腰痛ストレッチの方法を紹介!骨盤周りの筋肉に原因がある?
腰痛になってしまう原因は、多くの場合は骨盤周りの筋肉に原因があると言われています。
その原因を解消する方法として腰痛ストレッチが注目されています。
腰痛ストレッチで本当に、腰痛を抑える事が出来るのか半信半疑の方も多いでしょう。
そこで、腰痛ストレッチの効果を信じられない方のために腰痛ストレッチの方法や効果、さらには腰痛になる原因なども詳しく紹介します。
腰痛ストレッチの方法
腰痛ストレッチには様々な方法があって、股関節を柔らかくしたり、足をねじったりする方法があるので紹介しましょう。
股関節の腰痛ストレッチ
股関節を柔らかくするには、まずマットを敷いて仰向けになります。
それから左足もしくは右足をたてます。
その片方の足に、もう片方の足をかけて下さい。
たててある片方の足を固定するために、左手もしくは右手で支えましょう。
そうすれば、足が疲れてストレッチを中断する事もありません。
この股関節を柔らかくする腰痛ストレッチを行えば、股関節の筋肉を柔らかくする事が出来ます。
骨盤周りにある筋肉を柔らかくすれば、腰痛が抑えられるようになるので、腰痛に悩んでいる方はこのストレッチ方法を行なってみて下さい。
足ねじりの腰痛ストレッチ
足をねじるストレッチと聞けば、痛そうに思うかもしれませんが、体を悪くするような痛みを感じる事はありません。
ただし、ストレッチをあまりしていない方は、足が硬くなっており多少痛む場合があります。
ただし、それは何度かストレッチを行う事によって軽減されていくので、無理をしない範囲であきらめずストレッチを行うようにして下さい。
足をねじる腰痛ストレッチは、股関節を柔らかくした時と同じようにマットの上で仰向けになりましょう。
どちらの足から始めても大丈夫ですが、仮に右足から始める場合は、右足をたてて下さい。
それから、右足を左方向へ倒しましょう。
この時に注意して欲しいのは、右足を左方向へ倒した時に上半身は固定して動かないようにする事です。
上半身で動かして良いのは腕だけで、たてた足を横方向へ倒そうとサポートする腕だけを動かす方法になります。
そして右足が終わったら、今度は左足を立てて、今度は逆に右方向へ倒します。
この方法を行う事によって骨盤周りの筋肉が柔らかくなって、腰痛を抑えてくれるようになるのです。
デスクワークの場合
腰痛になりやすい方で多いのが、デスクワークをしている方です。
デスクワークの方が腰痛になってしまったら、仕事をするのが苦痛になってしまい、集中出来なくて悩んでしまうでしょう。
そこでデスクワークをする事によって腰痛になる原因とオフィスでも行える腰痛ストレッチを説明します。
デスクワークで腰痛になる原因
デスクワークは長い時間にわたって、同じ姿勢で仕事をしているので、骨盤に負担をかけてしまう事になります。
その結果、骨盤周りの筋肉は硬くなってしまい、腰痛の原因になってしまうのです。
さらにデスクワークで、前のめりになってパソコンに顔を近づける方は腰痛が悪化しやすいと言われています。
そはなぜかと言えば、上半身が前のめりになるという事は、腰に負担をかけやすくなるからです。
デスクワークをしている方は、出来るだけ背筋を伸ばして、前のめりにならないようにしたほうが良いでしょう。
そして、デスクワークをしている方で気を付けて欲しいのは、ストレスで腰痛になる方もいる事です。
ストレスも腰痛の原因になると言われているので、腰痛ストレッチをしても腰痛が治らない方は、ストレスを発散する事も重要になります。
オフィスで腰痛ストレッチ
オフィスでストレッチをする方法は、椅子に座ったままでも行えるので、疲れをためたくない方におすすめの方法です。
その方法は様々で、椅子に座ったまま上半身だけを左にねじった後に、今度は右のほうへねじって下さい。
無理のない力で上半身だけを半回転させる方法になるので、痛みを感じる事もなく、骨盤周りの筋肉を柔らかくする事が出来ます。
その他には、椅子に座ったままの状態で、上半身を前のほうへ倒して、顔と膝を密着させるような形になります。
