利用する敷き布団によって腰痛の原因に? その理由や対抗策を解説!
日本では、4人に1人が腰痛になっていると言われていますが、早めに腰痛の対抗策を講じておかなければ、症状を悪化させる恐れがあります。
腰痛になる原因は様々なものがありますが、実は『敷き布団』を利用する事によって、腰を痛めてしまう事もあるのです。
そこで、腰痛になりやすい敷き布団の種類や、対抗策などを解説するので、参考にしてみて下さい。
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敷き布団で腰痛になってしまう原因
腰痛になりやすい敷き布団は、様々な特徴があるので、何も知らないで購入してしまえば、腰を痛めてしまう事があります。
そこで、どのような敷布団が腰痛になってしまうのか紹介するので、確認してみて下さい。
腰に体圧が集中
人間が敷布団で横になった場合には、腰や背中が重くなっている部分なので、腰は寝具に沈み込みやすくなっているのです。
腰が寝具に沈み込んでしまえば、腰に体圧が集中していくので、痛く感じていきます。
腰が痛く感じるようになれば、睡眠の質が低下してしまうので注意しなければいけません。
睡眠の質が少し低下する程度であれば、短期間で腰痛になる可能性は低いのですが、途中で起きるようになれば睡眠不足に陥ってしまうのです。
そのような事を考えたら、腰が沈み込みやすい寝具は控えたほうが良いです。
寝返りが打ちづらい
腰が寝具に沈み込みやすくなっていたら、体圧が腰に集中するだけではなく、隣のほうへ寝返りを打ちづらくなります。
沈み込みやすい寝具だけで、寝返りを打つ事が難しいのだろうかと思った場合には、自転車の運転を思い浮かべたら、分かりやすいかと思います。
自転車は、平坦な道路を走行する時は楽にペダルをこげますが、坂道の場合にはペダルをこぎづらいでしょう。
寝具を利用している時も同じ事が言えて、腰が沈み込んでしまえば、隣のほうは坂道のようになってしまうので、寝返りを打ちづらくなります。
そのような状態で、強引に寝返りを打とうとしたら、腰に負担をかけてしまうので注意して下さい。
底つき感
敷き布団は、多くの製品がマットレスよりも薄くなっています。
マットレスの場合にはベッドの上に設置するだけで良いので、敷き布団が薄くなっているのは仕方のない部分ですが、このボリュームが腰痛の原因になります。
なぜなら、ボリュームが足りない敷布団を利用していたら、腰と畳の距離が短いので『底つき感』が出やすいからです。
腰にかかる負担を軽減したい場合には、薄くなっている敷布団は利用しないほうが良いでしょう。
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腰痛の方が敷き布団を選ぶ際の特徴
敷き布団の特徴によって腰痛になるという事は、逆の言い方をすれば、腰痛になりづらい敷き布団を利用したら対策を講じられるという事です。
それでは、どのような敷き布団を利用したら、対策を講じる事ができるのか紹介するので、みていきましょう。
体重に合う反発力
腰があまり沈み込まない敷き布団を利用すると、腰に体圧があまり集中しなくなりますし、寝返りを打ちやすくなります。
そこで、重要になるのが『反発力』です。
反発力とは、体が寝具に沈み込んだ時に、寝具が反発して体を元に戻そうとする力を指します。
反発力が高くなっているほうが、腰が沈み込まなくなりますが、体重が軽くなっている方は湾曲している腰が浮いてしまいます。
腰痛対策を講じるためには、自分の体重に合う反発力になっている敷き布団を選ぶようにしましょう。
凹凸形状の中材
体重が重くなっている方の場合には、反発力が高くなっている敷き布団を選べば良いのですが、反発力が高すぎたら、腰が痛く感じてしまいます。
なぜ腰が痛くなるのかと言えば、反発力が高くなっていたら、寝具が硬めになっているからです。
例えば、柔らかくなっている畳の上に寝る場合と、硬めのアスファルトの上で寝る場合であれば、アスファルトで寝たほうが痛く感じるでしょう。
そのような事を考えたら、硬めの寝具は注意しなければいけません。
実は、中材が『凹凸(おうとつ)形状』になっていれば、反発力がそれほど高くなくても腰の沈み込みを抑えられるので、腰痛の方にはおすすめです。
通気性&保温性
私たち人間は、眠る事によって、脳や体の疲れを取っています。
逆の言い方をすれば、睡眠不足に陥ってしまえば、腰に疲れがたまってしまって、腰痛になる恐れがあるのです。
そこで、おすすめしたいのが『通気性』や『保温性』が優れている敷き布団です。
通気性が優れていなければ夏場の季節では暑く感じてしまいますし、保温性が優れていなければ冬場の季節では腰を冷やしてしまいます。
