マットレスに使う敷きパッドの選び方は?チェックポイント5選
敷きパッドをマットレスの上に重ねると、温度の調節をしたり、汚れを防いだりする効果があります。
そのため、快適な睡眠のためにはとても役立つアイテムですが、選び方には注意が必要です。
敷きパッドにはいろいろなタイプの製品があるため、適当に選ぶと失敗してしまうのです。
では、選ぶときのチェックポイントについて、詳しく説明していきましょう。
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高い保温性があるか
温度調節のために敷きパッドを購入したいなら、保温性の高さは見逃せないポイントになります。
優れた保温性がある製品なら、心地よい暖かさを感じることができるのです。
そのため、冬に使うなら必ずチェックしておいてください。
冬の寒さを和らげて快適に過ごすためには、高い保温性を持つアイテムが欠かせません。
適当に買ってしまうと、「思ったほど暖かくない」と感じることがあるので、製品の特長をよく見て選ぶようにしましょう。
ぐっすり眠るために
寒さの対策は、熟睡するためにも重要なことです。
睡眠を妨げる原因はいろいろとありますが、冬の寒さも、その中に含まれています。
寒さを感じやすい状態では、うまく眠ることができないのです。
あまりひどいときは、睡眠不足で体調を崩す可能性もあります。
そのような事態を回避するためには、ぜひ保温性の高い敷きパッドを使ってみてください。
しっかり温度調節をしておけば、良質な睡眠をとることができます。
暖かい素材
保温性を重視するなら、羊毛(ウール)の製品を探してみてください。
羊毛は保温性が高いので、寒い冬にはぴったりな素材になります。
保温性に加えて、弾力性と肌触りのよさも備えているので、快適に眠るためにはしっかりチェックしておきましょう。
起毛
暖かさに注目して選ぶなら、起毛がある製品も要チェックです。
起毛とは、表面を毛羽立たせる加工のことであり、防寒のための衣類にもよく用いられています。
毛羽をつくることで厚みが増し、高い本効果を発揮してくれるのです。
肌触りのよさもメリットのひとつなので、気持ちよく眠りたいときはおすすめです。
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汗をしっかり吸ってくれるか
汗を吸い取る効果が高い敷きパッドは、マットレスが汚れることを防いでくれます。
染みこむ汗の汚れをしっかりガードしてくれるため、いつも清潔な状態で使うことができるのです。
また、寝るときの体温をうまく下げる効果もあり、暑い夏には最適なタイプになります。
蒸し暑さと汚れの不快感をしっかり抑え込み、より快適に眠れるようにしましょう。
寝るときの汗は意外と多い
寝るときの発汗は、あまり多くないイメージもありますが、油断して対策を疎かにするのはNGです。
睡眠中にかく汗の量は、コップ1杯分になることもあるため、きちんと吸い取っておく必要があります。
暑い季節はさらに増えてしまうので、夏の敷きパッド選びは慎重に行うようにしてください。
適当なものを選んだりせず、しっかり汗の対策ができるものを購入しましょう。
吸水性と吸湿性
汗をよく吸ってくれる製品を探すときは、「吸水性」「吸湿性」という言葉をよく見かけます。
どちらも汗の対策には重要な要素ですが、同じものではないので、選ぶときは注意してください。
吸水は流れ出る液体の汗、吸湿は蒸発した気体の汗を吸い取ることを指します。
その両方を備えた敷きパッドなら、効果的な汗対策ができるのです。
素材は綿
綿は、吸水性と吸湿性がどちらも高い素材になります。
そのため、汗をかきやすい人は、綿の敷きパッドをチェックしておきましょう。
綿はタオルや下着などにも使われており、肌触りもよくなっています。
その気持ちよさと、汗をしっかり処理する機能があれば、汗の量が多くても、快適に眠ることができるのです。
ひんやりした感触があるか
敷きパッドを夏に使うときの快適さには、汗の処理だけでなく、冷たさも大きく影響してきます。
触ったときにひんやりとした冷たさを感じられるものは、蒸し暑い季節にぴったりです。
体を乗せるだけで涼むことができるため、不快感を軽減し、ぐっすり眠ることができます。
そのためには、敷きパッドの感触も忘れずに確認しておいてください。
q-maxをチェック
ひんやりした製品を選ぶときは、q-maxの値がよい判断材料になります。
