辛い腰の痛みに!入浴剤を使って腰痛を和らげる方法は!?
腰が痛いとなにをするにも億劫ですよね。
私も腰痛もちなので、その苦しみはよく分かります。
さすったり伸ばしたり、腰痛に効くといわれている体操をしてみたり、それはもう毎日色々と試しています。
そんな私が最近気に入っている腰痛対策は、入浴剤を入れたお風呂にゆっくりと浸かるという方法です。
とっても温まって腰だけでなく心もリフレッシュできますよ。
腰痛もちの方はゆっくり入浴を!
腰が痛い方はお風呂にゆっくりと使ったほうが良いとされています。
一体それは何故なのでしょうか?
腰痛の原因は、筋肉が縮こまることで体が動きにくくなることからはじまります。
筋肉が縮こまる原因は、
●長時間のデスクワーク
●姿勢の悪さ
●重い荷物を持つ習慣がある
●肥満体型
などさまざまな理由があげられます。
腰痛に悩まされている方は多く、現代病といっても過言ではないでしょう。
縮こまった筋肉を緩めるには温める必要があります。
お風呂にゆっくりと浸かると腰周りの筋肉が柔らかくほぐされ血液循環が改善され、痛みが軽減されます。
入浴が腰痛の改善に効果があるとされているのは、そのためです。
温めてはいけない腰痛もある!?
しかしながら、入浴が推奨されない腰痛もあります。
それは、ぎっくり腰などの急性の腰痛です。
激しい痛みを感じるとき、腰は激しい炎症を起こしています。
炎症を抑えるには冷やす必要があり、温めると逆効果に なってしまいます。
ぎっくり腰になった時は、冷たいシップを患部に貼り、ゆっくりと横になっている方が良いでしょう。
●血行不良による腰痛・・・入浴可
●炎症による腰痛・・・入浴不可
と考えればわかりやすいです。
しかし、自分の腰痛がどちらに当てはまるのか分からない時もあるでしょう。
そのような場合は、医師に相談するようにして、自己判断するのは避けてください。
自ら腰痛を悪化させてしまっては、元も子もありませんからね。
入浴剤を入れることの効能
入浴してもOKな腰痛を抱えている方は、ゆっくりと湯船につかるようにしましょう。
その際入浴剤を入れることも忘れないでくださいね。
もちろん入浴剤なしでも腰が温まり、痛みの緩 和にはつながりますが、最大限の効果を引き出すにはやはり入れた方が良いでしょう。
入浴剤を入れると温浴効果が高まります。
腰痛持ちの方は慢性的な冷えに悩まされている方が少なくありません。
入浴剤入りの湯船にゆっくりと浸かることで血行を良くし冷え性を改善、さらにお風呂から上がったあとも体がポカポカと温かく、湯冷めしにくくなるのです。
また入浴剤に含まれる炭酸ナトリウムや重曹には、肌を清潔にする清浄効果があります。
さらに良い香りに包まれることでリラックス効果にも優れています。
腰の痛みだけでなく、体の汚れを取り去り、明日への活力をチャージするために、一日の終わりには入浴剤を入れた湯船にゆっくりと浸かる習慣をつけまし ょう。
おすすめの入浴剤はこれだ!
バブ
入浴剤といえばバブ!
