肩こりの原因はまくらにあるかも!肩こりの人が気をつけたいまくらのチェックポイント
慢性的に肩こりを感じている人は、日本人にはすごく多いです。
でも、そうした慢性的な肩こりの原因をきちんと把握している人はあまりいません。
もしかしたらその肩こりの原因は、まくらにあるかもしれないのです。
なので、肩こりが気になる人は一度自分のまくらがあっているかチェックしないとなりません。
そこでここでは、肩こりの人が気を付けたいまくらのチェックポイントを紹介します。
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仰向けで寝た時にあごは正常な角度になっているか
まくらが高すぎても人は肩こりになりますし、まくらが低すぎても人は肩こりが発症します。
なので、肩こりに悩む人は、適切なまくらの高さに設定できているかをチェックしないとなりません。
では、適切なまくらの高さとはどのくらいの高さなのでしょうか?
まくらの高さは一概に何センチが適切かということは言えません。
それはやはり人によって違うからです。
でもそうしたら適切な高さのまくらなんて選べないではないかと思うでしょう。
まくらの適切な高さは、まくらが何センチかということで見るのではなく、おでこからあごの角度で見るのです。
おでこからあごが5度になるのが正解
正しい角度は、おでこからあごの角度が5度になっている状態です。
おでこからあごの角度の測り方は、まずおでこから地面に並行な線がひいてあると意識します。
そしてその次におでことあごを結ぶような線を引いてください。
そのあとでその二つの線の角度がどのくらい離れているかを見ていけば、おでことあごの角度をしっかりと出すことができます。
その角度が5度になるのが理想てきなのです。
もし5度よりも大きい場合であれば、それはまくらが高すぎることを意味していたり、まくらの大きさが小さすぎる事を意味しています。
だからあごが下がってしまい、おでこからあごの角度がおかしくなってしまうのです。
もし5度よりも小さい場合には、まくらが大きすぎたり、まくらが低すぎる事を意味しています。
まくらが大きかったり、まくらが低すぎたりするとどうしてもあごはあがりがちになり、角度は小さくなってしまうのです。
そうして不必要な力をかけないとならなくなり、肩こりになってしまうというわけです。
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きちんと首が全部うまっているか
先述の部分でなんとなくお分かりになった方も多いかもしれませんが、まくらは、大きさもすごく大切です。
特に気をつけないとならないのはまくらが小さすぎることです。
まくらが小さすぎると、どうしても首を固定しきることができなくなります。
首がまくらから多少浮いてしまうような状態になってしまうのです。
そうやって首がういているような状態になってしまうと、首や肩に力が入ってしまいます。
そうして寝ている間に首や肩に力が入ると、ずっとそこに力が入っていることになってしまい、すごく肩がこってしまうのです。
だからソレを避けるために首を全て埋める事が出来るくらいに縦の大きさがあるまくらを用意しないとなりません。
ただ、あまりに縦に長すぎても、どこまでそのまくらを入れたらよいかわからなくなったりしますし、そもそも邪魔になることもあるでしょう。
縦の理想的な長さは、首の奥までまくらを入れた時に、まくらの中央に頭がくるくらいの長さです。
そういう長さのまくらを探していくと良いでしょう。
まくらが柔らかすぎないか
やわらかすぎる枕というのも、肩こりの原因になります。
一時期、すごくやわらかいまくらが流行しました。
確かにやわらかいまくらは、首を包みこんでくれる気がして、なんとなく良く眠れそうな気がするものです。
でも、やわらかすぎるまくらでは、上手く寝返りを打つことができないのです。
寝返りを打つことが出来ないと、首はずっと同じ状態で固定されることとなってしまいます。
ずっとその状態で固定されているとこってしまいます。
それは、長時間車に乗ったりした事がある人ならわかるでしょう。
長時間の車移動でずっと同じ姿勢でいると、身体は凝り固まっていき、ただ座ってるだけなのにすごく辛くなります。
寝ている時の首も、ずっと固定されているとそれと同じ状態になってしまうのです。
だから、本来であれば寝返りは適度に打たないとなりません。
でもまくらがやわらかすぎるとそれも許されなくなってしまうのです。
ある程度やわらかいことは大切
それならば固いまくらであればいいのかと考える人もいるでしょう。
でも、固いまくらを選べばよいというわけでもありません。
固いまくらは固いまくらでまた問題があるのです。
固いまくらの上では、あまり頭が安定しないのです。
だから、しっかりと頭を落ち着けることができません。
ずっと不安定な状態でいると、当然ながら少しでも安定させようと思って力が入ってしまいます。
それで、結局肩こりが起こるようになってしまうのです。
試してみて寝返りのうちやすいまくらが正解
では、どういう固さのまくらが正解だと言えるのでしょうか?
まくらの固さとして正解なのは、寝返りを打ってみて、寝返りが打ちやすいまくらだと言えます。
それでいて、ある程度包み込む感触があれば、それが一番です。
そういうまくらをみつけるためには、実際にまくらを手で触り、頭を置いてみないとわかりません。
なので、まくらを売っているところに足を運んで、自分の脚でまくらを探すことをおすすめします。
横にもある程度長さがあるか
まくらを選ぶ際には、横にもある程度長いものを選ばないとなりません。
横に短いまくらだと、どうしても寝返りを打った際に、そこから頭が外れてしまう可能性が高くなります。
そこから頭が外れてしまうと、先に紹介してきたような理想的なあごの角度で眠ることはまずできなくなるでしょう。
その角度を作るためにまくらを調整しているのですから、まくらから頭が外れたらその角度でなくなるに決まっています。
でも、寝返りは肩こりを作らないためには大切なことです。
だから、ある程度横に長いものを選ぶ必要があるのです。
二人分くらいのまくらを使うのが理想
理想を言えば、まくらのよこの長さは、二人分くらいの長さにするのが良いでしょう。
まくらの長さが横に二人分になれば、まず間違いなく寝返りを打ってもそこから落ちるという事はありません。
横にちょっと長い位の場合は、寝相が悪くて一方向にたくさん寝返りを打つ人の場合はまだまだそこから落ちてしまう可能性が残ります。
だから、二人分くらいの横の長さのまくらを選ぶのが理想だと言えるのです。
短い分にはたくさんの問題が生じてきますが、二人分くらい長いまくらを使用することで生じる問題というのはまずないと言えます。
長いことによるデメリットが何かあるのであれば、横に長いまくらを使うことも考えものにはなりますが、横に長いまくらを使うデメリットはないのですから、それを使うのが一番です。
しいていうなら多少値段があがる可能性があるくらいでしょう。
でも、肩こりに悩む方の中には、肩こりを改善できるのであれば、多少値段が高いくらい問題はないという方も多いでしょう。
だから、それもあまり問題にはなりません。
まとめ
肩こりが気になる人は、柔らかさや縦横の大きさ、そしてまくらの高さに気を付けてまくらを改善して行ってください。
これらのチェックポイントをしっかりと押さえたまくら選びをしていけば、少なくともまくらが原因で肩がこるという事はなくなるでしょう。
そうやって一つずつ原因をけしていけば、肩こりも解消していけるはずです。