マットレスに湿気が蓄積する原因とは?原因を知って対策をしよう

マットレス・敷き布団

マットレスは睡眠の質に大きく関わっており、質の良い睡眠を取るには定期的に手入れを行う必要があります。

手入れを怠っていると湿気は溜まってしまい、へたりやすくなったりなど劣化する原因になります。

また、カビやダニが発生し増殖する原因にもなります。

そのような不衛生のマットレスの上で寝たくないですよね?

そこでここでは、マットレスに湿気が蓄積する原因を説明していきます。

質の良い睡眠を取るためにも湿気が蓄積する原因を知り、対策を行いましょう。



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マットレスの手入れをしていない

多くのマットレスは敷き布団よりも重くて大きく、運びにくいものです。

そのことから、マットレスの手入れが面倒という方は多くいます。

しかし、マットレスの手入れを怠り、ずっとそのまま動かさずに置いていると、マットレスに湿気はどんどん溜まっていきます。

基本マットレスはベッドフレームの上に載せます。

床にそのまま置く方もいますが、どちらにしてもマットレスの下の面はベッドフレームや床にピッタリとつくことになります。

マットレスの下の面全体がピッタリとつけば、湿気は逃げにくくなります。

ですから、マットレスの手入れをしないで、ずっとそのまま置いておくと湿気は蓄積されてしまうのです。

シーツなどの敷きっぱなしも湿気が溜まる原因に

ベッドパッドやシーツなどをマットレスの上に敷いている方も多くいることでしょう。

しかし、それらを寝ていない時も敷きっぱなしにしていると、マットレス内の湿気は逃げにくくなります。

そのことにより湿気が蓄積してしまうため、朝起きたらベッドパッドやシーツなどはどかすようにしましょう。

そうすることで湿気は溜まりにくくなるので、湿気対策に有効でです。

朝起きた時にベッドパッドやシーツなどをどかすのは面倒ですが、それをやるのとやらないのとでは湿気の溜まりやすさは違ってくるので、面倒に感じても行うことをおすすめします。