というほどメジャーな商品です。
花王から発売されていて、誕生から30年以上たっても売れ続けている超ロングセラーの入浴剤です。
現在様々な種類のバブが売り出されていますが、腰痛もちの方におすすめなのが、「バブ和漢ごこち」です。
和漢ごこちは血行不良からくる腰の痛み、重みを緩和し、温浴効果によって体の不調を取り去ってくれます。
これは細やかな炭酸と、有効成分である芒硝が体を芯から温め、湯上がり後も温かさを持続させる処方によるものです。
普通のバブよりは若干お値段が上がりますが、満足のいく一品です。
きき湯
バスクリンから発売されている商品です。
こちらも人気の入浴剤であるため多くのラインナップが存在しますが、腰痛に悩む方は、「きき湯マグネシウム炭酸湯」をチョイスしましょう。
炭酸マグネシウム湯は、有効成分である硫酸マグネシウムによって全身を保温ベールで包み込みます。
入浴後も温浴効果が続き、まるで陽だまりにいるような、ぽかぽかとした温かさを感じることができるでしょう。
また珍しいかぼすの香りも爽やかで、心身ともにリラックスさせてくれます。
筋肉の緊張が緩み、腰の痛みを緩和してくれるでしょう。
湯の花
湯の花は、温泉の中にある硫黄などの沈殿物のことです。
つまり「温泉の素」で、この湯の花を溶かすと、温泉のようなお湯になります。
家庭で気軽に温泉に入れるのは嬉しいですよね。
非常に体が温まり、腰痛、肩こり、疲労回復など様々な効能がありますが、硫黄臭がしてリラックスできない、風呂釜を傷めることがある、などと万人受けする入浴剤ではありません。
温浴効果はダントツに高く、腰痛改善にはかなり期待できそうなので、一度チャレンジしてみてはどうでしょうか。
合えば手放せない一品になるかもしれませんよ。
温泡
アース製薬から売り出されている入浴剤です。
「温泡」と書いて「おんぽ」と読みます。
ラインナップは、古くから日本人に愛されてきたゆずと生姜の2種類です。
どちらも非常に良い香りで、ほっこりとした気分になることができます。
またとうがらしが配合されているため、じわじわと体の芯から温まるように感覚を味わえるでしょう。
保湿力にも優れているため、腰痛の改善と同時にしっとりとした美肌を手に入れることも可能です。
上手なお風呂の入り方は?
では腰痛を改善するためにはどのような入浴の仕方が効果的なのでしょうか?
まずは最適なお湯の温度ですが、だいたい37℃~39℃くらいが良いでしょう。
少しぬるいな、と感じるかもしれませんが、入浴剤の入ったぬるめのお湯にゆっくりと浸かるころが腰痛緩和には効果的なのです。
夏場は良いですが、冬場に40℃以下のお湯に浸かるのがきついという方は、熱めのお湯に浸して絞ったタオルを首からかけてみてください。
上半身が寒くなるのを防ぐことができますよ。
湯船につかりながら軽い体操をするとさらに腰の痛みをとる効果が高まります。
浴槽のふちを両手で握り、左右交互にゆっくりと腰をひねってみましょう。
痛気持ちいいところでとめてOKです。
腰の筋肉がほぐれ辛さが緩和されるはずです。
また痛いところを優しくこすればさらに血流が良くなります。
だいたい30分ほどゆっくりと浸かるようにしましょう。
もし途中で喉が乾いた場合は、水分を十分に取ってください。
脱水状態になると筋肉がこわばってしまい、かえって腰痛を悪化させてしまう危険性があります。
水の入ったペットボトルを風呂場に用意しておくと良いでしょう。
入浴後は体が冷える前に衣服を着て温かくしましょう。
入浴剤の温浴効果によって熱く感じるかもしれませんが、湯冷めしてしまっては元も子もありません。
特に冬場が冷えやすいので、脱衣所を暖房機で暖かくしたり、パジャマを前もって準備しておいてください。
パジャマの上に腹巻をつければ、入浴後も腰を冷やすことがないのでおすすめです。
体が冷えきる前に布団に入り就寝するのが理想ですが、すぐに寝れない場合は暖かい部屋で過ごすようにしましょう。
まとめ
いかがでしたか?
入浴剤を入れるだけで辛い腰痛が緩和されるのはとても嬉しいですよね。
最近は入浴剤の種類もとても多く、選ぶのもひとつの楽しみになると思います。
特に香りの良いものはリラックス効果も高く、心までハッピーにしてくれます。
腰痛もちの方はもちろん、ゆっくりと落ち着きたい方、元気をチャージしたい方も入浴剤を使いましょう。