まくらを変えて、あなたも今日から健康な睡眠を!
みなさんは、睡眠の役割を考えたことがあるでしょうか?
睡眠には、1日頑張った身体を休めることはもちろんのことですが、脳を休めて日常で溜まったストレスを取り除く役割もあるのです。
ところが、現在は国民の役6人に1人が睡眠障害にあるといいます。
質の良い熟睡できないと、寿命が縮まると警告する専門家もいるほどです。
その睡眠に大事な要素は5つ。
睡眠時間、環境、まくら、ベッド、悪い姿勢です。
今回は、まくらについて考えていきましょう。
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まくらが及ぼす悪影響
皆さん普段使用しているまくらは、好みもあると思いますがどのようなものを使っているでしょうか。
おおまかに分けて、高いか、低いかだと思いますが、日々の身体の不調の原因がその枕にあるとしたら、見直したほうがいいかもしれません。
事故や病気で頚椎を痛めている方は、お医者様から首をなるべく動かさないようにと言われますが、就寝中はどうしても無意識に動いてしまうものです。
かといって、頭を縛り付けておくわけにもいかないですよね。
また、ストレートネックの方も、就寝中の姿勢に気を付けたいものです。
ストレートネックとは、本来前方に湾曲しているはずの頚椎がまっすぐに伸びてしまっている状態であり、ひどくなると肩こり、頭痛、手足のしびれや目まいなどの辛い症状を引き起こしてしまいます。
普段の起きている姿勢でも、まっすぐに頭の重さを支えるため首にかかる負担が大きいのです。
まくらはさらに、美容面にも影響を与えます。
枕が高すぎると、首の前方が縮まってシワができやすく、長い間その姿勢を繰り返すうちに首にシワが刻まれていくのです。
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まくらの形にこだわる
一番肝心なのがまくらの形ですが、首に負担をかけない形状、わたしがおすすめするのは、まくらの真ん中がくぼんで低くなっているまくらです。
頚椎を痛めている方にとっては、周りの淵が高くなっていれば多少の寝相では頭を動かさずに頭を固定することができます。
首の部分が少し高くなっているため、自然な首の湾曲を保ち、ストレートネックの方にもおすすめです。
中に入れる素材にこだわる
まくらの中身も、こだわりたいところです。
好みが大きく分かれるところではないでしょうか。
昔から使用されている、パイプやそばがらなどのほかに最近では色々種類も増え、選択肢が増えています。
いくつかご紹介しましょう。
「パイプ」丸洗いできて衛生的、通気性が良い、ハード、ソフトなど柔らかさを選択でき、耐久年数が長い。
「羽根」ふんわり感がある。
吸水性、放湿性に優れ、天然素材の中では復元力が高くへたりにくい。
「そばがら」適度な硬さと安定感がある。
吸水性、吸湿性に優れる。
接触冷感があり、暑い夏場に最適。
「コルマビーズ」合成樹脂(プラスチック)でできており、パイプの形状をボール上に変えたもの。
通気性がよく、感触が柔らかいのが特徴。
まくらのカバーにこだわる
寝具のひとつであるまくらですが、健康重視とはいえ、やはりお部屋のインテリアに合ったもので統一したいと考える人が多いと思います。
カバーも最近では様々なデザインや素材がありますので、おそらく満足のいくものが見つかるでしょう。
「綿」やわらかな肌触りで通気性、吸水性がよい。
「タオル、パイル」ふんわり感、吸水に優れる。
「ガーゼ」ふんわりやさしい肌触りで、蒸れにくくしっとりしてる。
年間を通じて快適に使用できる。
「ベロア」ふんわりしっとりとした感触。
洗濯は、手洗いし、日陰で吊り干しにするとよい。
「接触冷感素材」肌の熱をうばい、ひんやり感が持続する。
手洗いし、日陰で吊り干しするとよい。
まとめ
以上、まくらについて述べてきましたが、動物にとって睡眠はとても大事な役割をしていることは言うまでもありません。
なんだか寝ても疲れが取れない、適度な運動をしているのに肩がこる、頭痛に悩まされているという方は、普段ご使用されているまくらについて見直してみることをおすすめします。
最近ではオーダーメイドでマイまくらも作れるお店も増えていますので、一度足を運んでみるのもいいかもしれません。