定期的に立てかけて干しましょう

マットレス内の湿気を逃がすには、立てかけて干すのが一番効果的です。

干すと言っても、太陽の光に当てて干してはいけません。

多くのマットレスは天日干しをしてはいけなく、天日干ししてはいけないマットレスを天日干しすると、劣化する原因になります。

そのため、室内の風通しの良い太陽の光が当たらないところに立てかけて干しましょう。

「マットレスは運ぶのが大変」という方は多くいますが、大変に感じても定期的に立てかけることが大切です。



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ベッド(マットレス)を壁にピッタリくっつけている

マットレスを壁にピッタリとつけて寝ている方もいることでしょう。

しかし、ピッタリと壁につけることは、マットレスに湿気が溜まる原因になります。

では、なぜ湿気が溜まる原因になるのかというと、壁にマットレスをつけることで湿気は逃げにくくなるからと、空気が流れにくくなるからです。

そのため、ベッド(マットレス)を壁際に設置する場合は、壁から少し離して設置するようにしましょう。

では、どのくらい離せば良いのかというと、10cmくらいです。

そのくらい隙間があることにより空気の通り道ができ、ピッタリつけているよりも湿気は溜まりにくくなります。

窓際も注意しましょう

ベッド(マットレス)の設置する場所には、窓際も注意が必要です。

冬は乾燥しやすい季節ですが、窓に結露ができることによって湿度が高くなってしまう場合があります。

特に、窓の近くは結露の影響を受けやすいため、窓際にベッド(マットレス)を設置していると、結露の影響を受けて湿気が溜まってしまう場合があります。

結露の影響で、凄い勢いでマットレスに湿気が溜まってしまう可能性があるので、窓際のベッド(マットレス)の設置には注意しましょう。

部屋の湿度が高い

部屋の湿度が高ければ、マットレスに湿気は溜まりやすくなります。

前述した通り、結露によって湿度が上がり、マットレスに湿気が溜まってしまう場合がありますが、梅雨の時期なども部屋の湿度は上がりやすくなります。

湿度が高いことでマットレスには湿気が蓄積しやすくなるため、結露だけでなく湿度が高くなりやすい時期にも注意が必要です。

では、部屋の湿度が高い場合はどうすれば良いのかというと、たまに部屋の換気をすると良いです。

湿度が高い時期は、部屋だけでなく外も湿度が高いため、換気だけで部屋の湿度を下げるのは難しいことですが、換気しないよりはマシです。

確実に部屋の湿度を下げたいのであれば、除湿器を使うのが効果的です。

換気する時ついでに立てかける

部屋の窓を開けて換気する時は、マットレスをその場で「よっこいしょ」と言って立てかけることをおすすめします。

換気して部屋の湿気を逃がし、部屋の空気の流れを良くすることで、マットレス内の湿気も逃げやすくなります。

その際、立てかけてあると、更にマットレスの湿気は逃げやすくなります。

マットレスの上にそのまま寝ている

マットレスの上にそのまま寝ることも、マットレスに湿気が蓄積する原因になります。

人間は眠っている間に多くの汗をかきますが、マットレスの上にシーツやベッドパッド、敷きパッドなどを敷いていないと眠っている時に出る汗や皮脂が直接マットレスについてしまいます。

汗や皮脂などが直接つけば、当然身体から出た汗や皮脂は全部マットレスについてしまい、マットレスには湿気が多く蓄積してしまいます。

マットレスの上にベッドパッドやシーツ、敷きパッドなどが敷いてあれば、マットレスに汗や皮脂などが直接つくことはありません。

また、汗や皮脂はシーツやパッドなどが吸収してくれるため、マットレスには汗や皮脂がつきにくくなります。

そのことにより、マットレスに湿気が溜まるのを防ぐことができるので、マットレスの上にそのまま寝ないようにしましょう。

マットレスを床に直置きしている

多くの方はベッドフレームの上にマットレスを載せますが、ベッドフレームを使わないで床にマットレスを直置きしている方もいます。

ですが、マットレスを直に床に置くことは、マットレスに湿気が蓄積しやすくなる原因になります。

マットレスの下の面全てが床にピッタリとついているため、下の面は湿気が逃げられなくなります。

特に寒い時期は注意が必要で、寒い時期は床とマットレスの間に結露ができてしまう場合があります。

寒い時期は床暖房がない限り、床は冷たくなりがちです。

しかし、マットレスは人が乗ると体温で温まります。

床が冷たく、マットレスが温まることによって床とマットレスの間には温度差が生まれてしまい、結露ができてしまうことがあるのです。

床とマットレスとの間に結露ができれば、当然マットレスには湿気が溜まってしまいます。

そのことから、マットレスを床に直に置くことはおすすめできません。

床に直に置くのなら、マットレスの下にすのこを置くと良いでしょう。

そうすることで下に程よい隙間ができ、湿気が逃げやすくなります。

除湿シートを使用するのもおすすめ

すのこだけでなく、除湿シートを使うのもおすすめです。

除湿シートをマットレスの下に入れておくことにより、マットレスの下の部分の湿気を吸い取ってくれます。

マットレスの湿気を軽減することができ、マットレスの湿気対策に有効です。

すのこをマットレスの下に敷いても、湿気が溜まりやすい場合は、除湿シートを試してみると良いでしょう。

まとめ

気持ち良く眠るには、マットレスに湿気を溜めないことが大切です。

マットレスに湿気が蓄積することはマットレスが劣化する原因になるだけでなく、ダニやカビが発生し増殖する原因にもなります。

マットレスの湿気対策には、マットレスに湿気が溜まる原因を知り、それに適した対策を行うことが大切ですが、湿気が溜まる原因がどのような場合でも、定期的に手入れを行うことは大切です。