疲労から来る”肩こり”の解消法とおすすめの入浴剤と注意点
皆さんは肩こりに悩まされていませんか?
肩こりは放置して置くと酷くなり治りにくくなってしまい、姿勢も悪くなりやすいですし腰痛や頭痛にまで影響を及ぼしてしまう事もあるのです。
そうなる前に入浴時間をほんの少し増やし、リラックス効果と疲労回復をしましょう。
現代社会だからこそ日常に必要なだと私は思います。
ここでは肩こりに効く入浴方法と、おすすめの入浴剤をご紹介します。
肩こりについて
肩こりになる原因は人それぞれですが、無意識に肩や首に力が入りパンパンになってしまう状態のことです。
”生活習慣”や日常での”ストレス”などなかなか解決するには難しいです。
目の疲れや姿勢など身体が疲れてしまうと体の血行も悪くなり、筋肉が硬くなり張ってしまいます。
そして肩こりを改善するためには血行を良くすることが大切です。
肩こり解消法
まず肩こりを解消するコツは、38°-40°ぬるめの温度で入浴することです。
特に最近ではデスクワークや長時間同じ姿勢からくる”首こり”になる方が多いので、首まで浸かると効果あります。
ぬるめのお湯で温まることにより、ゆっくり温まることができ張っている神経に負担無く血行促進できます。
眠っている時間が唯一、肩に力が入っていない状態です。
なのでそしてなるべく寝る1~2時間前に入浴しましょう。
何故なら、体の体温が下がってきた時が眠るタイミングだと言われていますので眠る時間を決めて入浴すると寝付きが良くなります。
肩こりが酷い時の入浴法
始めに湯船に浸かりながら肩を動かしてほぐしていきます。
ぬるま湯に浸かって肩をストレッチすることに肩が温まってきたら肩甲骨あたりをまわすような感じで、肩を前から後ろにゆっくり5回程まわします。
その後、手を後ろに組んで胸を張るようにして背中を伸ばします。
この肩回しと背中伸ばしのストレッチを、私はだいたい3セットするようにしています。
肩のストレッチが終わったら今度は首のストレッチです。
これは本当に簡単でまず左右に倒し、首を左右に動かします。
あまり急激にやると首に負担が来る場合があるので、ゆっくりと首を動かしましょう。
目の疲れが原因で肩こりになる方は“蒸しタオル”をしながらもおすすめ。
半身浴が流行っていますが、”肩こり”の方半身浴はおすすめしません。
肩こりは冷え(血流の悪さ)からも来るので、半身浴では反対に上半身を冷やしてしまいます。
肩こり緩和の場合は、まずはお風呂で肩まで浸かり筋肉を温めましょう。
炭酸ガス
『疲労回復』には炭酸ガスの入浴剤をおすすめします。
炭酸ガス系入浴剤は入浴剤が溶けきり「炭酸の泡が止まってからの方が効果ある」ということはご存知でしたでしょうか?