しかし、通気性と保温性を両立する事は難しいので、通気性が優れている寝具と保温性が優れている寝具を1枚ずつ購入したほうが良いでしょう。
良質な睡眠を確保する方法
腰痛対策を講じるためには、良質な睡眠を確保する必要があります。
実は、生活習慣で少し気を付ければ、良質な睡眠を確保しやすくなるので、詳しく解説します。
エアコンを利用
通気性が優れている寝具や、保温性が優れている寝具を利用していたとしても、部屋の室温によって寝付きが悪くなってしまいます。
良質な睡眠を確保するためには、夏場の季節にはエアコンを利用して、室温を低めにしておきましょう。
冬場の季節であれば、かけ布団を半分までめくった状態で、エアコンまたはファンヒーターで室温を上げておいて下さい。
かけ布団をめくる事により、寝具は室温に影響されやすくなって、暖かい状態で眠りやすくなります。
食事と睡眠のタイミング
腰痛の方は、敷き布団で横になるだけで痛く感じてしまうので、食事をして満腹になった状態で寝たくなるかもしれません。
確かに、満腹になった状態であれば、眠りやすくなります。
しかし、満腹の状態で眠ろうとしたら、睡眠中に胃が消化活動を行っていくので、睡眠の質が低下してしまうのです。
良質な睡眠を確保したい場合には、食事をしてから1時間程度まで待ってから、眠るようにしましょう。
おすすめの敷き布団
腰痛対策を講じやすい寝具はいくつもありますが、その中でも『トゥルースリーパープレミア』や『雲のやすらぎプレミアム』などは、腰にかかる負担を軽減しやすくなっています。
なぜ、これらの寝具が、腰にかかる負担を軽減できるのか紹介するので、参考にしてみて下さい(製品の値段は2019年4月23日時点の情報なので注意)。
トゥルースリーパープレミアム
本製品は、低反発素材『ウルトラ ヴィスコエラスティック』を採用していて、フィット感が優れているのです。
反発力が低くなっているので、腰にあまり刺激を与えないで済みます。
柔らかい敷き布団なので、腰に体圧が集中しやすくなっているのか心配になってしまうかと思いますが、体圧を分散しやすいように作られているのです。
値段のほうは、楽天市場ではシングルサイズで、税別価格22,800円で販売されています。
雲のやすらぎプレミアム
本製品は、17cmものボリュームがあって、体重が重くなっている方でも底つき感を緩和できます。
さらに『新クロスクラウド製法』を採用する事により、体圧分散を可能にしました。
新クロスクラウド製法では、上層から凹凸アルファマット・高反発スプリングマット・凹凸アルファマットなどを使用しているのです。
楽天市場ではシングルサイズで、税別価格39,800円で販売されています。
まとめ
敷き布団の種類によって、腰にかかる負担が変わっていくので、腰痛の対策を講じる際には寝具の選び方が重要です。
体重が軽くなっている方であれば低反発タイプが合いやすくなっていますし、体重が重くなっている方は高反発タイプが体に合いやすくなっているのです。
ただし、全ての方が合うとは限らないので、心配な場合には、凹凸形状になっている製品またはボリュームのある製品を選んだほうが良いでしょう。
参考URL・参考文献・根拠など
https://www.e-futon-kobo.com/normalpost/%E3%81%8A%E5%B8%83%E5%9B%A3%E3%81%8C%E8%85%B0%E7%97%9B%E3%81%AE%E5%8E%9F%E5%9B%A0%EF%BC%81%EF%BC%9F%E8%85%B0%E7%97%9B%E3%81%AB%E3%81%8A%E3%81%99%E3%81%99%E3%82%81%E3%81%AE%E5%B8%83%E5%9B%A3/
https://gkjh.net/
https://www.shopjapan.co.jp/products/truesleeper.html?af_id=10LINK-K01&utm_source=linkshare&utm_medium=afi&utm_campaign=non&ranMID=39129&ranEAID=Sm51*btg%2F1M&ranSiteID=Sm51.btg_1M-AMVdyeagm4B3R0eH3V9F0g
https://shop.ichiban-boshi.com/user_data/kumo.php?&adcd=vyrpafbabpp44&argument=hNVxEuEy&dmai=a5c57a82025d4b&fil=%7B%22pr%22%3A%7B%22j48840%22%3A%7B%22clk%22%3A%222a65a520623ad00888de7f400b1ad84c%22%2C%22ym%22%3A%22201904%22%7D%7D%7D