ただし、この方法では柔軟性のない方は多少痛みを感じる事があるので、無理をしないで少しずつ体を柔らかくしていきましょう。
そして片方の足をもう片方の足へかけてから、上半身を前のほうへ倒す方法もあります。
どの方法も骨盤周りの筋肉を柔らかくする方法に変わりはないので、好きな方法を行えば問題がありません。
腰痛を抑えられる理由
腰痛ストレッチの方法は分かっても、なぜ骨盤周りの筋肉を柔らかくしたら、腰痛を抑える事が出来るのか不思議に思うでしょう。
そこで、なぜ骨盤周りの筋肉が柔らかくなったら、腰痛を抑えられるのか理由を説明します。
筋肉疲労を除去
骨盤周りの筋肉が硬くなって腰痛になる理由を知るためには、筋肉と血管の関係を知る必要があります。
筋肉は動かさないと緊張してしまい硬くなる事が分かっています。
筋肉が硬くなってしまえば血管を圧迫してしまうのです。
つまり骨盤周りの筋肉が硬くなってしまうと腰に痛みを感じて腰痛になりますし、肩周辺の筋肉が硬くなってしまうと肩に痛みを感じて肩こりになってしまいます。
デスクワークで長い時間に渡って肩を動かしていないと肩こりになるのは、このためです。
そして椅子に座っている状態を続けているという事は、肩こりと同じ原理で、腰を動かしていないので腰痛になってしまう訳です。
血管の圧迫を緩和
腰を動かしていなくて、骨盤周りの筋肉が硬くなって腰痛になるのであれば、腰の筋肉を動かせば腰痛が抑えられる訳です。
そのため腰の筋肉を動かす腰痛ストレッチは、腰痛に悩んでいる肩におすすめです。
腰の筋肉を動かしていけば、骨盤周りの筋肉が少しずつ柔らかくなっていくので、血管を圧迫する事もなくなっていきます。
血管が圧迫されなければ腰に痛みを感じる事もなくなっていくでしょう。
腰痛ストレッチの注意点
腰痛ストレッチは、腰痛を抑えてくれると言われていますが、いくつか注意点があります。
その注意点を守らなければ、腰痛を抑える事が難しくなります。
それでは、その注意点を説明しますので、腰痛に悩んでいる方は参考にして下さい。
誰でも効果がある訳ではない
腰痛になる原因の多くは、骨盤周りの筋肉が硬くなっているという事は、ごくわずかですが違う理由で腰痛になる方もいるのです。
その1つがストレスをためる事によって腰痛になる場合です。
ストレスをためていくと自律神経が乱れてしまい血行が悪くなって、肩こりや腰痛になる事が分かっています。
デスクワークで上司から叱責(しっせき)されてストレスがたまった事により腰痛になった方は、腰痛ストレッチをしても腰痛を抑える事は難しいでしょう。
このような場合はストレスを発散する必要があるので、デスクワークの方で腰痛ストレッチをしても何も効果がない場合は、ストレスを発散する事を考えたほうが良いです。
そして、骨盤周りの筋肉が衰えている場合でも腰痛になる可能性があります。
筋肉が衰えていれば、筋肉を少しの間だけ動かしていないだけでも腰痛になる場合があります。
逆に言えば、筋力トレーニングをして骨盤周りの筋肉を鍛えていれば、長い時間にわたって骨盤周りの筋肉を動かさなくても腰痛になりにくくなるのです。
腰痛ストレッチの方法
骨盤周りの筋肉が硬くなっている場合でも、腰痛ストレッチで腰痛を抑えられない場合があります。
それは間違った腰痛ストレッチをしている場合です。
どのようなストレッチや運動でも、継続をしなければ意味がありません。
そのため1週間に1〜2回ではあまり意味がないので、出来れば毎日腰痛ストレッチを行う必要があります。
さらに腰痛ストレッチを無理な力で行おうとしたら、逆に筋肉にダメージを与えて腰痛が悪化する危険性もあるのです。
そのような事にならないために、正しい方法で腰痛ストレッチを行って下さい。
まとめ
腰痛に悩んでいる方にとって、腰痛ストレッチをするだけで腰痛を抑えられる事は信じられないと思うでしょう。
しかし、腰痛は骨盤周りの筋肉が硬くなって起きてしまう場合が多いので、腰痛ストレッチは有効な方法と言われています。
ただし、骨盤周りの筋肉が硬くなっていない場合でも腰痛になる事があるので、その場合はストレスを発散したり、筋力トレーニングを行ったほうが良いでしょう。