冷え性に塩入りお風呂はどうなの?その効果と塩系おすすめ入浴剤をご紹介!
お風呂に塩というのはよく聞かれると思います。
体を温めて腰痛や冷え性に良いとか美肌効果があるとか、いろいろな口コミ情報は聞かれます。
しかし、その入浴のための塩効果の実質はどうなのでしょうか?
本当に噂通り冷え性のための効能はあるのでしょうか?
塩がお風呂にどの程度の濃度で薄まっているのなら良いのか?
また、塩系の入浴剤がなぜ冷え性に良いのか?
などの疑問にお答えします。
さらに、おすすめの入浴剤もご紹介します。
塩には、本来どのような効果があるのか?なぜ入浴に良いの?
塩によってデトックスの効果があるなんて事はよく聞かれます。
その他にも、いろいろな効能があるようですが、塩にはもともとどのような力があるのでしょうか?
よく、塩風呂は体を温めるとだけ説明されていて根拠がないので、疑問に感じつつ塩風呂効果のブログやネットのページを読まれることがおありだと思います。
浴槽に塩が入ったお風呂に入ると、やはり塩の入っていないお風呂に比べて体が温まるようです。
これは、調査された実験結果から算出された結果のようです。
入浴後の体温の変化で調べてみても、塩の入っていない場合と比べて明らかに、体温は高く血流も良い状態が保たれています。
この情報についてさらに詳しく知りたい方は、社会法人日本塩工業会の塩の情報室で検索できます。
この裏付けから塩には明らかな保湿効果アリということがわかります。
そして、この保湿効果は冷え性にはかなり良い入浴用の素材だということも理解できます。
では、冷え性になってしまうのはどうしてなのでしょうか?
基礎代謝の低下
基礎代謝は年齢とともに低下するもので、年齢に合わせてコンディションを整える必要があります。
ところが、現代の生活スタイルですと年齢に関係なく基礎代謝は悪くなっています。
その大きな原因がエアコンです。
どうして、エアコンが悪いのか?
と疑問です。
この点を理解していただくため基礎代謝と体温には大きな関係性があることを知っておく必要があります。
もし、体温が低いのならそれだけ代謝が悪いということです。
そして、いつもエアコンの温度設定はどれくらいなのでしょうか?
大抵18℃までは設定しなくとも、常々、24℃前後が多いはずです。
ところが、これでは、せっかく体内に備えられている体温調整がうまくいかない可能性があります。
というのが、夏のように暑い季節ではその気候に合わせて体が順応できるようなシステムが体には備わっています。
そこで、設定温度でおすすめなのが26℃だといわれています。
エアコンを生産しているダイキンの調査による結果です。
また、湿度設定も蒸し暑いからと言って40%以下にしがちですが、こちらも基礎代謝を上げるために60%がベストと言われています。
しかし、問題なのがどれほど多くの方がこのような知識に基づいてエアコンを使用しているでしょうか?
実際のところエアコンを使用した時点で体の代謝は上がりにくいような環境です。
だからこそ冷え性や低体温で苦しむ人が増えているわけです。
そこで、おすすめなのが塩風呂による代謝の向上です。
塩風呂はなぜ冷え性にも良いのか?
先ほどもお伝えしたように、塩風呂には体温を1℃も上がるように促し、入浴後にも体温を保温する効果があります。
まず、塩そのものには毛穴の詰まりを取り除き発汗を促す効果があります。
これは、いわゆるデトックスを促すために重要なポイントです。
水銀などの毒素を私たちは毎日の生活の中で自然と取り込んでいます。
このような体内に含まれてしまう毒を汗で取り出す必要があります。
残念なことに排尿や爪あるいは髪の毛でのデトックスでは取り除かれる毒素に限りがあります。
そして、この発汗が代謝を向上させ、燃焼が増し加わるので冷え性を緩和するのにも効果的なのです。
さらに、冷え性におすすめなのが半身浴です。
そのためには、熱めのお湯よりも40℃程度のぬるま湯で、最低15分の入浴が進められます。
そのためにも、塩は熱の保温効果があるわけで、半身浴後の保温状態の時間が長くなるので冷え性の方に効果的な入浴方法となります。
このように、塩による入浴は冷え性にはもってこいの入浴アイテムです。
入浴のための塩の上手な使用方法とは?ポイントは?
