枕から嫌な臭いがする! 臭いの原因と対処や枕のお手入れ法

まくら

きちんと枕カバーを毎日取り替えているしお風呂にもきちんと入って髪を洗っていても、枕から嫌な臭いが漂ってくることがあります。

汗や皮脂、汚れや雑菌など、様々なものが臭いの原因になっていて、枕の中にまで染み付いて臭いを発してしまいます。

臭いのせいで眠りが妨げられることもありますから、日ごろの枕のメンテナンスが重要です。

そんな枕の臭い対策について紹介しましょう。



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枕が臭う原因とは

1日6時間程度は眠っていて、枕は頭を支えています。

毎日長時間使用されている枕ですから、臭いの原因がいくつか潜んでいます。

汗や皮脂が枕に染み込んでしまう

寝ている間にコップ1杯分の汗をかきますし、当然頭皮からも汗は出ています。

また、頭皮は皮脂の分泌が多い部位で、顔の2倍以上も出ています。

汗と皮脂が枕に染み込んでしまうと、悪臭の原因になります。

皮脂などは雑菌のえさになりますから、どんどん雑菌が繁殖して衛生的ではありません。

年齢によるミドル臭や加齢臭

年齢と共に体臭が強くなり、皮脂と結びつくことで別の臭い物質を作り出してしまいます。

30代以降の方に多いミドル臭や、中高年に多い加齢臭などです。

普通に体を洗ったりシャンプーするだけでは落としきれず、枕に臭いが移ってしまいます。

頭をしっかり乾かしていない

お風呂から上がったら髪を自然乾燥していると、頭皮に雑菌が増えてしまいます。

雑菌の繁殖によって頭皮の臭いが強くなり、それが枕にも影響しています。

お風呂上りの温まった頭皮と濡れた湿度の高い環境は雑菌が住みやすい環境ですし、フケやかゆみの原因にもなります。

整髪料や汚れが残っている

夜ではなく朝お風呂に入ったりシャワーを浴びる習慣があると、汚れや整髪料などが髪や頭皮に残った状態になります。

当然頭を乗せている枕にもこれらの汚れが残りますから、強い臭いを発してしまいます。

夜シャンプーしている人でも、汚れが落としきれていないと枕の臭いの原因を作ってしまいます。



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体や頭皮の臭い対策をする

臭いの大元を断たないといくら枕だけをきれいにしても、またすぐに枕から異臭が漂ってきてしまいます。

専用石鹸で体臭対策

ミドル臭や加齢臭は普通のボディソープや石鹸では落としにくいです。

消臭効果の高い専用石鹸がありますから、それで体を洗うようにしましょう。

特に枕と接してる耳の後ろなどは臭い物質が分泌されやすいですから、念入りに洗うようにしましょう。

濡れた髪はすぐに乾かす

頭皮と髪が濡れている時間が長引くほど、雑菌が繁殖しやすく臭いも強くなってしまいます。

お風呂から上がったらなるべく早くドライヤーで乾かすようにしましょう。

髪の毛だけでなく頭皮が濡れているのが枕の臭いの原因ですから、頭皮をきちんと乾燥させるのがおすすめです。

夜のシャンプーで汚れを落としきる

お風呂はなるべくその日の夜入るようにしましょう。

整髪料などは意外と取れにくいですから、丁寧にシャンプーするのがおすすめです。

たっぷりと泡立てたシャンプーを使い、髪と頭皮を時間をかけて洗うようにしましょう。

爪を立てずに指の腹でマッサージするように洗うのがコツです。

枕の基本的な方法

枕カバーは毎日取り替えてあげて、表面が清潔な状態を保つようにしましょう。

枕カバーを毎日洗濯できない場合には、タオルを巻いてそのタオルを毎日取り替える方法でもかまいません。

枕の中にも汗や皮脂などが浸透していますし、湿気を帯びていますからカビやダニが繁殖しやすいです。

こまめに干して湿気対策をするようにしましょう。

基本的には直射日光に当てて干すのが理想的ですが、素材によっては光に当てられないものがあります。

