腰痛クッションは腰痛だけのため?いやこんなことにもお役立ち
腰痛クッションと言うと、ああ腰痛持ちの人が使うものだと簡単に言われてしまいます。
実際に、腰痛がひどくて座るのが辛い人や、椅子に座って長時間仕事の結果腰痛を感じる人には、このクッションはお役立ちの品です。
しかも痛みに応じて、色々なタイプのクッションがありますから、自分の症状にあったものを選ぶことが可能です。
でもこのクッション、実は腰痛以外のことにもお役立ちですよ。
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目次
腰痛クッションとはそもそも
最初の腰痛クッションとは何のことはない、普通の椅子用の座布団でした。
勿論床に座る時も、同じことですね。
この座布団が1枚あるだけで、ずいぶん体重が分散されるものです。
直接一点、坐骨に体重が集中するのを防ぐという点で、座布団は役立ってくれるのです。
しかし生活が複雑化して、仕事も長時間の座り仕事が増えてくると、薄い座布団だけではやはり辛いということになります。
もっと体重を分散させてくれて、痛む部分をカバーしてくれるデザインと素材を、と多くを求められるようになったのです。
結果、今市場に出ている多くのタイプと素材の腰痛クッションが、開発されたのです。
まあどれを選んでいいのか、選択が難しくなったのもまた事実ですね。
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幾つもある腰痛クッションのタイプ
さてそのタイプですが、細かく分類すると本当に、メーカーの数プラス出ている商品の数になってしまいますので、代表的なものを見ていきましょう。
1つは、腰痛クッションと言えばこれ、大きいサイズで椅子全面をカバー、坐骨部分だけでなく太ももの後ろも受け止めてくれるタイプです。
身体にフィットするようにデコボコがついていますので、そこにお尻や脚を乗せるだけできちんと使用ができます。
このタイプ、ほとんどのものに姿勢矯正の機能もついています。
後ろ部分、尾てい骨のほうが高めに作ってあるので、骨盤を立てやすくなっているのです。
またドーナッツ型と呼ばれるものもあります。
名前の通り、丸いクッションの真ん中に穴が空いているので、特に痔の問題を抱えている人や、妊婦さんなどに人気です。
これはお尻をすっぽりとはめ込んでくれますので、坐骨にかかる体重が軽減され、結果腰痛も軽減されるのです。
また近年市場に出てきた、中央部分がヘコんだタイプのものがあります。
これはお尻をしっかりと受け止め、引き締め効果もあると、女性に特に人気ですね。
腰痛は実は美容にも関係してくる
さて腰痛ですが、何故座っている時にもしくは座った後に痛みを感じるかと言えば、最も大きな原因は骨盤の歪みと背骨の歪みです。
座っている時の姿勢が悪いと、体重が腰椎や坐骨にかかりすぎて、結果その周囲に炎症を起こしたりして、腰痛を感じるわけです。
電車の中や、午後のけだるい空気のオフィスで、椅子の前面にお尻を乗せて背もたれに肩甲骨のあたりを寄りかからせている人、いませんか。
この姿勢は、腰痛を呼んでいる姿勢です。
骨盤は前滑りを起こし、腰椎に体重がかかってしまい、しかも猫背になってしまいます。
これで腰痛が起きないほうが不思議、と言った感じですね。
しかもこの姿勢、見た目が綺麗とは言えません。
自分では楽にしているつもりかもしれませんが、これは傍から見てきれいと感じる姿勢ではないですね。
綺麗を意識している女性には、やって欲しくない姿勢でもあります。
だらけた姿勢は太る元になる
上記のような、いわゆるだらけた姿勢の最も問題点は、筋肉がきちんと使われないということです。
座っている時は休憩タイムだからという意見もあるかもしれませんが、休憩しているのは脚だけにとどめたいものです。
実は座っている時に姿勢を正そうとするだけで、結構筋肉を使うことが出来るのです。
腹筋も背筋も、だらけた座り方だと本当に休憩になってしまいますが、しっかりと骨盤を立てた姿勢で座っていると、目覚めたままでいてくれます。
