手作り入浴剤にチャレンジしてみよう。プレゼントにも喜ばれます
新しい趣味を探していて、お風呂タイムをもっと充実させたいのならば手作りの入浴剤にチャレンジしてみませんか?
材料をそろえるのはとても簡単で、手順も難しくありません。
そして、アイデア次第で色々なアレンジを楽しむことができます。
自分で楽しむだけでなく、ちょっとしたプレゼントにもとてもおすすめです。
自分好みの入浴剤を作ってみましょう。
目次
バスボムは自宅で作れます
入浴剤の中でもとくに人気が高いのがバスボムと言われるものです。
固形で、お湯の中に入れるとシュワシュワと炭酸ガスを発しながら溶けていきます。
この炭酸ガスは見た目が面白く、ゴージャスな気分が味わえるだけでなく、筋肉をほぐして血行を良くします。
腰痛や肩こり、冷え性、便秘などを予防したり改善したりする効果が期待できます。
美肌の効果もあると言われています。
さらに、炭酸の力でお風呂までキレイになります。
バスボムの主成分で、炭酸ガスのもととなるものは重曹です。
これは掃除に使えたり、野草や豆の灰汁抜きにも重宝するほか、お饅頭を膨らますのにもつかわれたりするものです。
普通のスーパーなどで簡単に手に入れることができ、価格もそれほど高くありません。
長期間保存することもできます。
新しい趣味を始めたい人、手作りが好きな人、お風呂タイムをもっと充実させたい人にとって手作りの入浴剤はとてもおすすめです。
基本のバスボムの作り方
まずは基本のバスボムの作り方を知りましょう。
用意するもの
バスボム作りに必要なのは重曹100g、クエン酸50g、かたくり粉またはコースターチ50g、水少々です。
全て、一般的なスーパーの食料品コーナーで手に入れることができます。
手順
作り方はまず、水以外の材料を全て混ぜ合わせます。
このあとに、水をダマにならないように少しずつ加えながらよく混ぜていきます。
この時に水が多過ぎてしまうと出来上がりがベタベタになってしまったり、お風呂に入れても発砲しなくなってしまったりしてしまうので、慎重に様子を見ながら加えていくようにしましょう。
指で固めてみて、少し固まるくらいの固さになったら丸めてラップに包み、半日から1日ほどそのまま放置しておきます。
時折、おにぎりを握るようにぎゅっと手で固めるとしっかりと固まります。
翌日にお風呂に入れて楽しみます。
手作りバスボムの注意点
手作りのバスボムを楽しむためにはいくつかの注意点があります。
湿気のないところで保管する
重曹は湿気を吸収する性質があります。
湿気の多いところで長時間保管するとお風呂での発砲が悪くなってしまったり、形が崩れてしまったりします。
とくに、梅雨の時期は注意をしましょう。
早めに使う
手作りのバスボムの魅力の1つは保存料が含まれていないことにあります。
しかし、だからこそ、早めに使い切らないと品質が変わってしまったり、かびたりしてしまう危険性があります。
なんらかのフレーバーが入っている場合はそれが腐敗してしまったり、変質してしまったりする可能性もあります。
プレゼントするときにも早めに使うようにと一言添えると良いでしょう。
風呂釜の説明書を良く読む
自宅の風呂釜の説明書を良く読んでから入浴剤を使用しましょう。
稀ですが、重曹やクエン酸が含まれた入浴剤の使用を禁止している製品もあります。
風呂釜が壊れてしまったり、汚れてしまったりする原因になってしまう可能性があります。
肌の状態が悪い時には使用しない
重曹や入浴剤には美肌効果が期待できますが、肌が弱っている時や湿疹がある時、傷がある時は刺激が強すぎたり、症状を悪化させてしまったりする場合があります。
使用は控えるようにしましょう。
小さい子どもの手の届かないところに
重曹やクエン酸は食用ですし、口に入れたとしても美味しいものではありません。