きちんと説明書を確認して、太陽に当てられないものは陰干しするようにしましょう。

洗える素材でできた枕の洗濯法

枕の素材によっては丸洗いできるものがありますから、洗濯表示を確認して大丈夫ならこまめに洗いましょう。

パイプやビーズなどはたいてい洗えますし、ポリエステルわた素材の一部も洗濯可能です。

洗濯機と手洗い

洗濯表示を確認して洗濯機を使えるなら、ネットに入れて弱水流で洗いましょう。

洋服のようにいつもの水流で洗ってしまうと、中の繊維が傷ついてしまう恐れがあります。

ネットと弱水流なら繊維にも優しいですから、しっかり汚れのみを落としてくれます。

洗濯機が使えないタイプは、中性洗剤でもみ洗いか押し洗いするようにしましょう。

できるだけ枕を劣化させないように優しくもんだり、押して洗うのがポイントです。

型崩れしないように干す

枕は形が崩れてしまうと寝心地が悪くなりますから、型崩れしないように平干しするのが基本です。

干す前に枕を均一になるように叩いたりならしたりして、形を整えましょう。

針金ハンガーを2本使って上手く平らにしたり工夫する方法もありますし、枕専用のハンバーなども売っています。

天日干しできない素材以外はしっかりと日光に当てて、枕の深部まで乾燥させるのが大切です。

水分が残った状態だと雑菌が繁殖しやすくなりますから、しっかり内部まで乾燥させましょう。

洗えない枕のお手入れ方法

洗えない素材の枕はこまめに干すようにしましょう。

干しただけでも臭いはかなり取れますから、素材を確認して天日干しか陰干ししてあげます。

日光で殺菌されますし、陰干しでも湿気が飛んで雑菌が繁殖しにくくなります。

また、洗濯表示を確認してみて、クリーニング可能なら定期的に出すのがおすすめです。

洗濯のプロがきちんと汚れを取ってくれて、型崩れれなく仕上げてくれます。

普段は家で干すなどのお手入れを行い、季節の変わり目などにクリーニングに出すなど工夫しましょう。

丸洗いできてメンテナンスが楽な人気の枕

メンテナンス性を考えて、最初からウォッシャブルタイプの洗える枕を選ぶのもおすすめです。

人気が高い丸洗いできる枕を紹介しましょう。

東京西川 もっと肩楽寝

寝具メーカー東京西川から出ている枕で、医師が推奨している健康をサポートするタイプです。

ゆったりサイズで頭や肩をしっかりと支えてくれて、余計な負担がかかりません。

独自の形状でしっかりと頭や肩を支えてくれますから、肩こり防止などにも役立ちます。

洗濯機で洗える楽なタイプですし、抗菌効果がありますから衛生的に保てます。

昭和西川 ホテルモードピロー

ふわふわで柔らかい使用感で、高級ホテルのような寝心地の枕です。

独自のピーチスキン加工により肌触りが抜群によく、ふんわりしっとりとしています。

丸洗い可能でネットで洗濯機で回せますからお手入れも楽です。

頭や首へのフィット感が高くゆっくり沈み込んでくれて、首や肩が痛くなったりしにくいです。

男の夢枕

独自の三層構造になっていて、ビーズやパイプなどの素材が使われています。

柔らかさと絶妙な硬さが心地よく、仰向けでも横向きでも快適に寝られます。

頭の臭いが気になる人向けで、備長炭が気になる臭いを消臭してくれますから、臭いの軽減にも役立ってくれます。

手洗いになりますが枕そのものを水洗いすることができますから、衛生的に保てます。

まとめ

自分の臭いは自分ではなかなか気づかないものですから、枕の臭いもついそのままになってしまいます。

家族から指摘されるとショックですから、日ごろから枕の臭い対策をしっかりしておきましょう。

普段の体の洗い方やシャンプーの仕方などによっても枕の臭いは軽減できますから、実践していきましょう。

素材によって枕は洗えるものがありますから、洗濯表示を確認して正しい方法でこまめなお手入れをしていきましょう。






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