つまり、座っていてもある程度の筋トレになるということです。
結果、だらけて座っている時よりもカロリー消費も行われるので、ダイエットにもつながることになります。
加えて綺麗に座っていることができれば、座り姿勢の綺麗なという評価もついてきますね。
ダイエットや美容にもお役立ちの腰痛クッション
腰痛クッションなんて腰痛持ちの人が使うもの、と決めつけずにちょっと違う考え方で見てみませんか。
腰痛クッションを使ってまず骨盤を垂直に
椅子に座っている時に、何も使わずに骨盤を垂直に立てるというのは、やはり長時間では難しいものです。
段々と身体が前傾したりもします。
これを防ぐ意味でも、腰痛クッションで姿勢矯正機能付きの製品はおすすめですね。
腰痛防止にも勿論なりますが、骨盤を垂直に立てた綺麗な座り姿がキープしやすくなります。
クッションの後方が高く作られているものを使用すると、この機能で骨盤が立ちやすくなりますのでおすすめです。
骨盤を立てた姿勢というのは、非常に綺麗でしかも有能さも周囲に与えてくれるので、できればキープしたい姿勢です。
腰痛クッションの助けを借りてでも、これは実行したいですね。
背骨もきれいに整えたい
背骨はゆるいS字のカーブを描いています。
ウエストの後ろ部分が、ちょっとえぐれている感じですね。
しかし長時間座っていると、ふと気がつけばこのえぐれている部分がなくなって、丸い背中になっていたりもします。
背骨が逆カーブを作ってしまっているのです。
この丸い背中が、猫背を呼んでしまいます。
猫背は今度は、顎を前に突き出した姿勢を呼びます。
これがきれいに見えるはずは、無いですよね。
それでもこのS字カーブ、中々キープするのが難しいのも事実です。
なのでここでも腰痛用のクッションの助けを借りてみます。
クッションと言うより背中あてですが、背もたれにセットして使用するクッションです。
これを使って、ウエストのくびれをキープするようにしていくのです。
そうなれば、猫背になることもなく綺麗な座り姿がキープできるのです。
姿勢を整えようとすれば結果
さて色々と助けも借りて、姿勢を綺麗に保つようにすれば、嬉しい副産物もついてきます。
と言うのは、このきちんとした姿勢を保つには、結構筋肉の力が必要だからです。
骨盤を立てようとすれば腹筋の力が必要になります。
背筋を伸ばしていようとすれば、背筋を使用することになります。
軽い筋トレの効果があるということです。
つまり、ただ漫然と座っているのではなく姿勢を綺麗に保とうとすることで、ダイエットも出来るということですね。
これは正直、かなり身体のコントロールの出来る人でないと難しく、気がつけば姿勢が崩れていたということになります。
しかしここで腰痛クッションの機能の助けを借りれば、この姿勢キープがしやすくなるのです。
綺麗にダイエットについでに腰痛予防
運動などしている人の場合、座っている時でも姿勢は崩さない人が少なくありません。
しかしそこまでやっていない人の場合、やはり時間とともに姿勢は崩れていくものです。
これをキープして腰痛を軽減もしくは予防するために腰痛クッションを使用するのですが、効果はそれだけではないのも事実です。
座った姿勢がきれいになり、そうしようとすることでダイエット効果も得られます。
腰痛クッションなんて、腰が痛む人だけが使用するもの、と決めつけないでください。
特に女性にとって、綺麗とダイエットと言う大きな課題2つ、これでクリアできる可能性もあるのです。
まとめ
腰痛クッションなんて、若い自分が使うものではない、腰痛なんてまだまだ、と決めつけずにちょっと試してみませんか。
自分では気をつけているつもりでも、座り姿勢の崩れというのはやはり現れるものです。
結果腰痛になるだけでなく、姿勢も綺麗とは言えなくなり、体重も増加などということになったら、それこそ目も当てられません。
転ばぬ先の杖と思って試してみたら、きれいの元になるついでに腰痛も予防できたということも、無いとは言えないのです。