しかし、見た目が綺麗だと小さな子どもが興味を持ったり、触ったりしたくなってしまうので、手の届かないところに保管しましょう。
バスボムは型を使えばよりオシャレに
バスボムは手でおにぎりやお団子を作るように丸めても良いですが、なんらかの型を使うことでよりオシャレになります。
製氷皿
製氷皿を使うと同じ形のモノを量産することができます。
シンプルに直方体のものでも良いですし、ハート型や大きいものなどバラエティー豊かです。
お菓子用の型
焼き菓子用やゼリー用の型もおすすめです。
綺麗な形、面白い形のものなどが豊富にそろっています。
卵パック、ペットボトルなど
あまりお金をかけたくないけれど、面白い形の入浴剤を作りたいという人におすすめです。
卵パックやペットボトルの底などで入浴剤を固めるとユニークな形になります。
ガチャガチャの殻
丸い形のバスボムを作りたかったらガチャガチャの型を利用すると綺麗にできます。
バスボムに色を付けたい場合
白いバスボムでは味気が無いという場合は色を付けることでより楽しく、華やかなバスボムを作ることができます。
色を付けるときは重曹やクエン酸に混ぜるのではなく、かたくり粉のほうにあらかじめ混ぜてから作るとうまく混ざります。
始めはなかなか色の濃さの調整が難しく、思ったような発色にならないこともありますが、それも手作りの醍醐味です。
いろいろ試してみましょう。
食用色素を使う
1番簡単で安くできる着色方法です。
食用色素で色を付けてみましょう。
バスソルトを使う
バスソルトを使うことで、バスソルトの発汗効果も得ることができます。
香り付きならば香りも楽しむことができます。
好みのバスソルトで好みの形のバスボム作りにチャレンジしてみましょう。
バスソルトだけでなく、粉状の入浴剤もおすすめです。
フレーバー入りでもっと楽しく
なんらかのフレーバーをバスボムに入れることで見た目が可愛くなったり、ゴージャスだったりする印象にできます。
アロマオイル
好みのアロマオイルを水以外の材料を入れた段階で数的垂らすことで、香りのあるバスボムを作ることができます。
ドライフラワー
ドライフラワーは全てに混ぜ込んでも良いですが、型を取る時に表面にトッピングすると見た目がとても華やかになります。
ラベンダーやバラがとくにおすすめです。
しかし、一方でドライフラワーは見た目が良く、お風呂に入れるとドライフラワーが湯船の中に広がって楽しいですが、後始末が大変です。
細かいくずが排水溝に詰まってしまうこともあるかもしれません。
もっと手軽に楽しみたい人は
手作りの入浴剤に興味はあるけれど、型を取るなんて面倒だ、1日も待っていられないという人にはもっとお手軽な方法があります。
それは、重曹とクエン酸を3対1の割合でビニール袋やタッパーなどに入れてシャカシャカと混ぜてお風呂に入れるだけです。
プレゼントするときはラッピングに力を
見た目が良いバスボムはちょっとしたプレゼントにもとてもおすすめです。
プレゼントするときはラッピングに力を入れましょう。
品質が変わらないようにしっかりと密封することがポイントです。
サランラップでキャンディのように包み、リボンやモールで両端を止めるだけでも素敵です。
ドライフラワーを使う場合はお風呂の後始末が大変になってしまうかもしれないことを考慮して、あらかじめ相手の好みを聞いておいたり、一言添えたりすると親切です。
まとめ
重曹とクエン酸、そしてかたくり粉だけで簡単に打っているようなバスボムを作ることができます。
入浴剤が好きだけれど、市販の入浴剤は好みを毎日使うのは少し高く感じたり、好みに合わない場合は手作りの入浴剤がおすすめです。
シンプルに低コストで楽しむこともできますし、フレーバーや形、色などをいろいろと遊ぶこともできます。