただけで洗濯不可と決めつけるのは早計です。

確かに、カバー付きで厚いマットレスは洗えないことが多いですが、中には洗濯に対応しているものもあるのです。

洗濯ができるものは、カバーを外した状態でシャワーをかけ、汚れを洗い流せるようになっています。

カバーの方は普通に洗濯してしまいましょう。

そのようなタイプなら、汗や皮脂を取り除くことができるため、ひどく黄ばむようなことはありません。

カバー付きのものでも、勝手に決めつけてしまうのではなく、きちんとメンテナンスの方法を確認しておくようにしましょう。

これから買うなら洗えるものを

これからマットレスを購入する予定があり、「黄ばみにくいものが欲しい」と考えているなら、ぜひ洗濯ができるものを選んでください。

すでに洗濯ができないものを使っている場合は、他の対策でなんとか対応するしかありませんが、洗えるものなら、汗や皮脂をしっかりと取り除くことができます。

原因をなくすことができれば、黄ばみはかなり少なくなるのです。

敷きっぱなしにしない

マットレスの黄ばみを引き起こす汗や皮脂を取り除くには、洗濯することが最も効果的な方法ではありますが、洗えないものだったとしても、対策ができないわけではありません。

汗や皮脂の影響を抑えたいときは、使ったあとにマットレスを起こすようにしてください。

朝起きたあと、そのまま敷きっぱなしにして出かけてしまったりすると、寝ている間に付着した汗や皮脂が、よりしっかりと染み込むことになってしまうのです。

敷きっぱなしにすると、どうしても通気性が悪くなってしまうため、汗や皮脂が長く残り続けます。

いつもそんな状態で放置していたのでは、黄ばみを軽減することはできません。

黄ばみを防ぐのであれば、起きたらマットレスを起こし、立てかけておくようにしましょう。

立てて通気性をよくしておけば、汗や皮脂による湿気をとばすことができるため、色が変わることは少なくなります。

換気する

マットレスを起こして立てかけるなら、少し部屋の換気をすることも忘れないでください。

部屋の中がジメジメしてると、いくら立てかけておいても、乾燥させることはできません。

しっかり乾かすためには、窓を開けて室内の湿気を逃がし、空気の流れをつくるようにしましょう。

風通しのよい場所なら、乾燥しやすくなります。

シーツを変える

マットレスの黄ばみがひどくなってしまうときは、シーツが原因になっている可能性もあります。

通気性が悪く、速乾性も低いようなシーツを使っていると、汗や皮脂がなかなか乾かず、マットレスにまで染み込んでしまうことが多いのです。

そのデメリットを防ぐためには、水分が乾きやすいシーツに変えてしまいましょう。

速乾性が高く、湿ってもすぐに乾いてしまうものであれば、汗や皮脂がマットレスにまで染みることは少なくなります。

防水シーツもおすすめ

普段から発汗が多く、多少速乾性が高いくらいでは間に合いそうにない場合は、思いきって防水シーツに変えてしまうのも、ひとつの方法です。

防水シーツは、子供のおねしょ対策でも活躍するものであり、確実に水分をガードすることができます。

それなら、汗が多くても、マットレスに染み込む心配はありません。

夏はどうしても発汗が多くなってしまうので、汗っかきな人はぜひ試してみてください。

まとめ

マットレスは日々の睡眠に欠かせないものなので、できるだけきれいな状態を維持し、長く使っていきたいものです。

そのためには、ここで紹介した黄ばみの対策をしっかり行うようにしましょう。

どうしても落とせない場合はクリーニング業者に依頼する方法もありますが、まずは自分でやってみてください。

自分で黄ばみを抑えることができれば、出費が増えることはありません。