自分に合う枕って探し方は?枕のレンタルや返品についても知りたい
安眠熟睡に欠かせないのが、その人に合った寝具です。
特に枕は、大事な頚椎と頭を支える寝具ですから、自分に合ったものを探すのが重要になってきます。
しかし寝具専門店などでこの枕、試用はできますが時間的にそう長く試すことは出来ません。
せっかく購入した枕ですが、実際に家で寝て使用してみたらどうもイマイチということがあるのです。
そんな時、返品は効くのでしょうか。
またレンタルでのお試しはどうなのでしょう。
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安眠に枕はとても重要な寝具
マットレスもですが、特に枕は頭と首を支える大事な寝具です。
以前は頭だけを支えるものと認知されていましたが、現在では頭だけでなく首の骨、頚椎を支えるものとしても重要だと知れ渡ってきました。
なので特に高さについては、吟味しなくてはなりません。
後頭部のカーブによって、百人百様で首の部分との高さが違ってくるのです。
誰かに勧められた枕でも、自分には合わないということがでてくるのですね。
なので自分の首の形や、後頭部のカーブを知った上での枕の選択が必要になってきます。
これを間違うと、寝苦しいだけでなく起きた時に寝違えなどのトラブルも、感じることになります。
寝違えのため1日中つらい思いをするのは、避けたいところですね。
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健康にも関わってくるので注意
首の骨というのは、横から見た時に軽くえぐれた形にカーブしています。
しかしこの首の骨、寝ている時以外は重い頭を延々と支えている、大変に重労働を課せられた部位なのです。
加えて重い頭を支えている上に、その頭の向きが変われば、それに対応しなくてはいけません。
近頃問題視されている、スマホ首もその1つです。
スマホに夢中で、1日の大半をうつむいて過ごしていると、自然なカーブが逆向きになっていきます。
結果、段々とカーブが失われて、いわゆるストレートネックになってしまうのです。
このストレートネック、全身に波及して体調を悪くするので大変に問題になっています。
スマホだけでなく、枕でもこのストレートネックが出来てしまうことがあるので、注意しなくてはいけません。
合わない枕を長時間、睡眠中にずっと使っていると、ストレートネックが出来上がってしまうことがあります。
特に高すぎる枕を使用している場合、横から見るとわかるのですが、スマホと同じくうつむく形で寝ていることになります。
短くても4時間、長ければ8時間の睡眠時間としても、この姿勢を続けるのはストレートネックを作る原因になりますね。
枕選びの大まかなポイント
そういった点も踏まえると、枕を選ぶのには慎重にならざろう得ません。
ポイントとしては以下のようになります。
首の骨と頭のカーブの高さに合ったものにする
場合によっては、硬い床の上に寝て、この高さを測ってもらうのがおすすめです。
大体のところでも、これがわかっていると枕を選ぶ時にその高さの見当がつきます。
首の骨に関わることですので、この点はしっかりと確認の上購入に望んでください。
できれば頭だけでなく首も
昔は頭だけ支えていた枕ですが、近年では首の部分も支えられるような大きなサイズのものが、多く販売されるようになりました。
実際これは、首の骨のカーブを守るために、非常に役に立ってくれる仕様です。
小さな、頭を支えるだけの枕に慣れている人の場合、ちょっとこれは首のあたりがぴったり枕に当たるので、気持ちよくないと感じるかもしれません。
加えて暑い時期には、首に汗を掻くのも事実です。
とは言え、首を休めるにはこのタイプの枕はおすすめです。
ちなみに筆者の場合、このタイプの枕に変えてから、寝違いが段違いに減りました。
個人差がありますので、また選び方にもよりますので、誰でも同じというわけには行きませんが、緩和されたという人は多いですね。
寝具専門店やホームセンターなどで試用を
さてマットレスもですが、枕もできるだけ試してみてからの購入をおすすめしたいです。
ネットなどでも多くの枕が出ていますので、これはというものに出会うこともあります。
しかし質感や柔らかさ、中の素材の合う合わないは、実際に使用してみないとわかりません。
なので実店舗で、試させてくれる店で1回は、頭に当てて試したいところです。
例えば中の素材、綿のものがいいのかウレタンがいいのか、ウレタンでも低反発がいいか高反発がいいかなど、試してみたいですね。
この中の素材についても、個人差は本当に大きいので、誰かの口コミだけでなく自分で試してみることをおすすめしたいです。
試すと言っても短時間しか
お試しをするというのは勿論やっておきたいけど、でもそれって短時間だけのこと、というのも事実です。
実際に眠って試すというのも、これは不可能です。
言い方は悪いですが、後は勘に頼っての購入の部分もあります。
結構高い枕の購入は、賭けになってしまうこともあります。
これはなかなかつらいものがありますが、何とかその辺もっとしっかりと確認できる手はないのでしょうか。
できれば一晩でも、実際に睡眠時に使用して試してみたいものですね。
枕のレンタルや返品は可能なのか
できれば実際に使ってみたい、なのでレンタルとかないだろうか、もしくは合わなかった場合返品は、と言う疑問も湧いてきます。
枕のレンタルについて
レンタル枕があれば、実際にどういった品が自分に合っているかをチェックすることが出来ます。
では枕のレンタルをしている会社というのは、果たしてあるのでしょうか。
これについては、レンタルをしていた会社はありました。
しかし採算が取れなくなったようで、レンタル部門を廃止するようです。
枕の場合、頭の雑菌が表面だけでなく、中の素材にまで入り込むので、レンタルの後の消毒などが大変なのですね。
コストも大きくかかるということで、レンタルは廃止されたようです。
またこういった場合、消毒が完全でないと次の使用者にトラブルが起きる場合もあります。
枕のレンタルというのは今現在では、無いと見ていいでしょう。
枕を購入後の返品は可能なのか
枕というのは一応、衛生用品に分類されるものが多いのです。
なので試用後の枕は、いくらカバーを掛けて使用していたとしても、その後の販売が難しくなります。
なので枕を返品可能にしている会社、通販サイトは非常に少ないですね。
しかし少ないとは言え、いくつかの通販サイトでは2週間以内の使用なら、返品を受け付けると言うところもあります。
自社の製品にかなりの自信を持っているということでしょう。
また実際に、返品が少ないのでできるのかもしれません。
何れにせよ、悪くないなと思ったら、そういったサイトの枕を購入してみるのも一つの手です。
基本的には枕選びは
基本的に枕選びは、ある程度の失敗も踏まえて行うことになります。
そしてもし、この枕は合わないなと思った時、それを踏まえて別の枕に変更する勇気が必要です。
つまり、高価な枕をせっかく買ったのだから、多少寝苦しくても使い続けなくては、などというは避けたいですね。
合わない枕は健康も損ないます。
実際に試してみて悪くないと思ったら使ってみる、でも睡眠時に使用したら思ったほど良くない、そんな場合は違う枕に変えてしまうのがおすすめです。
また単純に、枕の高さが足りなかった等の場合は、タオルなど使って調整することも可能です。
健康や睡眠のため、長い目で見れば自分にあった枕を購入するのが一番コスパが良いことになります。
無理して合わない枕を使い続けることだけは、避けたいものですね。
まとめ
たかが枕、されど枕です。
幸い昔のように、単に頭を置くだけの枕というのは、近年少なくなりました。
多くの製品から、自分にあったものを見つけることができるようになったのです。
しかし反面、種類が多すぎて選びづらいと言う問題も起きてきました。
レンタルや返品が難しいのが、枕です。
よく選んで、それでもやはりという時には、新しいものを購入して使用したいものですね。