腰痛がひどい人必見!敷き布団を変えたら腰痛が改善?敷き布団選びのポイント
腰痛に悩んでいる方は多いですよね。
「何をしても腰痛が改善されない」という方は、敷き布団を変えてみてはいかがでしょうか。
一日のうち睡眠時間は大きな割合を占めます。
そのため敷き布団が体に及ぼす影響は意外と大きいのです。
そこで今回は、腰痛改善に役立つ敷き布団選びのポイントをご紹介します。
腰痛に悩んでいる方は参考にしてみてくださいね。
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硬い敷き布団はNG?
マットレスなどの敷き布団は、「硬い方が腰痛にはいい」と思っている方が多いようですが、実はかたければいいというわけではありません。
自分に最適なかたさのものを選ぶことが大切なのです。
ではなぜかたすぎる敷き布団は良くないのでしょうか?
そしてちょうど良い硬さの敷き布団を選ぶにはどうすればよいのでしょうか?
硬すぎ・柔らかすぎの敷き布団は寝姿勢がゆがむ
硬すぎ、もしくは柔らかすぎなマットレスや敷き布団を使うと、寝ている時の姿勢がゆがんでしまうといわれています。
寝ている時の姿勢は、あおむけになった時に背骨が自然なS字カーブを描くことが理想です。
しかし柔らかすぎたり硬すぎたりするマットレスや敷き布団を使ってしまうと、この姿勢が崩れてしまうのです。
そうすると腰に負担がかかり腰痛の原因となってしまいます。
体重を基準にちょうど良い硬さの敷き布団を選ぶ
硬すぎず、柔らかすぎない敷き布団がよいと説明しましたが、このちょうど良い硬さは人により異なります。
では何を基準にちょうど良い硬さの敷き布団を選ぶとよいのでしょうか?
それはずばり「体重」です。
理想の硬さは、
- 体重40kg以下 100N以下
- 体重50kg 100~150N
- 体重60kg 120~170N
- 体重70kg 140~190N
- 体重80kg以上 170N~
となっています。
ちなみにNはニュートンというウレタンの硬さを表す単位です。
この硬さを参考に敷き布団を選んでみてくださいね。
なお数値に幅があるのは好みや筋肉量によってもちょうど良い硬さは異なるため。
筋肉量が多い方はマットレスが沈み込みやすいので、少し硬めを選ぶとちょうどいいようです。
実際に寝転がってみて選ぶことができると、より最適な敷き布団を選ぶことができますよ。
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体圧分散は効果あり?
体圧分散機能がついていると、腰痛に効果があるといわれていますが実際はどうなのでしょうか?
体圧分散は面で支えるので腰への負担が減る
人は寝転がった時、体の出っ張った部分に力が加わりやすくなります。
中でも腰は重量もあるため力が大きく加わりやすく、その分負担になりやすいのです。
しかし体圧分散機能のある敷き布団を使うと、体を面で支えることができ、一点に力が加わることを防いでくれます。
そのため腰にかかる負担が減り腰痛改善に効果的だといわれているのです。
体圧分散しすぎもNG
体圧分散というと低反発マットレスを思い浮かべる方が多いかもしれませんね。
しかし低反発マットレスを使うとマットレスの硬さによっては寝返りが打てないことがあります。
人間は睡眠中に約20回以上寝返りを打つといわれています。
これは体勢を変えることで、同じ面ばかりに負荷がかかることをふせぐためです。
また寝返りを打つことで血流を促す作用もあります。
そのため寝返りができないとこれらの良い作用を得ることができず、かえって腰痛を悪化させることになりかねないのです。
そのほかのチェックポイントは?
腰痛に効果的な敷布団選びに最も重要なのは「硬さ」ですが、それ以外にもチェックしておいてほしいポイントがいくつかあります。
厚みが十分にありへたりにくい
敷き布団は使っているうちにどうしてもへたってきてしまいます。
どうしても「安いもの」を選びたくなりますが、腰痛改善を目的としている方はあまり安いものを選ばないほうがいいでしょう。
値段の安いものはすぐに下手ってしまい傾向にあります。
価格の目安は1万円以上です。
その中から厚みが十分にありへ足りにくそうなものを選ぶといいでしょう。
なお、耐久テストの結果が公表されているものを選ぶとより安心です。
日本製が安心
海外製品のほうが価格が安いことが多いのですが、やはり日本製が最も安心です。
返金保証付きがおすすめ
敷き布団の中には返金保証がついているものもあります。
敷き布団の寝心地は、実際に寝てみないとなかなかわかりませんよね。
万が一寝心地がイマイチでも、返金保証がついていれば安心です。
結局どんな敷き布団を選ぶといいの?
結局はどのような敷き布団を選ぶといいのでしょうか?
具体的な製品名なども出しつつご紹介していきましょう。
低反発マットレス
低反発マットレスにはさまざまな種類がありますが、そのなかで代表的なのが低反発ウレタンのものです。
低反発ウレタンを使った商品で人気があるのが、「テンピュール」、「トゥルースリーパー」です。
これらは柔らかく体を包み込んでくれるような感覚があります。
そのため「寝心地がいい」と感じる方が多いようですが、先述したように寝返りが打ちにくくかえって腰痛が悪化することも。
しかし逆に腰痛があるときには、寝転がった時の痛みを感じにくくなり「ラクに寝られる」と感じる方もいるようです。
このタイプは人によって合う・合わないがはっきりと分かれそうです。
高反発マットレス
高反発マットレスは、低反発とは逆に反発力の強いマットレスとなっています。
そのため硬めなものが多く、寝返りが打ちやすいのが特徴です。
腰痛の改善にはもっとも適しているとされています。
ただし「寝心地があまり良くない」と感じる方もいるようです。
以下におすすめ商品をいくつかピックアップしました。
●雲のやすらぎプレミアム
体圧分散効果のある高反発マットレスです。
高反発との触れ込みですが、硬すぎず寝心地もよいのが特徴。
凹凸加工が施されており、体圧を分散してくれます。
●モットン
こちらも体圧分散効果のある高反発マットレスです。
8万回の耐久試験済みで安心して使うことができます。
自分に合う硬さのものを3つの中からチョイスできるところがうれしいポイントです。
寝返りがしやすく朝起きた時の腰の痛みが解消されたという声もあがっています。
●マニフレックス イタリアふとん2
イタリアの寝具ブランド「マニフレックス」が日本人向けに開発した敷布団です。
厚みは7センチとしっかりしたつくりになっており、体をしっかりと支えることができます。
またドイツの厳しい審査を通過し、3年の長期保証がつけられているので品質も安心です。
無圧布団
無圧布団は、高級寝具で有名な西川のものが有名です。
これは敷き布団の表面にウレタンで凹凸を作ることにより体を点で支え、体圧を分散するものです。
これはウレタンの凹凸を卵型にすることで実現できたのだそう。
寝返りもしやすいので腰痛に効果的だといわれています。
ただし凹凸のある敷布団は、人によっては「あまり寝心地がよくない」と感じることもあるようです。
寝心地を確認してから購入するほうがいいかもしれませんね。
まとめ
腰痛改善には、自分に合った敷き布団選びきが大切です。
人それぞれ体格も腰痛の原因も異なります。
「この敷布団は評判がいいから」と言って購入しても、自分に合うとは限りません。
必ず店頭で寝心地や硬さをチェックしてから購入するようにしましょう。
また一般的に腰痛には硬い敷き布団がよいとされていますが、これも人によって異なります。
自分に最も合う硬さの敷き布団を選択することが大切です。