不要になったマットレスはどう処分する?
長年使ったマットレスや、購入したはいいけれど体に合わなかったマットレス。
燃えるごみの日に捨てるわけにもいかないし、いったいどうすればいいかと悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
捨て方が分からないから、何年も同じものを使っているという人もいるかもしれません。
マットレスの処分方法をいくつかご紹介します。
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マットレスの処分費用を払って引き取ってもらう
マットレスは大きくて重たいので、通常のゴミの無料回収に出すのは禁止されています。
リサイクルショップなどでは中古品の買い取りを行っていますが、肌に直接触れるマットレスなどの布製品は、引き取り対象外のことが多いです。
引き取ってもらえるとしても数百円程度になるかならないかだと思っておきましょう。
マットレスを捨てようと思ったら、処分にかかる費用を支払って引き取ってもらわなければいけません。
住んでいる場所の自治体によって金額は変わりますが、マットレス1枚当たり2000~3000円の処分費用が掛かることが多いようです。
また、自宅からの運び出しに関しては自治体は関与しません。
そのため、自分でマットレスを部屋から外に運び出し、所定の場所に持っていく必要があります。
粗大ごみの日に許可なく捨てておくと規約違反になってしまいますから、必ず住んでいるところの自治体の規定に沿って申し込むようにしてください。
申請からすぐに引き取ってもらえるとは限らないので、早めに確認しておくのがおすすめです。
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マットレスは自分で解体できる
手間と時間がかかりますが、広い作業場所があって、かつ作業に協力してくれる人が1人以上いるのであればマットレスを解体することも可能です。
カッターでマットレスの表面の生地に切り込みを入れて、まずはマットレスの硬い生地を全てはがしていきます。
スプリングが出てきて危ないので、必ず軍手を使って作業するようにしてください。
マットレス表面の生地がすべて取り除けたら、次は中材を取り出していきます。
取り出した中材は袋に詰めていくようにしてください。
中材は通常の燃えるごみとして燃やせるものがほとんどですが、かなりの量になるので、あらかじめ4~5袋分の大きめのゴミ袋を用意しておくといいでしょう。
中材がすべて取り出せたら、コイル部分をまとめてよけておきます。
コイル部分は自治体のゴミ回収のルールに従って、回収日に出すようにしましょう。
このように自分で解体しておけば、通常の燃やせるゴミと、コイル部分の燃やせないゴミとの2種類に分けることが出来るので、マットレスの処分費用を節約することが出来ます。
しかし、大人2人がかりでも作業自体に2時間近くかかってしまうのが難点です。
マットレスは長く愛用できるものを!
マットレスは処分するだけでもお金がかかりますし、自分で処分するとなると時間と手間がかかります。
とりあえず安いマットレスを買っていつか買い換えようと思っていたら、処分費用で損をしてしまうことになりかねません。
一番いいのは、長く愛用できるマットレスを大切にお手入れしながら使っていくことです。
長い間使える良質なマットレスならランニングコスト的にも優れていますし、処分のための費用を頻繁に用意する必要もありません。
何が本当にお得なのかどうか、長い目で見て考えるようにしてください。
まとめ
マットレスを処分するときには、自治体に処分費用を支払って引き取ってもらわなければいけません。
玄関先まで運ぶのも大変ですし、何よりお金がかかります。
自分で解体するとなると場所や時間も確保しなければいけません。
マットレスは処分が大変なので、安いものを何度も買うのではなく、いいものを長く使うようにするのがおすすめです。