数値が大きいものほど、触ったときのひんやり感が強くなるのです。
q-max値が0.4以上あるものは、かなりはっきりと冷たさが伝わるため、涼しさを感じやすくなっています。
数値が小さいものは、ひんやり感がわかりにくいことも多いので、気をつけて選ぶようにしてください。
持続性があるものを
ひんやりした感触が強いタイプでも、効果が長続きしなければ、それほど気持ちよさは感じられません。
夏の夜を涼しく過ごすためには、ひんやり感が長めに続くものを選ぶべきです。
そこで重要になってくるのは、吸水性と吸湿性です。
汗の処理がうまくできないものは、接触冷感の持続性を妨げることがあります。
吸水性と吸湿性もしっかり確認して、気持ちよさが持続しやすい製品を探しましょう。
消臭や抗菌の機能はあるか
ぐっすり眠るためには、ストレスにつながる要素をできるだけ少なくしておきたいものです。
そのため、臭いを防ぐ機能も、敷きパッド選びの重要なポイントになります。
消臭や抗菌の機能を見逃さず、より快適に眠れるものを選びましょう。
消臭と抗菌の違い
消臭と抗菌は似ているイメージもありますが、実際には別の機能です。
臭いを防ぐ点は同じですが、その仕組みが異なります。
消臭は、臭いの成分を除去することで不快感を軽減するものです。
抗菌、または抗菌防臭と呼ばれるタイプは、雑菌の繁殖を防ぎ、菌による臭いの発生を防ぐことになります。
臭いを消す効果が強いことを優先するなら、成分を直接取り除いてくれる消臭機能がおすすめです。
シリカゲル
消臭効果の高さを重視するときは、シリカゲルを使った製品に注目してみましょう。
シリカゲルには、臭いの成分をしっかりと吸着する働きがあるため、かなり効果が高くなっています。
除湿にも役立つので、湿度の高さを軽減してぐっすり眠りたいときもおすすめです。
洗濯のあとですぐ乾くか
敷きパッドは洗濯しながら使うアイテムなので、濡れてもすぐに乾く点を優先したくなることがあります。
そんなときは、速乾性の高い素材を探してみてください。
優れた速乾性を備えた製品であれば、簡単に乾燥させることができます。
ポリエステル
速乾性の高さに注目するなら、ポリエステルは最適な素材になります。
他の素材よりも乾きやすいため、頻回に洗濯をするときでも、すぐ使えるようになります。
耐久性が高く、劣化しにくいこともメリットなので、長持ちする製品が欲しいときも要チェックです。
優先したいポイントはどこか
ポリエステルは速乾性と耐久性に優れた素材ですが、デメリットもあります。
吸水性と吸湿性が低いため、汗をうまく吸収できず、蒸れやすくなってしまうのです。
乾きやすいものは、汗の多い夏にぴったりなように思えますが、よく考えずに選ぶと失敗してしまいます。
洗濯のしやすさを重視するならポリエステルで問題はありませんが、汗の吸収を重視したい場合は、綿の方が相応しい素材になります。
最も優先したい点を明確にしておき、自分にとってメリットの大きい素材を選択しましょう。
まとめ
マットレスに敷きパッドを組み合わせるなら、適当なものを買ったりせず、慎重に選ぶようにしてください。
吸水性や吸湿性、保温性などを見落としていると、眠りを妨げられてしまい、しっかり体を休めることができません。
睡眠の邪魔にならない本当に便利な製品を選ぶなら、ここで紹介したポイントを細かくチェックしていきましょう。
必要なポイントをしっかり押さえておけば、失敗を防ぐことができます。
参考URL・参考文献・根拠など
https://www.rakuten.ne.jp/gold/premium-store/article/article31.html
https://www.rakuten.ne.jp/gold/cho-nunoya/beginner/beginner_shiki_pad.html
https://kaimin-times.com/recommended-mattress-pads-5351
https://futon-concierge.com/20170414_shikipad/
https://www.nitori-net.jp/store/ja/ec/cat-tips-shingu-PadSikiBed01
https://kaimin-times.com/dryming-8997
https://www.shimamotokimou.com/about/about1.php