ポリエステルまくらって洗濯できるの!?実践してみてわかったコツご紹介!
ふわふわ柔らかのポリエステル枕を使用している方、まくらカバーを外してみると
「ひぇっ! シミや黄ばみが…」なんてことありませんか?
確かに、朝シャワー派の方や疲れてお風呂に入らないで寝てしまったときでも毎日使用するまくら。
最近臭いが気になるなんて方もいるのでは?
私もそのひとりでした。
そして、思い切って洗濯してみました!
ポリエルテル綿 まくらってどんなの?
そもそも、ポリエステルまくらとは、クッションなどにも使用されるポリエステル綿を使ったまくら。
ホテルでよく見かける、ふわふわしたボリューミーな枕のことです。
高さのあるまくらが苦手という方には得におすすめで、軽くて寝心地もよく愛用している方も多いと思います。
そば殻やパイプ・低反発の枕まくらもありますが、これらは水洗いすることができないんです。
天日干しなどで除菌するしかないんですよね。
でも、ポリエステルまくらはたいていのものなら洗えちゃうんです。
販売されているまくらの価格もポリエステル綿は、他の素材と比べると比較的お手頃なのも嬉しいポイントですよね。
ポリエステル綿のまくら 種類
実際にはポリエステル綿のまくらには2種類あり、洗濯のできるよう加工されたものとそうではないものにわかれます。
皆さんがお持ちのまくらが洗濯のできるものかどうかは枕についているタグを確認してみてください。
「手洗イ」などのマークから判断することができます。
私は確認してみると「洗濯可」「洗濯不可」両方とも使用していることがわかりました。
「洗濯可」のものは問題なく洗濯できますが、「洗濯不可」のものは…どうしても気になる臭いとシミ。
買い替えてもいいけど、このまくら凄く気に入ってるし捨てたくない。
でも、汚れがひどくて買い替えなきゃいけないなら、ダメ元で洗ってみよう!
と2つとも洗うことを決断しました!
洗濯のできるまくらはとっても簡単
洗濯ができるように加工されているポリエステル綿のまくらはとっても簡単にお手入れができます。
カバーを取り外し、洗濯機で洗うだけ!
洗濯機の中で、まくらが破けて綿が出てしまうと大惨事なので、ソフトコースや手洗いコース(メーカーによって名前は異なります)などの弱水流でお洗濯する機能を選択してください。
少し漂白剤を入れると、真っ白なまくらへと逆戻りしますよ。
乾燥機がある方は、洗濯・脱水後、乾燥機に入れてデリケート用(ローヒート)で乾燥させれば、その日またすぐにふわふわのまくらを使えます♪こんなに簡単なら1か月に1回でも洗って、汚れとホコリからもおさらばして、まくらを清潔に使いたいですよね。
洗濯のできないまくらの手洗い 私はこうやりました!
さて、本来洗濯のできないと言われているまくらを私は手洗いで洗ってみました。
基本的な手洗いステップは全部で3つです。
ただ全行程で1時間ほどかかるので、お時間のある時に試してください。
また、どのくらいの期間使っていたかで、どの程度ふわふわ感が復活するか、綺麗になる程度は保証できません。
例えば2年以上ずっと使い続けていたまくらの場合は、新品のように復活とはならないので予めご注意くださいね!
私のようにそれでも洗いたいという方にはおすすめします!
ステップ1:まくらの漂白
お風呂にまくらが浸かる程度水を溜めて、まくらを漂白剤でつけ置きしておきます。
様子を見ながら15分~20分程度つけます。
漂白することで、よだれのシミや黄ばみなどはほとんど取れます。
ステップ2:洗濯洗剤で洗う
お風呂用の靴もしくはビニール袋と輪ゴムでビニールの靴下を作り、履きます。
(漂白剤を使っているので守ります)漂白剤入りの水を抜きながら、まくらの上を足踏みします。
足踏みすることでまくらの水分を抜きます。
まくらが水分をたっぷり含んでいて膨らんでいるかと思いますが、体重をかけながらぺちゃんこになるように空気と水分を抜いていきます。
今度はお風呂にまくらがつかる程度のぬるま湯を溜めて、洗濯洗剤を入れます。
洗濯洗剤はあまり沢山入れすぎないように注意してください。
洗剤を抜き切るのが大変になってしまいます。
洗剤を入れたらまたまくらの上で足踏み!
まくらをもみ込んで洗うようなイメージで踏むのがポイントです。
ステップ3:まくらの脱水・乾燥
お風呂のお湯を抜いて、まくらの水分を抜く。
またぬるま湯を溜めて踏み込む。
この作業を何度か繰り返します。
(この過程の途中で柔軟剤を入れてもOKです。
入れることでふわふわになり、いい香りにもなります。)洗濯洗剤の泡が出なくなり、まくらのシミも消え去ったところで、お風呂のお湯を抜きながら、まくらの水分も完全に抜き切ります。
まくらの水分を完全に絞りきるのが難しくて大事なポイントです。
まくらを平らにして、ロールケーキのようにくるくると巻き、体重をかけて水分を絞り取ってください。
ある程度水分を抜いて洗濯機の脱水機能を利用して水分を抜いてもOKです。
水分が抜け切れたら、バスタオルを用意しまくらを包み、上からトントンとたたきます。
まくらの中の綿の形を整えて、きれいにするようなイメージです。
あとは100円ショップでも売られている「まくらハンガー」などを利用し、完全に乾くまで干して終了です!
私はランドリールームに乾燥機を置いて2日間乾かしました。
たまに様子をみながらタオルで中の綿をトントンと叩いて水気が残っていないか確認するようにしてください。
一見表面は乾いているように見えますが、中心部は乾ききっていないことがあるので注意するようにしてください。
ちゃんと乾かさないとカビや生乾きの臭いの原因となってしまい、洗った努力が水の泡になってしまいます。
まくらの手洗いでお金も節約
私が実際に試した枕の手洗い、もはや足洗いといった方がいいかもしれませんね(笑)。
少し時間のかかるものなので、この方法で洗う際にはお時間に余裕のあるときに試してください。
洗った後2日間ほどは乾燥のためまくらが使えなくなってしまいますが、2日後にはふわっふわのボリューミーなまくらが復活してしかもいい匂い!
またぐっすり眠れること間違いありません。
コツはとにかく、足を使って踏み込む感覚で洗うことです。
私は枕を洗うときは冬でも半そで半ズボンで挑んでいます。
ポリエステル綿のまくらは1000円以下のものから5000円台までピンからキリまであります。
安く販売されているものもあるので、汚れたら買い替えればいいじゃんと思う方もいらっしゃるかもしれません。
でも、それを1年に1回など繰り返して買い替えると、大きな出費になりますよね。
また、高さや柔らかさがちょうどいいまくらには、そう簡単に出会えるわけでもありません。
私は今のまくらに出会うまでとっても時間がかかって、寝つきがわるく、ずっと肩こりに悩んでいたんです。
なので、自分のまくらに愛着がとてもあってクタクタになっててでも、これじゃなきゃダメ!
という私のような方には本当におすすめの手洗い方法なので、是非参考にしてみてください!
まとめ
私はこうやって洗濯できないと言われるまくらを洗ってみました。
ホコリのアレルギーがあるので、汚れもホコリも一緒にキレイにできてすっきり!
まくらを買い替える分のお金も節約できて、更に程よい運動にもなるので私は苦にならず洗えています!
枕の汚れ気にしたことがなかったなんて方は一度見てみてください。
汚れがひどくなる前に洗うのがまくら長持ちの秘訣です。