泡が止まると、お湯に炭酸が溶けきったサインでもあり、効果が十分に湯船に広まったというサインでもあります。
そして炭酸が溶けたお風呂に入ると、皮膚から炭酸が浸透し、血管を押し広げ血量が多く流れます。
この炭酸ガスの効果により血行促進され、体の芯から温まり、肩こりや冷えを解消、疲労回復に効果を発揮します。
天然塩
肩こりには、下半身の冷えが影響していることもあります。
冷えを我慢しているうちに肩に力が入り、コリが進むということも考えられますし、下半身が冷えているために逆に余分な熱が肩にたまり、肩こりの原因になっている場合もあります。
こんな方には、入浴時に首から肩・腕にかけて天然塩を塗り、痛み(コリ)のある部分を重点的に首から徐々に下方向に向けての塩マッサ-ジをすると血行がよくなります。
市販入浴剤おすすめ
きき湯 ・ カリウム芒硝炭酸湯
黄色のパッケージになります。
翌日の症状を和らげる入浴剤で「肩こり・疲労回復」に効果あり。
温泉ミネラル(塩化カリウム・芒硝)+炭酸ガスが温浴効果を高めて血行促進し、筋肉の緊張を和らげて肩こりや疲労を緩和します。
香りが気分やさしいはちみつレモンの香りで、お湯の色は檸檬色の湯です。
バブ ・メディケイティッド
高濃度の炭酸で約10倍の泡の数が出て、しっとりしたお湯になります。
毛細血管を広げ血行を良くする効果があります。
疲労・肩こり(首こり)に効果ありで、循環や新陳代謝が高まり疲労回復やコリの痛みがやわらぎます。
赤ちゃんの入浴も可能で匂いもきつくないので一緒に入れます。
バスロマン ・ ヒノキ湯
保湿、血行促進があり温まりやすいです。
時期問わず使えるので乾燥が気になる方や、お風呂上がりもサラサラなので小さなお子さまでも使えます。
女性の方におすすめ
女性の方匂いに敏感なのでアロマなど生活の一部に取り入れると身体共に癒されます。
特にグレープフルーツ・ジャスミン・ローズ・ラベンダーなど、リラックス効果の高い6種類のアロマの入浴剤は、温浴効果を高め血行を良くして肩こりや疲労回復にも有効でおすすめの入浴剤です。
そして目の疲れからクマが出来き肩こりや姿勢が崩れてしまうので、まずは入浴剤を生活に取り入れてみてはどうでしょうか?
入浴方法
ベストは38°~40°で肩までゆっくり浸かります。
注意点は長い時間、首まで浸からない事です。
意外と首の部分まで湯船に浸かっていると大量の汗が出やすく脱水症状になりやいです。
なので『肩や首が温まってきたな』 と思ったら一度胸のあたりまで出て、汗が落ち着いたらまた深く浸かると全身の血行が良くなり、目の疲れも取れやすいです。
温度でお風呂に入ることで「温熱効果」に副交感神経が刺激されてゆっくり芯まで温まりやすくなります。
38°-40°の湯船に浸かることで体への負担も少なくリラックス効果が高まります。
入浴時間は大体15~20分ほどにしましょう。
汗をかいたら小まめに水分補給をすると血液もサラサラになります。
上がった後はシャワーで流さない方が良いです。
入浴剤の成分を吸収したまま出ることで、肩こり防止の効果を上げることができますし、寝付きも良くなり朝の肩の痛みをおさえられます。
疲労回復
肩こりは放置しておけば置くほど酷くなってしまうので、一日の終わりに血行を良くしコリを取ることをおすすめします。
翌日に疲れを持ち越さない為にも湯船に浸かることはとても大切です。
リラックス効果
入浴剤を入れることで身体的ストレスも解消できます。
肩こりはまず肩の力を抜ける状態でないとなかなかリラックスは難しいです。
自分に合う匂いや色で癒されるのも良いでしょう。
注意点
なるべく食後に入浴は避けましょう。
身体を温める発汗効果の高い入浴剤を入れたお風呂に入ってしまうと、食べたものが消化しにくくなります。
湯船に入り汗をかくことは、運動をしていなくても多くのエネルギーを使います。
本来食べたものを消化に使うはずのエネルギーまで使ってしまい、消化が進まなくなります。
そして髪が長い女性は注意が必要です。
濡れた髪をそのまま自然乾燥させようとしていると、濡れた髪が肌から熱を奪い首や肩を冷やしてしまいます。
なのでまず、お風呂から上がったら髪を優先的にドライヤーで乾かしましょう。
まとめ
最近では年齢問わず若い方も肩こりに悩まされています。
忙しくても最低週に2.3回はお気に入りの入浴剤で湯船にゆっくり浸かってみてはどうですか?
私も社会人になってから長年、肩こりに悩まされていました。
身体を温めることで身体への負担を解消でき、夜も一定の時間になると眠くなり生活リズムを整えられるきっかけになりました。
時期によって入浴剤を変えることで一つの楽しみになりますし、気分転換にもなります。
ストレスや疲れに負けない身体を作りましょう!