骨盤の歪みによる腰痛を、寝る前にまくらを使って緩和しよう

まくら

座骨のゆがみ

腰痛持ちの人の多くが骨盤が歪んでいると言われています。

骨盤が歪んでいると言っても、上下・左右・前後と歪みの方向はさまざま。

特に全ての方向に歪みが生じている人は夜も熟睡出来にくいですし、腰周辺が痛くて朝起きるのに何十分もかかる人もいます。

そんな時は夜寝る前にまくらを使って骨盤周辺の緊張をゆるめてみませんか?



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骨盤の歪みと一言で言うけど、どんな歪み方があるのでしょうか?

生活習慣やエクササイズによって、骨盤の歪み方はそれぞれですが、上下・前後・左右方向と3種類の歪みの方向があります。

中には全ての方向でバランスが崩れていて、前から見ても横から見てもまた上から見てもシュールな角度で骨盤が体に収まっている人もいます。

こういう骨盤の歪みを持っている人は、仰向きの状態では寝られないので、横向き、それもいつも同じ方を向いて背中を丸めて寝ていることと思います。



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まくらを使って骨盤周辺の緊張や腰痛をゆるめませんか?

骨盤の歪みがひどいと、腰が痛いだけでなく脚や爪先が痺れて鈍痛が続いたまま一日を過ごすことになる人もいます。

そんな日が続いて痛みが当たり前になるのも嫌ですよね。

夜に少しでも快適に寝られるように枕を使って骨盤だけでなく下半身全体の緊張をゆるめることができる簡単なストレッチエクササイズがおすすめです。

入眠するまでにまくらを使って骨盤周辺の緊張をほぐして腰痛を緩和する①

まず、大き目で中身がつまっている枕か、二つに折った座布団を2つ、膝の下に置きます。

この時、枕の上に乗っている膝が左右に開かないようにします。

足は開いたままで膝を近づけるか、膝の間を拳2つ分ほどあけてベルトか紐で固定します。

骨盤背後の筋肉の緊張を左右方向にゆるめています。

入眠するまでにまくらを使って骨盤周辺の緊張をほぐして腰痛を緩和する②

枕を膝から骨盤近くに動かして、膝は曲げたままで枕に骨盤を乗せます。

骨盤全体を乗せるのではなく、尾てい骨から下部分です。

つまり、枕に骨盤が少しだけ乗っている状態です。

この時、お尻が少しだけ持ち上がってお腹部分がお椀のように丸く窪んでいるように感じれば大丈夫です。

骨盤背後のウエスト部分の緊張を上下方向にゆるめています。

就寝中の寝返り時にまくらで腰痛周辺の緊張をほぐす

腰痛がひどいと仰向けで寝られる時間はほとんどないと思います。

左右どちらかを向いて膝を曲げたまま寝ていて、寝返りを打って反対方向に向いて寝るというのを繰り返しています。

膝が揃ったままで寝ている人は少ないと思います。

膝と膝の間に枕をはさむ、膝を枕に乗せるなどが出来るように、左右に枕をおいておくとよいですよ。

お尻と坐骨神経周辺の緊張をゆるめています。

入眠前に時間があるなら左右1回ずつ、最後に痛みがひどい方をもう一度ゆるめておきましょう。

腰痛が特にひどい時は朝起き上がる前にまくらを使って骨盤周辺の緊張をほぐす

左右どちらを向いて寝ていても、まずは仰向けに寝てひざを立てます。

頭を乗せている枕とは別の、脚の左右に置いている枕を2つ重ねて膝の下に敷きます。

しばらくその姿勢のままでいて、腰周辺の緊張をゆるめます。

両手をグーに握った拳を敷布団と背中の間に入れます。

上下に2、3ヶ所ずらしながら、腰周辺の押すと気持ち良い部分に拳を敷きます。

腰のこわばりが少しゆるんできたら、拳をぐるぐる動かしてお尻の方まで軽くマッサージをします。

膝を枕に乗せたまま、拳で坐骨神経からモモ横をポンポンとたたきます。

まとめ

骨盤の歪みがひどくて常に腰痛がひどい人というのは体の歪みに伴う癖がついていて、寝ている時にも腰やお尻、そして坐骨神経周辺が緊張してしまいます。

なかなか寝付けない、そして長い時間寝たはずなのに朝起きた時にも体に疲れが残っている状態になります。

まくらをつかって寝る前に骨盤周辺の緊張をゆるめることと、寝ている時に新たな緊張を体に与えないことも大事です。

とても簡単なことなので、エクササイズする時間がない日などにも、試してみてほしいと思います。






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