では、どのように塩を活用すればよいのでしょうか?
これは、特別の方法などなく塩を浴槽に入れて終わりです。
このようにシンプルだからこそ冷え性の方におすすめなんです。
それでも、一応、注意しておくべき点がいくつかあります。
まず、塩の量です。
180あるいは200リットルに対して大サジ3杯程度で十分です。
もし多すぎるなら、それはそれで、皮膚への影響がありますからこの点は、注意しておく必要があります。
次に、どれほどの頻度での塩入りお風呂の入浴が良いのか?
という点です。
毎日でも良いですが、塩は浴槽へのダメージも大きいことを考えると週に3日がおすすめです。
それだけでも、効果はあります。
別の注意点は、発汗作用が十分すぎるので、シャワーで汗を流してもう一度入浴することをおすすめします。
その二度目の入浴後も塩をシャワーで洗い流すようにします。
おすすめの塩入り入浴剤
では、入浴におすすめの塩入浴剤にはどのようなものがあるのでしょうか?
どの塩でも大丈夫なの?
といった疑問を持ちます。
これは、大切な点です。
どの塩でも十分に塩風呂の効果を期待できまるわけではないからです。
そこで、おすすめの塩と塩系の入浴剤をご紹介します。
ラグゼデッドシーバスソルト
中東のイスラエルに存在する死海の塩という名前の塩入り浴剤です。
死海の塩の濃度は異常に高くて、なんと30%もの濃度で、人が入るとその濃度の高さゆえに体ごと水面で浮かぶ状態がキープされます。
この入浴剤はその死海でとれた塩を凝縮されたものが使用されています。
ミネラルの種類が豊富で海水の塩よりも約2倍も含まれていて、マグネシウム、カリウム、ナトリウムなどが豊富に含まれています。
ミネラル塩分濃度がこのように高いので当然、肌にもよく、また塩入り入浴剤として冷え性解消のため基礎代謝を上げる半身浴にも適合しており多くの効果が期待できます。
容量も2kgで、値段が¥3000ほどです。
ただ、こちらの値段もサイトによってはかなりの低価格で、時には50%以上offで売ってあることもあるのでお買い得です。
塩入り入浴で冷え性解消には自信を持っておすすめできる入浴剤です。
ミネラルマルシェヒマラヤ岩塩ブラックソルト
こちらは、ヒマラヤシリーズの岩塩での入浴剤です。
こちらが、おすすめできる主な理由は、その驚きの安さです。
かといって効果を期待できないわけではなく、本格的な岩塩でヒマラヤで採取された貴重な岩塩を入浴剤として使用できます。
値段は1kgで、¥760です。
匂いが温泉の香りがしますが、それはマグマによって焼かれたことによって出来上がった岩塩のためで、色もそのために黒く色づいています。
冷え性対策の塩入り入浴剤は続けられてこそ意味があるので、アロマオイルとの組み合わせででも、楽しむことができます。
塩も3億年以上も前の塩というとおり、現代の汚い大気に汚染されていない貴重な塩で安全面でもクリアーな塩です。
シークリスタルスエプソムソルト
こちらは、日本産の塩を高品質に精製された入浴剤用の塩です。
値段は¥2800と¥3000近いですが、容量は8kgであることを考えると値段もそれほど高くはありません。
こちらは、容量の多さからついつい買い忘れをしてしまいがちな方や塩入り入浴剤を長期で試してみたいという方にもおすすめします。
硫黄マグネシウムが主要な成分で、不足しがちなマグネシウムを補ってくれる面でも効果ありで、乾燥肌にも適した入浴剤です。
また、塩分というよりもマグネシウムを中心とした成分なので、塩入り入浴剤としては特殊な入浴剤で、不足しがちなカルシウムを肌の細胞レベルから修復してくれます。
主な効果として美肌効果にも効果的で、冷え性と肌の美しさの両面での効果も期待できます。
まとめ
冷え性は、夏や冬など関係なく現代のライフスタイルではやっかいな問題です。
環境そのものを変えることはできないので、慢性的な持病や健康上の問題になってしまいがちです。
しかし、毎日あるいは日本人が頻繁に使用する入浴方法を工夫すれば解消できる問題でもあります。
そのための塩でもあり正しい入浴方法と塩入り入浴剤に関する知識をもってすれば、この冷え性問題を解決できます。
試してみましょう!